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配達少女「お届けものでーす」3/4



配達少女「お届けものでーす」



205 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/01/10(月) 07:59:58.60 ID:HgHzkcq3o

少女「あれから五日がたったよ」

少女「あの後ユウ君は、ちゃんと家に帰ってくれたんだ」

少女「手紙にはなにが書いてあったって? それは分からないよポッチャ」

少女「でもね、大体予想はつくな」

少女「でも秘密ー、えへへ」

少女「あ、二郎さんの準備ができたみたい。行ってくるね、ポッチャ」





元スレ
配達少女「お届けものでーす」
[SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServise掲示板]





206 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/01/10(月) 08:00:38.40 ID:HgHzkcq3o

少女「おはようございます、新聞です」

少女「あ……ひ、久しぶりだねユウ君」

少女「あれから元気にしてた……?」

少女「あ、その、ごめん」

少女「え? もういい?」

少女「……何かあった?」



207 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/01/10(月) 08:01:17.77 ID:HgHzkcq3o

 ユウ君は『男がユイの勉強を見てると聞いた時、嫌な思いがした』と言った。
 そして、仏頂面で、『だからもういい』とも
 それを聞いて、わたしは少しだけ安心したのだ。

 そして、数カ月後――



208 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/01/10(月) 08:01:47.97 ID:HgHzkcq3o

少女「あ、二郎さん、ちょっととめて」

少女「あそこを歩いてるの、ユウ君とユイちゃんじゃないですかね?」

少女「あ、やっぱりそうだ」

少女「一緒に登校してるんですね」

少女「ふふ、お似合いのカップルです」

少女「……これからいろいろあると思うけど、お幸せに」

少女「もういいですよ、二郎さん。出してください」

少女「いいですねえ、ああいうの。こころがほっこりします」

少女「わたしたちもああいうカップルになれたらなー」

少女「小突かないでくださーい」



209 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/01/10(月) 08:02:39.81 ID:HgHzkcq3o

少女「え? なんでまだわたしと二人乗りしなけりゃならないんだって?」

少女「だって、今度は二郎さんのバイクが故障じゃないですか」

少女「歩いていく? そんなの疲れますよ」

少女「それにわたしとくっついていられるチャンスなんてそうそうないですよ?」

少女「チャンスはしっかり生かさないといけません」

少女「そんなチャンスはドブに捨てる? バチが当たりますよ!」

少女「まあ、今当たってるのは、わたしの胸ですけどね」

少女「ふふー、当ててんのよーっと」

少女「わ、ちょっとバランス崩さないでくださーい」

少女「よしゴーゴー!」



217 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:21:48.44 ID:Rbv6wmXAO
上司「12月に入ってからみんな忙しそうでかまってくれない」

上司「……」

上司「つまらんつまらんつまらん」

上司「なんかないのか…」

上司「お…?あいつらまた一緒に帰るのか」

上司「仲がいい割には進展してなさそうだな…」

上司「…そうだ!」

上司「ふひひっ」


218 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:22:48.69 ID:Rbv6wmXAO
青年「あ、おはようございます」

青年「いやあ年賀状の仕分けでてんてこ舞いっスよ」

青年「…は?」

青年「なんで俺がセンパイに?」

青年「ちょっ…今“面白そう”って言わなかったっスか?」

青年「いや絶対言ったし…」

青年「えぇ!?業務命令って…」

青年「減給とかそんな無茶苦茶な!」

青年「わかったっスよ…送るっス」


219 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:23:21.78 ID:Rbv6wmXAO
少女「お疲れさまでーす」

少女「そういえば聞きました?」

少女「何がって年賀状ですよ年賀状」

少女「さては…忘れてましはぅっ」

少女「もーっ!」

少女「私…楽しみにしてるんですから」

少女「絶対に送ってくださいね?」

少女「絶対の絶対ですよ!」


220 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:24:30.29 ID:Rbv6wmXAO
青年「お、終わった…これで帰れる…」

