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パパス「おう 俺!目がさめたようだな」俺「・・・あ?」1/3

パパス「おう 俺!目がさめたようだな」俺「・・・あ?」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:43:05.40 ID:T1zFYvbo0
俺「!?・・・ここはどこだ? てめえだれだ!!」ガバッ

パパス「なに?父親の顔を忘れたのか?
    わっはっは!ねぼけているな。
  
    眠気ざましに外へでもいって 風にあたってきたらどうだ」

俺「・・・なんなんだこのおっさんは・・・?夢か?」

パパス「父さんはここにいるから 気をつけていってくるんだぞ」

俺「理解に苦しむ・・・夢ならいいが、リアリティが並じゃねえ。ここは慎重かつ冷静に判断するべきだ」

パパス「父さんはここにいるから 気をつけていってくるんだぞ」

俺「少し前に流行った、霊能力者による催眠か?しかしこの俺が催眠術ごときにかかるはずはない・・・」ブツブツ

パパス「父さんはここにいるから 気をつけていってくるんだぞ」


俺「やかましい!俺は今考え事をしている!!!」クワッ

パパス「それなら外へでもいって 風にあたってきたらどうだ。父さんはここにいるから 気をつけていってくるんだぞ」


元スレ
パパス「おう 俺!目がさめたようだな」俺「・・・あ?」




5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:45:00.41 ID:T1zFYvbo0
俺「まともじゃねえ状況にまともじゃねえおっさん・・・ここにいたら気が狂いそうだ。外に出てみるとしよう」ヒョイッ


俺「!!?なんだこのボディは!ガキじゃねえか!!」

パパス「わっはっは!ねぼけているな。お前の年齢は―――」

俺「この体格、体つき、肉体をみる限り6歳ってところか。ずいぶん若返っちまったぜ(ヤレヤレ) 状況確認アーンド状況整理が優先だな。外に行ってみよう」

スタスタ ガチャッ


パパス「私の息子・・・あんなんだっけ?」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:48:08.46 ID:T1zFYvbo0
<船外>

俺「・・・船の上だったのか」

俺「(俺が覚えている現実の最後の記憶は・・・そうだ、学校のくだらん授業を聞いているうちにウトウトして・・・)」

俺「ちっ、いつの間にか寝てしまったようだな。とすると今の俺はレム睡眠状態・・・
  ったく、夢の分際で驚かせやがって」


俺「だがまあ、くだらねえ現実世界に飽き飽きしてたとこだ。せめて目が覚めるまで付き合ってやるか」ニマァ




ガチャ

俺「状況はだいたい掴めた。せいぜい楽しませてく―――」

パパス「そうか 港に着いたか!

    村にもどるのは ほぼ2年ぶりだ・・・

    お前はまだ小さかったから 村のことをおぼえていまい。

    ではいくかっ!

    俺。忘れ物をしないように じゅんびするんだぞ」

俺「・・・・・・」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:48:57.27 ID:T1zFYvbo0



パパス「さてと そろそろ港におりるとするか

    おや!船長 どなたか船に乗り込まれるようだな」

船長「おお!ルドマンさま。お待たせいたしました!」

ルドマン「これは旅のお方。お先に失礼しますよ。

     ごくろうだったな 船長」

船長「お帰りなさいませ ルドマンさま!

   そのご様子では 今回の旅はすばらしいものだったようですな」

ルドマン「もちろんだよ船長。さあ わしの娘を紹介しよう!

     フローラや。こちらへあがっておいで。

     おや? フローラには この入り口は高すぎたかな?」

パパス「どれ 私が手をかしましょう」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:50:57.86 ID:T1zFYvbo0
フローラ「あ ありがとう・・・」

ルドマン「これは 旅のお方 ありがとうございました

     坊や。待たせて悪かったね。気を付けて行くんだよ」

俺「あんたもな。海をなめてると・・・死ぬぜ?」


 
フローラ「あなただあれ?え?お父さんといっしょに旅してるの?

     わたしもお父さまといっしょに来たのよ。

     海ってなんだか広くてこわいのね」

俺「静かにしろ。俺は騒がしい女は嫌いなんだ」

フローラ「」

ルドマン「」

パパス「ご、ごほん 息子は反抗期みたいで・・・
    わ、忘れものはないな?タンスのなかも調べたか?」

俺「俺に必要なのは己の肉体のみ。他は足手まといになるだけだ」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:53:12.29 ID:T1zFYvbo0
パパス「なに?調べていないのか?すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」

俺「必要ないな」

パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」

俺「いらねえよ」

パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」

俺「・・・」

パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」

パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」

パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」

俺「・・・悪かったよ」スタスタ


パパス「ちゃんととってきたようだな じゃあ船長!ずいぶん世話になった……身体に気を付けてな!」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:55:35.51 ID:T1zFYvbo0
<ビスタ港>

港の主(あるじ)「あっ あんたは パパスさん!?