青年「あ!お疲れっした!」

青年「今年はお世話になりました」

青年「よいおと……あ」

青年「いやいやいやいや」

青年「全然忘れてないっスよ!」

青年「忙しかったから、今からなんスけどね」

青年「ちゃんと出しますって!」

青年「さーて頑張るかなー!」

青年「うぅ…帰りてぇ…」

青年「……減給よりましか」


221 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:25:55.87 ID:Rbv6wmXAO
少女「ふぅ…ふぅ…」

少女「ああもうこんな時間」

少女「あれっまだ残ってたんですか?」

少女「って今なにを隠したんですか!」

少女「見せてくださいよう」

少女「…なるほど、えっちぃのですね?」

少女「なら見せてくれてもいいじゃないですか!」

少女「見せて見せて見せて見せきゃんっ!?」

少女「い、一緒に帰ってあげませんよ!?」

少女「えっやっ…ま、待って!」

少女「置いてかないでください!」


222 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:27:08.29 ID:Rbv6wmXAO
上司「なんだお前たちこんな時間まで」

上司「ふーん仲のよろしいことで」

上司「二人で真っ赤になって同じリアクションをされてもな」

上司「さあ早く帰らないと道ばたで新年を迎えるぞ?」

上司「おう、お疲れさん。よいお年を」

上司「……何をしてるんだ?」

上司「また故障か…」

上司「二郎、お前の家の方が近いだろう」

上司「お前の家で新年を迎えさせてやれ」

上司「は?こんな時間に女の子を一人で帰らせるつもりか?」

上司「これは上司命令だ!わかったな!」

上司「わかればよろしい。じゃ、気をつけて帰れよ」

上司「さあ私も帰るか…あいつらうまいこといくかね…」

上司「ふひひっ」


223 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:28:43.29 ID:Rbv6wmXAO
青年「どうぞ…センパイも何か飲むっスか?」

青年「って、こたつに入る前にうがい!手荒い!」

青年「よろしい」

青年「……」

青年「…なんかしゃべれよ」

青年「……」

青年「あー…あっ」

青年「いやセンパイからどうぞ」

青年「いやいや」

青年「いやいやいやいや」

青年「とぅっ」

青年「あいたっいたたっ」

青年「わ、わかったっスよ…」


224 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:29:22.43 ID:Rbv6wmXAO
少女「う、うん…こちらこそ…」

少女「私も、今年はお世話になりました」

少女「来年もよろしくお願いしますね?」

少女「…あと少しですね」

少女「……」

少女「あ、あのっ」

少女「隣…行ってもいいですか…?」

少女「…えへへ」

少女「……」


225 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:30:17.51 ID:Rbv6wmXAO
青年「っ!?」

青年「センパイ…」

青年「……」

青年「なっ…手を握っただけでそんなに慌てなくても…」

青年「自分は二ケツで胸とか押しつけてくるくせに」

青年「いてっ」

青年「……」


226 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:31:16.87 ID:Rbv6wmXAO
少女「あけまして、おめでとうございます」

少女「……」

少女「なんか…嬉しいです」

少女「なぜって?」

少女「それは…新しい年を大切な…」

少女「って言わせないでくださいよぅ!」

少女「……」

少女「お願い…もう少しこのままで…」


227 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:33:49.51 ID:Rbv6wmXAO
青年「寝ちまった…」

青年「まいったな」

青年「……」

青年「こたつで寝たら風邪引くだろう」

青年「……」

青年「いい匂いしやがって…寝れないっつーの」

青年「……」

青年「今年もよろしく、センパイ」

青年「……」


228 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:34:51.06 ID:Rbv6wmXAO
少女「ふあ…」

少女「あのまま寝ちゃったんだ…」

少女「ふふっ…」

少女「意外とぷにぷにしてます…」

少女「うりうり」

少女「あ…おはようございます」

少女「…昨日は激しあぅっ」

少女「新年早々叩かないでくださいよぅ!」

少女「ほんの冗談じゃないですか…」

少女「そうだ!」

少女「年賀状、取ってきますね!」


229 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:36:09.56 ID:Rbv6wmXAO
青年「どうも…さて」

青年「センパイの年賀状はどこかな」

青年「ってなんでこの世の終わりみたいな顔をしてるんスか…」

青年「ああ…それなら大丈夫」

青年「俺、出してないし」

青年「いてっいてっや、やめっいたいっ」

青年「最後まで話を聞けって!」

青年「昨日書いたから、出したら遅くなるだろ?」

青年「だから、手渡ししようと思って持って帰ってきたんスよ」

青年「センパイの年賀状と、交換で」

青年「あった?」

青年「せーのっ」

青年「はいっ」


230 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 08:37:24.83 ID:Rbv6wmXAO
少女「う、うさぎさんがかわいい…」

少女「二郎さんは絵が上手なんですね…」

少女「わ、笑いすぎです!!」

少女「どっからどう見てもうさぎじゃないですか!」

少女「失礼な!宇宙人じゃないですよ!」

少女「…へ?」

少女「たまご?たまごがどうしたんですか?」

少女「あ……」

少女「なし!それなしで!」

少女「お願いします!もう一度私にチャンスを!」

少女「うわあああああぁぁぁんっっ」

少女「二郎さんのばかーっ!!」


おしまい


234 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 11:46:04.00 ID:Rbv6wmXAO
少女「二郎さん二郎さん」

少女「綺麗な花嫁さんですね」

少女「私もいつかこんな風に…」

少女「…え?えっ?」

少女「ご、ごめんなさい…」

少女「見るつもりはなかったんです」

少女「私の年賀状を探してるときに見つけて、気になって…」

少女「…ほぇ?」

少女「勝手に見ちゃったから怒ってるんじゃないんですか?」


235 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 11:56:37.17 ID:Rbv6wmXAO
少女「でも、ちょっと怖い顔してましたよ」

少女「えっと…聞いてもいいですか?」

少女「花婿さんじゃなくて花嫁さんがお知り合いだったんですね」

少女「お…お付き合い…してたんですか…」

少女「いえあの…その方とはもう…?」

少女「あ、あははっ…そりゃそうですよね結婚されたんですもんね」

少女「……」

少女「二郎さんには」

少女「二郎さんには…私がいるじゃないですか」

少女「いたっなんで叩くんですか!?」

少女「二郎さん…顔真っ赤」

少女「えへへ」


おわり


239 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 22:40:41.11 ID:Rbv6wmXAO
少女「お、終わりました…」

少女「さすがに疲れましたね」

少女「っていうか、今回のお仕事は配達じゃなくて引越ですよね…」

少女『一人暮らしの荷物だし、二人でいけるだろ』

少女「とかお気楽に言ってましたけど…」

少女「ふふっ、ほんとにあの人らしいです」

少女「さあ、そろそろ帰りましょうか!」


240 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 22:41:10.67 ID:Rbv6wmXAO
少女「~♪~~♪」

少女「えっ?違いますよぉ」

少女「ピクニックじゃなくて」

少女「線路は続くよどこまでも、ですよ」

少女「うー」

少女「笑わないでくださいよう…」

少女「……」

少女「~~♪~♪」


241 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 22:41:48.67 ID:Rbv6wmXAO
少女「あっ」

少女「次の信号で左へお願いします!」

少女「いいから曲がってください!」

少女「…急にごめんなさい」

少女「なんか大きな公園があるみたいで」

少女「行きがけに看板を見て気になってたんです」

少女「ちょっと…寄り道しませんか?」

少女「あははっもう曲がっちゃってますもんね」

少女「ではでは、公園へ!」


242 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 22:42:41.10 ID:Rbv6wmXAO
少女「ふあ…立派な公園ですね」

少女「せっかくですし、お散歩しましょ?」

少女「へへー」

少女「ご機嫌ですよぉ」

少女「~♪~♪」

少女「もう!今度はピクニックですよぅ!」

少女「わぁ!」


243 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 22:43:23.70 ID:Rbv6wmXAO
少女「綺麗な夕焼け…」