         やっぱりパパスさんじゃないか!無事に帰ってきたんだね!」

パパス「わっはっは。

    やせても枯れてもこのパパス おいそれとは死ぬものかっ」

パパス「俺。父さんはこの人と話があるので そのへんで遊んでいなさい。

    とりあえずお前にこの地図をわたしておこう」

俺はふしぎな地図をうけとった!

俺はふしぎな地図を手に入れた!


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:58:22.19 ID:T1zFYvbo0
俺「・・・なんだこのあからさまな地図は」

パパス「父さんの昔の友だちが特別に作ってくれた大切な地図だ。

    なくさないように 大事に持っておくんだぞ。

    あまり遠くへ行かないようにな」

俺「見知らぬ土地でむやみに動き回るようなアホじゃねーよ。気分転換に散歩でもしてくるぜ」


港の主「・・・パパスさんの息子、しばらく見ないうちに変わっちまったな」

パパス「ううむ、やはり母親の存在は大きいのかもしれん・・・」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/07(金) 23:59:39.92 ID:T1zFYvbo0
俺「港から一歩出たら草原か・・・とんでもなく田舎だな」

俺「見晴らしは良好・・・・危険はなさそうだ――――」

テテテテテテテテテーテ

スライムが あらわれた!

俺「なんだと?突然現れやがった!!この俺に気配を悟られずして忍び寄るとはいいセンスだ・・・
  それにしてもなんだこの生物は なんともメルヘンな夢を見るようになっちまったぜ(フゥ)」

スライムAの こうげき!
俺は ひらりと みをかわした!

俺「っと。いきなり攻撃たぁやってくれるじゃねーか。3対1か・・・まあいい、かかってこいよ」コキッ


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:00:56.67 ID:kWjYcAQ30
スライムBの こうげき!
ミス! 俺は ダメージを うけない!

スライムCの こうげき!
俺は 1 の ダメージを うけた!

俺「ふん、無脊椎動物じゃあこんなもんか。もっと強くなってから出直すんだな」

スライムたちは おどろき とまどっている!

俺「とっとと行けぃ!!俺は無駄な殺しはしたくないんだ!!!」クワッ

スライムたちは にげだした!
しかし まわりこまれて しまった!

パパス「俺!大丈夫か!!」

なんと パパスが たすけにきた!
パパスが せんとうに くわわった!



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:04:28.15 ID:mf6QTRCJ0
俺「なっ 余計な真似はするな。こいつらは俺の強さを理解したんだ!ほうっておけ」

パパスの こうげき!
スライムBに 47の ダメージ!!
スライムBを たおした!

パパスの こうげき!
スライムCに 50の ダメージ!!
スライムBを たおした!


俺「・・・てめえ・・・・・・・・」ビキビキ

パパス「大丈夫か?俺。
    まだまだおもてのひとり歩きはキケンだ。」

パパスの こうげき!
なんと 俺が スライムAを かばった!
俺は 1 ダメージを うけた!

パパスは こんらんした!


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:08:04.95 ID:T1zFYvbo0
俺の こうげき!
パパスに 102の ダメージ!
俺の こうげき!
パパスに 100の ダメージ!
俺の こうげき!
かいしんの いちげき!
パパスに 168の ダメージ!

パパス「ぬわっ!? 俺 いったい何をするんだ。父さんは お前を助けようと・・・」

俺「やかましい!!!!てめえのしたことはただの虐殺だ!!
  どうしても戦うってんならせめて正々堂々やりやがれ!連続攻撃なんかしやがって・・・ヘドがでるぜ」カァーペッ

パパス「(3回攻撃してきたのに・・・)す、すまん・・・お前がそんなに優しいとは 思わなかったぞ」

俺「優しさとかそんなんじゃねえよ。俺は快楽殺人者じゃねえ。むやみに命を奪うことになんの意味があるというのだ?
  奪わなければいけない命もある。だがどんな場合でも殺めるということの意味をしっかり考えるんだな

  でなければ殺すぞ」ギロッ

パパス「うっ うむ・・・」

俺「わかればいいんだ。村に行くんだろ?ぐずぐずするな」スタスタ

パパス「・・・こいつ、本当に6歳なのだろうか・・・・・」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:09:08.83 ID:o3kplEKai
>>27
ワロタwwwww

防御力高いなwwwwww


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:12:39.43 ID:mf6QTRCJ0
<サンタローズ>

番人「やや! パパスさんでは!?2年も村を出たまま いったい どこに……!?
   ともかく おかえりなさい!おっと こうしちゃいられない。みんなに 知らせなくっちゃ! 」


番人「おーい!パパスさんが 帰ってきたぞーっ!」

俺「ったく、この世界はずいぶん騒がしいな・・・って俺が見てる夢だったな」フゥ


サンチョ「だっ だんなさま! おかえりなさいませ!」

サンチョ「このサンチョ だんなさまのおもどりを どれほど待ちわびたことか……。
     さあ ともかく 中へ!」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:16:04.17 ID:mf6QTRCJ0
ビアンカ「おじさま おかえりなさい。」