少女「……」

少女「えへへ…」

少女「手、あったかいです」

少女「……」

少女「っくちっ」

少女「そうですね。そろそろ戻りましょうか」

少女「…今度は、朝から来ましょうね?」

少女「はい!私、おべんと用意します!」


244 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 22:44:36.95 ID:Rbv6wmXAO
少女「暗くなるの、早い…」

少女「……」

少女「あ、あの…」

少女「なんかカップルが多いですね…」

少女「……」

少女「!!」

少女「……」

少女「あの…えっと…その…」

少女「いい…ですよ?」


245 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/11(火) 22:45:47.38 ID:Rbv6wmXAO
少女「二郎…さん…」

少女「あっ…」

少女「ん…」

少女「……」

少女「…?」

少女「!!」

少女「にゃにひゅるんでひゅかっ!?」

少女「俺から何も言ってないって?」

少女「言ってくれないんじゃないですか…」

少女「…ずっと待ってるのに」

少女「早くしないと、どっか行っちゃいますからねっ!」


おしまい

 
259 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]投稿日:2011/01/15(土) 01:09:07.83 ID:UjbxlyvAO
少女「ここが移転先…ですか?」

261 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]投稿日:2011/01/15(土) 07:44:41.29 ID:8c2NwONQo
青年「ここが新しい勤務地スか」


262 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/15(土) 11:09:08.85 ID:UjbxlyvAO
少女「そうみたい…ですね」

少女「あっ今日は朝礼があるみたい」

少女「二郎さん急ぎましょ!」


264 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]投稿日:2011/01/15(土) 13:36:59.75 ID:tAb+xa3+o
青年「センパイ、家が超遠くなるんで会社の借り上げ社宅なのはわかるんスけど」

青年「この家、やたら広くないっスか?」

青年「え?妻帯者用!?」

青年「ちょwwそんなの聞いてないっス!」

青年「他に空きが無い?…しょうがないっスかねー」

青年「ところでセンパイ、その大きな荷物はなんすか?」



265 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]投稿日:2011/01/15(土) 16:17:16.67 ID:UjbxlyvAO
少女「だ、だってしょうがないじゃないですか!」

少女「上司さんが一部屋しかないから一緒に住めって…」

少女「私だって抗議したんですよ!?」

少女「けけけけけ結婚前の男女がひとつ屋根の下だなんて…」

少女「二郎さんは…わ、私と一緒じゃ…いや…ですか…?」


268 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 19:55:37.98 ID:MmzF2gLTo




少女「お久しぶりでーす!」






269 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:07:11.76 ID:MmzF2gLTo

少女「え、しょっちゅう顔合わせてるだろって?」

少女「急にそんな気分になることもありますよ」

少女「二郎さん、会いたかった―!」

少女「いたっ。そんなに恥ずかしがることないじゃないですかー」

少女「あ、局長もお久しぶりです!」

少女「いや、なんとなくですよ」

少女「自分にはとびついて来ないのか、ですか?」

少女「ええと……局長は若干加齢臭が……」

少女「ああ! そんなに落ち込まないでください!」



270 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:08:03.93 ID:MmzF2gLTo

少女「さあて、久しぶりの配達配達ー、昨日もやったけどー♪」ブロロロ……


 キキッ!


少女「お届けものでーす!」

少女「……」

少女「いないのかな?」

少女「わっ! いらっしゃったんですか」

少女「ええ、お届けものです。ハンコかサインお願いします」

少女「――はい、ありがとうございました―」

少女「……」

少女(なんだか、怪しげな人だったなあ)


     ・
     ・
     ・


少女「――ってことがあったんですけどね」

少女「普通の配達風景? そうですけど、なんだかその人挙動不審というかなんというか」

少女「場所は○○マンションです。年齢ですか? 三十くらいに見えました。恰好はよさげなスーツですが、どことなく疲れたサラリーマンといったところでしょうか」

少女「うーん、なんだか引っかかる」

少女「馬鹿が深く考えるな? 誰が馬鹿ですか―!」



271 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:08:54.42 ID:MmzF2gLTo

少女「あったらしーい朝が来た、っと」ブロロロ……

少女「えーと次のお届けものは……」

少女「あれ? 昨日と同じところ?」


     ・
     ・
     ・


少女「お届けものでーす」

少女「あ、ハンコかサインを……んん?」

少女「え、あ、いや、なんでもないです。ありがとうございました―」


     ・
     ・
     ・


少女「うーん……」

少女「あ、二郎さん」

少女「何を考えているか、ですか? 実はですね、昨日言ってたことと関係あることなんですよ」

少女「そう、昨日の怪しい人です」

少女「どういうわけか、今日もあそこに配達があったんですが……」

少女「出てきた人が、昨日と違ったんです」

少女「いや違うんですよ。奥さんとか子供じゃなくて、同じくらいの年齢の、別の男性でした」

少女「なんか怪しくないですか?」

少女「え? わたしたちみたいに仕事で同棲しているのかも? そうかもしれませんが」



272 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:09:21.06 ID:MmzF2gLTo

少女「……」

少女「また今朝も、この部屋の前にいるわけですが」

少女「まあ、考えていても仕方ありません、お仕事しないと」

少女「ごめんくださーい、お届けものでーす」

少女「あ、どうも……って」

少女(また違う人だ……)

少女「あ、いえ、ずいぶん大勢の男の人たちで住んでいるんだなーって」

少女「ご、ごめんなさい」

少女(に、睨まれたー!)


     ・
     ・
     ・


少女「やっぱり怪しい」

少女「いえ、かくかくしかじかで」

少女「えー? 怪しいですよう」

少女「あ、待って、一緒に帰りましょうよ!」



273 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:09:52.13 ID:MmzF2gLTo

少女「さて、現在朝の五時。出発前なのですが、気になることがあります」

少女「なんと、また配達物の中にあのマンション行きの配達物があるんです」

少女「何なんでしょうねえこれ。中くらいの包みですが」

少女「……」

少女「いやいや、開けるなんて。二郎さんじゃあるまいし」

少女「……」

少女「い、いけない……誘惑が」

少女「さっさと出発しましょう」

少女「っと!?」

少女「しまった、やっちゃいました! 配達物を落とすなんて!」

少女「しかも封が開いて中身がこぼれちゃいました! は、早くもとに戻さないと……」

少女「ん? これは?」



274 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:10:22.29 ID:MmzF2gLTo

少女「あ、じ、二郎さん。こ、これはですね、決してわざとというわけじゃ」

少女「そんな冷たい目で見ないでくださいよう……」

少女「二郎さんだって前に勝手に手紙開けたりしてたのに……」

少女「……あ、これですか? わたしにもよくわかりません。配達物の中に入っていた瓶なんですけど」

少女「中に入っているのは何かの薬でしょうかね? ラベルに何か書いてありますが読めません」

少女「あ、取らないでくださいよ」

少女「え? 二郎さん読めるんですか?」

少女「なんて書いてあります?」

少女「……なんでそんな変な顔を。危ないものなんですか?」



275 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:10:51.80 ID:MmzF2gLTo

 ピンポーン


少女「あれ? どなたでしょうか、こんな早い時間に」

少女「はーい」ガチャ

少女「え?」

少女「あなたがたは、あのマンションの……」


 ガッ――


少女「きゃっ!」ドサ

少女「い、一体何を……?」

少女「我々の計画がばれてしまっては仕方ない? な、何のことですか?」

少女「って、きゃああああああ!?」


 ガッ!


少女「じ、二郎さん! わたしの盾に……大丈夫ですか!?」

少女「!? なにやら二郎さんから怒りのオーラが!」

少女「駄目です二郎さん! そのままじゃス―パー二郎さんになっちゃいます!」



276 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:11:22.64 ID:MmzF2gLTo

少女「そ、それより、あなたたちの計画って何なんですか!?」

少女「知る必要はない? ここで始末するのだから?」

少女「そ、そんな物騒な……」

少女「って、局長!? こんなときに! 危ない!」


 ドグシャァッ――!