パパス「???    この女の子は?」

おかみさん「あたしの娘だよ パパス!」

パパス「やあ! となり町に住むダンカンのおかみさんじゃないか!」

サンチョ「この村に ご主人の薬をとりにきたってゆうんで 寄ってもらったんですよ。」

俺「いうんで だろボケ」

サンチョ「」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:20:58.36 ID:mf6QTRCJ0
ビアンカ「ねえ 大人の話って長くなるから 上にいかない?」

俺「そうだな、こいつらのくだらん話を聞くよりは有意義な時間を過ごせそうだ」スタスタ

ビアンカ「わたしは ビアンカ。わたしのこと おぼえてる?」

俺「ふぅん?ビアンカねえ・・・?」ジロジロ


俺「興味ないね」

ビアンカ「ほんとかしら……。」


ビアンカ「わたしは8才だから あなたより6つも おねえさんなのよ。
     ねっ!ご本を よんであげようか?ちょっと まっててね。」

俺「ったく・・・騒がしい女だぜ」

ビアンカ「じゃ よんであげるね!
     えーと……。そ…ら…に…。えーと……。く…せし……ありきしか……。

ビアンカ「これは だめだわ。だってむずかしい字が多すぎるんですもの!」

俺「空に高く存在せし城ありき。しかし、その城オーブを失い地に落ちる……。オーブを取りもどす時、その城ふたたび天空に帰らん……。だ」

ビアンカ「す、すごいわね・・・」

俺「・・・」ニマァ


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:25:12.07 ID:mf6QTRCJ0
おかみさん「ビアンカ そろそろ宿にもどりますよ!」

ビアンカ「はーい ママ!じゃあね 俺!」タッタッタッ

俺「(しかしあの本にあった内容  空を飛ぶ城・・・天空城ってとこか。そんなものが存在するのか?
  やれやれ、ずいぶんとメルヘンな夢を見るようになっちまったなぁ)」


俺「ふぁあ・・・夢の中だってのに眠くなってきやがった
  ま、俺は不眠症だからな」ヤレヤレ

俺「ちょうどベッドもあるし、今日のところは寝るとしよう

  ・・・このマクラで寝れるかな・・・・・・」

テーレーレーレーレッテッテー


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:26:46.22 ID:1D34agZ5O
>>34
>わたしは8才だから あなたより6つも おねえさんなのよ

俺は6才の設定なのにおかしくね?



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:27:47.32 ID:fga32ieQ0
>>37
ビアンカがアホの子なんだろ

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:39:11.74 ID:mf6QTRCJ0
すんません>>34のビアンカはアホの子でお願いします


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:29:51.55 ID:mf6QTRCJ0
俺「ん・・・・・ぁあーーー よく寝た。
  まだ夢の中みたいだな。とりあえず下におりるか」テクテク

サンチョ「俺坊っちゃん だんだんとお母上に似てきましたなあ。
     お母上のマーサさまはそれは それは おやさしいおかたで――――」

俺「まずはおはようございますだろうがボケ。どんな教育を受けてきたんだ?」

サンチョ「」

俺「たく。・・・お前はどうなんだ?あ?」ギロッ

パパス「お、おはよう俺 昨日は よく寝られたか?」

俺「Good morning.ああ、おかげで元気百倍よ」ムキッ

パパス「そ、そうか、それはよかった。
    さて……と。父さんは ちょっと出かけるが、いい子にしてるんだよ。」

俺「心配にはおよばねえ。見知らぬ土地で・・・あとは言わなくてもわかるな?」

パパス「・・・うむ。ではいってくる」


俺「俺も暇だしちょっくら村を見て回るか。 そういやビアンカは宿に泊まってるんだったか?
  ・・・・・行ってみるかな」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:34:07.21 ID:mf6QTRCJ0
<宿屋>

俺「うぃーす」ガチャ

ビアンカ「あ、俺! おはよう!!」

俺「Good morning everyone. 
  ん?お姉さん、浮かない顔してどうかしたのか?」


おかみさん「んまあ///お姉さんだねんて・・・///
      はっ! そ、それより 薬を とりにいってくれた人がまだ もどってこないのよ。
      本当は だれかにさがしに いってもらいたいけど、あんたの父さんのパパスもいそがしそうだしねえ……。」


おかみさん「だれか 洞くつの奥までようすを 見にいってくれる人はいないものかねえ……。」

俺「たく、一級フラグ建築士かっての(ヤレヤレ) 俺が行かずして誰が行くんだ?え?おい
  様子を見てきてやるよ」ガチャ


テクテク 

俺「ん? ここが洞窟か」

戦士「坊や この先は洞くつだ。迷子になっても おじさんは知らないぞ。」

俺「きえろ ぶっとばされんうちにな」スタスタ



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:39:11.74 ID:mf6QTRCJ0
すんません>>34のビアンカはアホの子でお願いします

<洞窟内>

俺「ふうん・・・?この感じ・・・・やつらが出るな」スタスタ


まもののむれが あらわれた!