少女「……え?」

少女「きょ、局長?」

少女「局長が……局長が……!」

少女「局長のパンチがものすごい致死的な勢いで決まった―!?」

少女「そ、その吹っ飛んだ人大丈夫ですか?」

少女「なに、みねうち? パンチにみねうちなんてありますかー!?」



277 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:11:49.50 ID:MmzF2gLTo

少女「な、何やら制圧状態です。あちらは残り五人、こちらは局長と二郎さんの二人だけ……だというのに全く不安がありません」

少女「ん? 何を取り出しているんですか? 見たところセガのロボピッチャに見えますが」


 バシュ!


少女「な、何かが打ちあがりましたよ!?」


 ボン!


少女「何でしょうか、空に文字が……ボスケテ?」

少女「ボスケテってなんですか?」



278 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:12:23.01 ID:MmzF2gLTo

少女「はっ!?」

少女「1,2,3,4,5……6!?」

少女「一人、怪しい人が増えてます! いつの間に!?」

少女「え? あなたがボス?」

少女「……毛生え薬研究会?」

少女「ちょっと何言ってるのか分からないです」



279 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:13:15.95 ID:MmzF2gLTo

少女「えー……毛生え薬研究会って……」

少女「もっときな臭いものかと思えば、毛生え薬研究会、ですか……」

少女「いえ、いいんですけど、個人的にはせめて毛乳頭刺激活性化毛髪発生新薬開発協議会とかがいいなあ、って」

少女「いたた。二郎さん、こんなときに叩かないでくださいよ」

少女「それになんだか叩く手が脱力してますよ?」



280 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:13:43.32 ID:MmzF2gLTo

少女「しかしこれではっきりしましたね」

少女「あなたたちは毎日毛生え薬の原料となる薬を取り寄せて研究に研究を重ねていた訳です」

少女「そして、最終的にふさふさに髪を伸ばしたら今度は全員でお笑いコントグループを結成……」

少女「自分の髪形と同じカツラをかぶり、『それ、ヅラの意味ないやんけ』というギャグで一躍スターになろうとふふふ」

少女「二郎さん痛いですよう……」

少女「あ、ほら、当たりみたいですよ?」



281 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:14:11.04 ID:MmzF2gLTo

少女「まあ、わたしにかかればそんな企みなんて一目瞭然です!」

少女「ん? 今度は何を取り出しているんですか?」

少女「大きな……こけし?」

少女「コペルニクス一号、ですか」

少女「正直反応に困ります」



282 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:15:23.80 ID:MmzF2gLTo

 ジャッ!


少女「え!? あのこけし速い!?」


 ドガァッ!


少女「きょ、局長が!?」

少女「大丈夫ですか―!?」


 ジャッ!


少女「ひ、ひええ、今度はこっちに……」


 ドガァッ!


少女「じ、二郎さん! またわたしを庇って……」

少女「……もう、許しませんよ!」

少女「もう、これは使わないと決めいていましたが、封印解除です!」


 カッ――ドゴゴゴゴゴゴゴ!


少女「来なさい、それとも怖気づいたの?」


 ……ジャッ!


少女「そう、それでいいわ……喰らいなさい!」

少女「乱れっ」キュゥ…

少女「雪っ!」ゥゥ

少女「月っ!!」ゥン

少女「華っ!!!」ゴォッ


 ――ゴシャァッ!!




283 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/02(水) 20:17:12.68 ID:MmzF2gLTo

     ・
     ・
     ・


少女「今日も配達配達ー♪」

少女「あ、二郎さんと局長、おはようございます!」

少女「二人とも怪我はもう大丈夫なんですか?」

少女「そうですか、ならもう配達は大丈夫ですね!」

少女「ところで……」

少女「局長、ちょっと、その、後退しました?」

少女「あ、ええと、額が……です」

少女「ご、ごめんなさい、そんなに落ち込まないで!」

少女「これあげますから元気出してください」

少女「これですか? これはこの前のあの人たちが置いていった薬品から作った毛生え薬です。頑張ったのでぜひ試してみてください!」

少女「ええ? 怪しくないですよう……」

少女「ささ、思い切っていっちゃってください!」

少女「あ」

少女「それ、飲み薬じゃなくて、塗り薬です……」


291 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]投稿日:2011/02/06(日) 01:23:25.27 ID:uNrc8SxAO
超久しぶりにリク。

風邪を こじらせて(←ポイント)
寝込んでしまった青年。
 先輩が右往左往しながら看病するが、失敗して落ち込んでしまう。が…青年が(ry


292 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:25:38.56 ID:EecoKFlFo

 ――ックシュン!