俺「来たな 今回は昆虫か。どっちにしろたいしたことはなさそうだぜ」

セミモグラの こうげき!
ミス! 俺は ダメージを うけない!

とげぼうずの こうげき!
俺は 1の ダメージを うけた!

俺の こうげき!
俺は さついをこめて にらみつけた!

まもののむれは にげだした!

俺「くくく、それでいい。感じるんだ。野生の勘ってのは命を救うんだぜ?」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:43:56.61 ID:mf6QTRCJ0
俺「ここもたいしたMonsterはいないみたいだな やれやれ、期待外れだぜ
 
  ん?お前は無脊椎動物・・・」

スライム「いじめないで!ボク わるいスライムじゃ ないよ。」

俺「いじめること自体が問題なんだ。そこに善悪は関係ない。相手が何者であってもいじめは絶対にだめだ」

スライム「あ!キミは ぼくの仲間を助けてくれた人だね!
     そうだ!いいことを 教えてあげる。この世界は 夢でもなんでもないよ。現実だよ!」

俺「ああ。このリアリティ、夢ではないと薄々感づいてはいた。だがお前の言葉で確信に変わったよ。ありがとな」

スライム「りかいりょくが すさまじいんだね・・・ きをつけてね!!」

俺「・・・(ウィンク)」


俺「これが現実、か・・・。にわかには信じがたいが人生とは不思議なことが常につきまとうもの。その現実を受け入れるだけさ」

俺「それに・・・こっちの世界のほうが面白そうだからなァ」ニヤッ



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:47:33.51 ID:mf6QTRCJ0
支援保守ありがとう



俺「ん?あの岩につぶされているおっさんはまさか・・・
  おい!大丈夫か!?」

店主「ぐうぐう……。は! いかん いかん!動けないので いつのまにか ねむってしまったらしい!
   歩いていたら とつぜん上から大きな岩が落ちてきて……。
坊や わるいが この岩をちょっと 押してくれるか!もう少しで動かせそうなんだ。」

俺「のんきなおっさんだなぁおい。 オラ!」バコォ!!!


店主「岩が くだけちった・・・なんという パゥワーだ!!
   やれやれ たすかった!坊や ありがとう!これでダンカンのおかみさんに くすりをわたせるってもんだ!
   おっと こうしちゃいられない!もどって このくすりを調合しなくっちゃな!」
ザッザッザッザッ


俺「俺も戻るか」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:48:07.83 ID:IQHeNp/GO
ゲマ戦はよ


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:49:17.49 ID:68STHh5q0
永遠に許されないゲマ


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:51:29.51 ID:mf6QTRCJ0
戦士「ほう!この洞くつから 無事に帰ってくるとは!
   坊や なかなか 腕がたつようだな どれ、おじさんが けいこを つけてやろう!!」

俺「きえろ ぶっとばされんうちにな」

戦士「・・・」


俺「さて、薬を調合する時間を考えると・・・・明日の朝ってとこか。果報は寝て待てとはよく言ったもんだ。
  今日は寝るとしよう」

テーレーレーレーレッテッテー


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:56:04.23 ID:mf6QTRCJ0
俺「ふぁぁ こっちの世界ではよく眠れるようだな・・・。ククッ 体の調子が最高だぜ」グッグッ


パパス「おきてきたか 俺!薬が手に入ったのでおかみさんと ビアンカは 今日帰ってしまうらしい。
    しかし 女ふたりではなにかと あぶない。ふたりを アルカパまでおくっていこうと思うのだが お前もついてくるか?」

俺「二人で来れたんだから帰ることだってできるだろ」

パパス「まあ そういわずに 一緒に いこうではないか!」

俺「甘やかすばかりでは成長できねえよ。世の厳しさってのは身をもって経験しねーとわからねえもんだ」

パパス「まあ そういわずに 一緒に いこうではないか!」


俺「チッ マニュアル人間が・・・。そんなんじゃ社会では通用しねーぜ?」

パパス「よし そうと決まったら さっそく出かけることにしよう!」

サンチョ「だんなさま どうか お気をつけて いってらっしゃいませ!」

俺「俺たちには気をつけての一言もねーのか?俺はいいとしても女性の体を気遣うぐらい当然だろボケが」

サンチョ「」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:58:25.64 ID:mf6QTRCJ0
<アルカパ>

パパス「魔物との戦闘もなく 無事に到着したな!
    さて、おかみさん ダンカンに 薬を!!」

おかみさん「ええ、これで主人もよくなると思うわ。」

パパス「俺。もし たいくつなら そのへんを散歩してきてもいいぞ」

俺「言われなくてもそのつもりだ」

パパス「う、うむ・・・」


ビアンカ「お散歩に いくの?わたしも つき合うわ。」

俺「ちっ ・・・どうせ断ってもついてくるんだろ? 勝手にしろ」プイッ


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:58:42.43 ID:TBpPfoaYO
この俺はゲマも裸足で逃げるレベル


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 00:59:48.29 ID:mf6QTRCJ0
ビアンカ「あら? あの子たち なにしてるのかしら? ねえ、なにしてるの?」

悪がきA「なんだよう!今こいつをいじめて遊んでるんだ!ジャマすんなよなっ!」

ネコ「ガルルルルー!」

悪がきB「かわったネコだろ!?変な声でなくから面白いぜっ ほら もっとなけ!」

ビアンカ「やめなさいよ!かわいそうでしょう。その子を―――」


シュンッ ボゴォッ!!!