青年「あー……」ズズ……

青年「あ? 風邪? いや大丈夫だ」

青年「大丈夫だって、配達にゃ影響しねえよ」

青年「分かったって、あったかくするから」

青年「ほれ、そっちも出発しろ出発」

青年「は? 行ってらっしゃいのキス?」

青年「……目をつぶれ」

青年「よしいくぞ」





 ペシ!



293 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:26:38.41 ID:EecoKFlFo

     ・
     ・
     ・


 ピピッ!


青年「三十七℃、ちょっと熱いか」

青年「ああ? いや大丈夫だ。風邪薬も飲んだし、明日には下がってるだろ」

青年「問題ない問題ない」

青年「……何、風邪が退散する寝る前のおまじない?」

青年「目をつぶれ? ……はあ、分かった」

青年「――っと、その手は食うか」ヨケ

青年「黙ってキスさせろ? だが断る」ペシ



294 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:27:07.86 ID:EecoKFlFo

 ピピッ!


青年「……三十九℃」

青年「ああ、そうだな熱だな」

青年「起きてみたらこれだ。参った」

青年「ああ、分かってる、今日は休みだ」

青年「……はあ? センパイも休むのか? なんでだよ」

青年「看病? センパイが俺を? なめんな馬鹿」スカ

青年「はずれた……だと?」



295 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:27:35.47 ID:EecoKFlFo

青年「どうやら思った以上に熱にやられているらしい、反撃を食らうとは」

青年「ああはいはい、大人しく寝てるからいちいちうるさい」

青年「ふう」


 ビチャ


青年「おい」

青年「なんで俺の額にびちゃびちゃの雑巾が乗っている?」

青年「阿呆か! 普通はきれいなタオルでしかも絞っておくだろうが!」

青年「何、ポッチャレータムの足ふきだから大丈夫? なお悪いわ!」



296 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:28:02.95 ID:EecoKFlFo

青年「ああ、怒鳴ったらめまいが……」

青年「はあ」


 ペリペリ


青年「? おお、ゼリーか。もらう」

青年「……」

青年「いや、なんだそれ」

青年「断る。誰があーんなぞするものか」

青年「口移しはもっとお断りだ!」



297 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:29:25.94 ID:EecoKFlFo

青年「だ、駄目だ、さらにめまいが……」

青年「ぬぬ」


 ドン


青年「……なんだこれは」

青年「ああ、分かってる、俺の目は健康だ。だが」

青年「なんで病人にハンバーグだ! ああ、そうだ良くできているとも! それがなお腹立たしい!」


 ――プツン


青年「お……?」フラ

青年「――」バタン



298 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:29:52.96 ID:EecoKFlFo

     ・
     ・
     ・


青年「……ん。んん……?」

青年「ああ……夕方か」

青年「寝てた、か。ったくあのセンパイ殿は……ん?」

青年「……寝てやがる。全く人の腹に突っ伏して呑気なもん――」

青年(……涙の跡)