悪がきA「!!? おげぇぇぇぇぇえええええええ!!!!」ゲロゲロゲロ

悪がきB「!? い、いっしゅんで 悪がきAとの まあいを つめやがった!!!」

ビアンカ「・・・!!?」

俺「クソどもが。弱者をいたぶって楽しむとは、哀れな人生だなオイ。
  死にたくなけりゃとっとと失せるんだな」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:05:11.69 ID:mf6QTRCJ0
悪がきB「ひ、ひぃぃ」ガクガク

俺「俺は同じことを二度も言わんぞ!!!!!!!死にたくなけりゃとっとと失せろ!!!!!!!」クワッ

悪がき「びゃあああああああーーーーーーー」スタコラサッサ

ビアンカ「あなた・・・強いわね・・・ おじさまより 強いんじゃない?」

俺「ったりめーだ。あんな片乳出したおっさんなんて、ワンパン余裕だぜ
  っとそれより、こいつどうする?」

ビアンカ「そうだわ! このネコさんに 名前をつけてあげなきゃ!なにか いい名前はある?」

俺「雷迅愚周徒ー武なんてどうだ?」ニマァ

ビアンカ「…………
     ね、ねえ…… ゲレゲレってどうかしら?」

俺「げっ ゲレゲレ・・・・・・!!」




俺「なんという秀逸な名前だ・・・ 一見単純な文字列だがその実 艶やかでもあり、かつ凶暴さも兼ね備えている・・・
  こいつにはピッタリだぜ ククッ 気に入った。お前は今日からゲレゲレだ」

ゲレゲレが 仲間に くわわった!


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:10:07.31 ID:mf6QTRCJ0
ビアンカ「ゲレゲレも助けたことだし 宿にもどりましょうか。
     ・・・なにか 大事なことを見落としてる 気がするけど・・・・・」

俺「悩んでばかりいるとシワになるぜ(ウィンク)」スタスタ



<宿>

パパス「待たせたな俺。ダンカンの病気はどうやらただのカゼらしい。

    さて そろそろサンタローズの村に帰ることにしよう!」

俺「もう帰るのか・・・俺としたことが少し口惜しいぜ」

おかみさん「パパスさん パパスさん このまま帰るなんてとんでもない!せめて今日だけでも泊まっていってくださいな!」

パパス「それではお言葉にあまえることにするかっ」

おかみさん「ああよかった。どうぞこちらへ  じゃあパパスさん どうぞごゆっくり」

パパス「さてと……。明日は早く出るぞ。村の皆が待っているからな。

    今日はもう 眠ることにしよう。おやすみ 俺」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:15:30.11 ID:mf6QTRCJ0
ビアンカ「俺 おきて……。俺……。 」

俺「夜這いか・・・だが俺ぁてめえに興味はねえ。失せな」

ビアンカ「?   おきたわね 俺。じゃあ はやくいきましょう……」

俺「あぁん?どこへ?」

ビアンカ「どこへって?もちろん レヌール城へよ。なぜだかわからないけど お化け退治をしなくっちゃ いけない気がするの」

俺「お化け退治だぁ? 」

ビアンカ「レヌール城は この町から ずっと北にあるそうだわ。さあ いきましょう」

俺「・・・まぁそのお化けってやつなら 少しは俺を楽しませてくれそうだな(クックッ) オーケー、ついていってやる」


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:20:48.53 ID:mf6QTRCJ0
パパス「ぐうぐう……。
    マーサ… わが妻マーサ… おまえの息子 俺は グレてしまったようだ。うーん…」

ビアンカ「・・・おじさま、うなされてるみたいね・・・かわいそうに」

俺「本当は起きてて嫌味言ってんじゃねえだろうな?」

ビアンカ「(将来、わたしの息子がこうなったら うなされる自信があるわ・・・) さ、いきましょう・・・」


<レヌール城>

ビアンカ「すごく 不気味ね・・・」

俺「ふぅん?西洋の城ってのも悪くねえな。 最上階にはひこにゃんとかいるのか?なーんてな(ニヤリ)」

ビアンカ「あなた、すっごくかわってるわね・・・ 入るわよ」

ガチャガチャ

ビアンカ「かぎがかかって いるわ。こまったわね。どこか ほかのところから中に 入れないかしら……」


俺「どけ」

バキッ!

俺「ほら、開いたぜ?」スタスタ

ビアンカ「・・・」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:25:52.06 ID:mf6QTRCJ0
ビアンカ「魔物もおばけも、ぜんぜん出ないわね・・・」

俺「・・・・ああ(女が一緒だからな、危険が迫らないよう殺気を出しているのさ)」ゴゴゴゴゴ・・・

スカルサーペント「ガクガクガクガク」
くびながイタチ「ガクガクガクガク」
おおねずみ「ガクガクガクガク」
バブルスライム「ガクガクガクガク」
ゴースト「ガクガクガクガク」
おばけキャンドル「ガクガクガクガク」


あたりから まものの けはいが きえさった!



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:30:56.74 ID:mf6QTRCJ0
俺「寝室か・・・ん? 誰だ!!!」クルッ

ソフィア「お願いです……。わたしたちの お墓をとりかえして下さい…。

ビアンカ「ゆ、ゆうれい・・・?」ビクビク

ソフィア「この小さな お城で…子供のいない わたしたちは たった2人きりで…

ソフィア「…でも 平和に暮らしていたのです。 どうか お願いです…わたしと エリックを――――」


俺「破ァ!!!!!」

ソフィア「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
シュ――・・・ン

ソフィアを ひかりのなかへ けしさった!



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:36:03.93 ID:mf6QTRCJ0
俺「もう大丈夫だ。怖がることはない」(手を差し伸べる)

ビアンカ「あ、ありがとう・・・ でも あの幽霊 わるい人には 見えなかったけど・・・」

俺「や、やかましい!!先に進むぞ!!!」


エリック「い、いまの悲鳴は なんじゃ!!?ソフィアは!ソフィアはどこじゃ!?」

ビアンカ「逝ったわ・・・」

エリック「おお…ソフィアをけしさったのは そなたたちが 初めてじゃ……
     その強さを みこんで お願いじゃ! どうか――」

俺「おそらく何年か前から この城にゴーストたちが住みついてしまい、あんたとソフィアは 眠りにつくことも できなかった」
  そこで俺たちに ゴーストたちのボスを追いだしてくれと頼むつもりなんだろう?」

ビアンカ「・・・・」

エリック「・・・・」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:40:58.33 ID:mf6QTRCJ0
俺「そのボスってのは、ここいらで一番強いとみた。ようやく冒険っぽくなってきたぜ さっそく行くか」スタスタ

エリック「た、たのんだぞ」


俺「あ、それから ソフィアのことだが安心しな。ちゃんと成仏させてやったからよォ。親玉を追い出したら、あんたも安らかに眠らせてやるさ」

エリック「本当か!?それは よかった!」

ビアンカ「ほんとかしら・・・」

俺「いちいちうるせーぞ!!オラついてこい!!」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:44:51.91 ID:mf6QTRCJ0
支援保守ありがとう!




俺「最上階だな・・・」

ビアンカ「ええ・・・」

俺「・・・・・明らかに怪しいやつが玉座に座ってるな」

ビアンカ「ええ・・・話しかけてくるのを まってるみたいね・・・・・」


俺「HIPHOPなナリしてやがるぜ Hey!!」

ボス「ほほう……。ここまで来るとは たいしたガキどもだ。
   ほうびに お前たちを おいしい料理に してやろう……」

ガタンッ

ビアンカ「!! 落とし穴だわ!  落ち―――」



シュッ  ガシッ!!
俺「大丈夫か?」


78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:47:53.66 ID:mf6QTRCJ0
ビアンカ「え、ええ・・・ありがとう  ・・・・・とんでもなく スピーディな動きね・・・」

俺「穴が開き重力に支配される寸前で横に回避しただけだ。なあに、慣れりゃだれにでもできる」

ボス「な、なんと… がいこつどもは お前たちを 食べそこねたようだな……
   では このオレさまが 食ってやろう!」

デンッテテテテテテテテテテテテ…デーデンッドドンドンドドーンドドドドンドドーン テレンテテレンテテーテンッ!

おやぶんゴーストが あらわれた!


俺「おやぶんっていうぐらいだ。相当強いんだろうな?」

おやぶんゴースト「ひっひっひ あたりまえだ!オレさまは このあたりで最強の モンスターさ!」

俺「くっくっく そいつは楽しみだ。よし、一発無料(タダ)で殴らせてやる。 本気の一撃見せてみろよ」クイックイッ

おやぶんゴースト「つくづく かんに さわるヤローだ!!!」

おやぶんゴーストの こうげき!
つうこんの いちげき!
俺は 2の ダメージを うけた!




おやぶんゴースト「え?」

ビアンカ「え?」


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:51:59.69 ID:mf6QTRCJ0
俺「チッ そこらの雑魚と変わらねえ・・・期待して損した」

おやぶんゴースト「ば、ばかな!!これならどうだ!」

おやぶんゴーストは メラを となえた!

俺「!? なんだこれは!! 貴様《イフリート》との契約者だったのか!!」


俺は ひらりと みをかわした!