青年「……」

青年「チッ」


     ・
     ・
     ・


青年「起きたか」

青年「……まあ、そのなんだ」

青年「――わっぷ」

青年「病人にいきなり飛び付くな……!」

青年「……」

青年「……あと泣くな」



299 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:30:35.09 ID:EecoKFlFo

青年「ああ。……うん。うん。そうか」

青年「いや、いい、謝るな。お前は頑張った。頑張ったから」

青年「……それがもうちょっと結果に結びつけばよかったんだけどな。わりと切実に」

青年「いや、悪かった撤回する。だから泣きやめ」

青年「……」

青年「……センパイには感謝してる」

青年「ばっ……うるさい黙って聞け」

青年「センパイには仕事を紹介してもらったし、色々教えてもらったりした」

青年「おかげでお袋も安心してるし、俺も満足してる」

青年「いや、それだけじゃないからもうちょっと我慢して聞け、鼻水拭け」



300 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:32:07.30 ID:EecoKFlFo

青年「いや、そのな……」

青年「なんて言ったらいいかその、センパイは明るいだろ?」

青年「いつも、元気を、その、もらってる」

青年「……ああいやだ、こんな幼稚な台詞を吐かなきゃいけねえなんて」

青年「でもな、それ以上に俺は、センパイの、いや、センパイが……違うな」

青年「~~っ! ああくそ! 言うぞ! 言うからな!」

青年「俺は、お前が――!」

青年「……」

青年「焦げ臭い」

青年「あ、いや、違う、今の話とは関係ない。ただ、なんか焦げ臭い」

青年「はあ!? 火をつけっぱなし!? さっさと消してこい阿呆!」ベシ!



301 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:32:38.83 ID:EecoKFlFo

     ・
     ・
     ・


青年「あ、もしもし、おはようございます局長。すみませんがまた休みもらえないスか? ええ、二人で」

青年「ああいや、俺は治ったんスけど、同居人が」

青年「はあ、うつったみたいで、ええ」

青年「つーわけで、今度は俺が看病です、はい」

青年「分かってます、明日には出れるようにするんで」

青年「~~っ! しないっスよ! 熱があるときのが気持ちいい? 知るかエロ親父が!」ガチャン

青年「ふー……さて」



302 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:33:05.77 ID:EecoKFlFo

青年「よお、センパイ。元気はどうだ?」

青年「いいわきゃねえか。ほれおかゆ」

青年「覚えとけ、病人にはこう言うのを食わせるんだ」

青年「……あーんはしねえよ」

青年「口移しはもっとお断りだ」

青年「……なに、昨日は何を言おうとしたのか、か?」

青年「あー、それは、あれだ」

青年「……取り消し取り消し。また今度仕切り直しな」

青年「うるさい文句言うな。誰がヘタレだ、叩くぞ」

青年「……冗談だ、病人を叩くほど鬼じゃねえよ」



303 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:33:36.38 ID:EecoKFlFo

青年「ん? ああ、昨日のチョコか。焦がしたやつ」

青年「……あれを食えとか何の嫌がらせだ」

青年「だいたい病人にチョコ食わせるつもりだったのか」

青年「バレンタインデー? 知るか、そんな菓子屋の陰謀日」

青年「あー、捨てた捨てた」

青年「ぶーたれるな」



304 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]投稿日:2011/02/14(月) 18:34:04.76 ID:EecoKFlFo

     ・
     ・
     ・


青年「さて、洗いものでもするか」

青年「……」

青年「まあ、まだあるんだよな、これが」

青年「あちこち焦げちゃってまあ」

青年「……」


 ガリ


青年「まじぃ……」


 ……ガリ


青年「ああ、まじぃなこりゃ……」

青年「これを全部食うのか、まったく……」


313 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]投稿日:2011/02/17(木) 10:42:52.06 ID:21S9OJIAO
少女「ば、ばくはつぶつ…ですか」

少女「ビッグバン?地球の危機?」

少女「なんでまたそんな危険なモノをうちが配達することに?」

少女「ACEドライバー?えっ?」

―――

青年「…わかりました、やってみます」

青年「センパイ!しっかり捕まっててくださいよ!」

青年(お前に命を吹き込んでやる…!)

―――

局長「少女も青年もまだまだだが…まあ大丈夫だろ」

局長「頼むぞ、二人とも…」

―――

少女「これがまさか…オーパーツだったなんて…」

少女「あいつらに渡すわけにはいきません!」

少女「行きます!乱れ…!!」

―――

そして、少女と青年が見たものは――


構想5分(あれを立ち読み)、制作未定!
今春公開予定(は未定決定にあらず)



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[ 2012/03/13 23:48 ] 少女「」 | TB(0) | CM(0)
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