おやぶんゴースト「ひゃっひゃっひゃ さすがに 呪文は 避けるようだな!
         ならば これならどうだ!!グループ攻撃だー! うけざるを えんぞ!」

おやぶんゴーストは ギラを となえ―――

俺「ちょ待てよ(キムタク風) 次は俺たちの番だろ?なに連チャンで攻撃しようとしてんだ?あ?
  ルールも守れねえやつが・・・何を守れるっていうんだ!!!!!!てめえだけは許さん!!!」

ビアンカ「とつぜん 怒り出したわ・・・ ほんと かわってるわね・・・」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:55:26.25 ID:mf6QTRCJ0
俺の こうげき!
おやぶんゴーストに 110の ダメージ!!
俺の こうげき!
おやぶんゴーストに 105の ダメージ!!

おやぶんゴーストを やっつけた!



おやぶんゴースト「たっ……助けてくれー!王と王妃の 墓は もとの通りにするから!」

俺「あぁ?そんなもんで俺の気が収まると思うか?」ギロッ

ビアンカ「まぁまぁ・・・許してあげましょうよ」

俺「ちっ 甘いな、アマチュア野郎が・・・ 勝手にしろ」

おやぶんゴースト「へっへっへ。ありがたい。あんた りっぱな 大人になるぜ……。」シュウン


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:58:04.74 ID:mf6QTRCJ0
エリック「よくぞ やってくれた! 心から 礼をいうぞ。」

俺「破ァ!!!!!」

エリック「」ショワアアアアア・・・


俺「安らかに眠れ・・・。南無ダーマ」

ビアンカ「よかったわね。 これからは 2人 幸せに 眠りつづけるはずよ」


ピカーーーー



ビアンカ「あら? なにかしら? きれいな宝石ね。きっと お礼よ。 ねえ 持ってゆきましょう」


俺は ゴールドオーブを てにいれた!

俺「ったく、どんな最強の魔物がいるかと思えば とんだ期待はずれだったぜ」

ビアンカ「まぁいいじゃないの これから きっと もっと強い魔物が 現れるわよ」

俺「ククッ 楽しみだ・・・」

ビアンカ「じゃ、帰りましょ」


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 01:59:49.04 ID:mf6QTRCJ0
レヌール城の お化けを
俺が退治したというウワサは
その夜のうちに ひろまった……。

そして 夜が明けた……。

テーレーレーレーレッテッテー


おかみさん「子供ふたりだけで お化けを退治したとはねえ……。
      でも ビアンカ。夜中に出歩くなんて あぶないマネは これっきりだよ」

ダンカン「坊やは たいしたもんだ! その勇気はきっと 父親似だな」

俺「この片乳を出したおっさん似だと? へっ冗談じゃねーぜ」

ダンカン「・・・」

パパス「・・・ごほん
    さ、さて そろそろ いくとするかっ!?」

俺「そうだな」

パパス「ダンカン 世話に なったな!」

俺「あばよっ」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:03:07.23 ID:mf6QTRCJ0
ビアンカ「俺!
     しばらく 会えないかも知れないから これを あげる……」

俺「あん?」

俺は ビアンカのリボンを
手に入れた!

ビアンカ「そうだわ! ゲレゲレちゃんに つけてあげるね」


ビアンカ「俺。 また いつか いっしょに 冒険しましょうね! ぜったいよ」

ビアンカ「元気でね 俺。」


俺「・・・・・・・・あばよ」(ウィンク)


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:08:21.82 ID:mf6QTRCJ0
パパス「ところで 俺……お化け退治のこと この父も 感心したぞ。
    といっても、今のお前なら 驚くこともない… しかし 一応 お前はまだ子供だ。あまり 無茶を するでないぞ」

俺「そんなことはどうでもいい。それより聞きたいことがある。答えてもらおう」

パパス「・・・・」


俺「レヌールの親玉が呪文とやらを使ってきた。炎の能力・・・イフリートとの契約だと俺は睨んでいる
  そこでだ、精霊との契約方法を教えてくれ。俺も呪文とやらを使いたいんだ」

パパス「呪文か? はっはっは 呪文は ほとんどのものが 使えるのだ! 精霊との契約など 必要ない。わっはっは」

俺「なにがおかしい!(クワッ) ならば俺にも使えるんだな? よし、さっそく教えてくれ」

パパス「うむ、それはいいが 呪文を覚えるには、経験が必要だ。お前には まだはやいと 思うがな」

パパス「だがまあ、物は試しと いうやつだ。 まずは回復呪文《ホイミ》を 試してみるがよい
    無理だとは おもうがな わっはっは」


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:13:17.28 ID:mf6QTRCJ0
俺「やってやる・・・・うぉおおおおおお!!ホイミ!!!!!!」

テレテレテレッ


俺は ベホマを となえた!
俺の キズが かんぜんに かいふくした!

パパス「あれ?」

俺「できた・・・が、唱えた呪文と違うものが発動したぞ?どうなってんだこりゃあ」

パパス「ば、ばかな・・・ベホマは ホイミの 上級呪文! お前、そんな呪文を覚えるほどに レベルアップ したのか!?
    しかし、私に100以上のダメージを与えたり 6歳とは思えない言動の数々・・・。相当レベルが高いのかも しれんな」



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:18:28.33 ID:mf6QTRCJ0
⇒つよさみる 
⇒俺

パパスのむすこ?
せいべつ:おとこ
レベル:1
HP: 20
MP: 0
ちから: 12
すばやさ: 255
みのまもり: 16
かしこさ: 1
うんのよさ: 999
さいだいHP: 20
さいだいMP: 0
こうげき力: 12
しゅび力: 16
Ex: 0


パパス「・・・・・・頭が悪いな・・・・
    い、いや 驚くべきは レベルが1だということ・・・!!
    そして 運のよさが 異常なまでに高い・・・・・いままでの行動 すべてが 運任せだと いうのか・・・?

    あれ?てかMP0やのに魔法唱えてるやん・・・もう運とかそういう次元ちゃうやん・・・・・
    しかも運の最大値255や・・・999て何?バグ? 意味わからん・・・もういや


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:21:19.18 ID:yV08rNKP0
パパスが関西弁
クソワロタ


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:23:44.71 ID:mf6QTRCJ0
俺「なにをごちゃごちゃ言ってんだよ。それよりもっと他の呪文 教えてくれよ」

パパス「あ、いや・・・私はホイミとベホイミしか使えんのだ・・・・・ここから先は自分で なんとかしてみるんだな」

俺「しゃーねえな。 おやぶんゴーストが使ってきた呪文・・・確かメラとギラだっけな?それも試してみるか」

パパス「待て 修行は おあずけだ! まずは サンタローズに かえるぞ」

俺「そうだな・・・たまには素直に従ってやる」

パパス「(ほっ) では いくとしよう!」



めがさめると そこは みしらぬばしょ。 そして かたちちを だした おとこ。
そんな じょうきょうでも れいせいに はんだんし こうどうする 俺。
じょじょに このせかいにも なれ、あっとうてきな パゥワーを みせつけ みごと おばけたいじを なしとげた。
はたして 俺は ぶじ もとのせかいへ かえれるのか!? また、この せかいで いったい なにを するのか? ▼


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:25:03.61 ID:IUzqU/Vr0
かたちちを だした おとこwww


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:27:54.35 ID:mf6QTRCJ0
支援ありがとうございます
引き続き書いていくのでよろしくお願いします





パパス「おはよう 俺 よく ねむってたようだな。
    父さんは 調べることがあるので 今日は家にいるが お前も村の外に出たりしないようにな」

俺「おっはー。 村の外に出ても大して面白くないからな。新しい呪文でも習得しとくさ」

ザッザッザッザッ

サンチョ「おはよう 坊っちゃん。
     ところで 坊っちゃんは まな板を どこかにしまったりしませんよね。
     おかしいなあ。どこへ やったんだろ……」

俺「俺がまな板を隠しててめぇを困らせてるって言いたいのか?あん?
  てめーじゃあるまいし、そんな陰湿なことするかよボケ」

サンチョ「」


俺「じゃあな、俺は忙しいんだ。まな板ぐらい自分で見つけろ」スタスタ



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:32:36.60 ID:mf6QTRCJ0
俺「さて さっそくメラとギラを唱えてみよう。炎を奏でし者・・・か(ニマァ)
  いくぜ!メ――  んん?教会の横でこっちをみているあいつ・・・あのイケメン、どこかで見た面だな」

俺「へい なにジロジロ見てんだよ。喧嘩ならいつでもやってやるぜ?」シュッシュッ

?「ふん・・・この俺に向かって生意気な口を利きやがる。やはりまだまだガキだな。
  それに、俺の姿を見ても気づかねえとは。我ながら情けないぜ」ヤレヤレ

俺「あ?何言ってやがる・・・?俺はコケにされるのが大嫌いなんだよォ・・・ぶっ殺―――」

シュンッ

俺「!?消えた!!?後ろか!」クルッ

?「残念、上だ」






俺「知っている。オラァ!!!!」ブンッ

スカッ

?「残像だ」

俺「な、二重トラップだと・・・?てめぇタダもんじゃねーな。正体を明かせ!!!」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:37:07.46 ID:mf6QTRCJ0
?「ったくよォ・・・いい加減気づけっての(フゥ) おい、俺の顔、よく見ろ」

俺「あぁん?・・・」ジロジロ


俺「!!? 思い出した!! その顔・・・・・・・・
  ここにくる前の 俺の顔!!!!!」

俺(青年)「Exactry. ようやくわかったかマヌケ」

俺「ああ、そういうことか・・・・」

俺(青年)「(ふっ さすがは俺。最初は取り乱したものの、一瞬で頭の中を整理したようだな)
      もう説明はいらねえな?」

俺「ああ。お前は未来から来た俺ってわけだろ? そしてわざわざ未来からきたってことは
  この先なんらかの重大なトラブルが待ち受けている・・・。それを回避するためってとこか」

俺(青年)「ああ。ある程度の問題なら 俺のことだ、簡単に切り抜けられるだろう
      だがどうしても・・・過去を変えてでも回避しなきゃいけねえことができちまってな」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:40:27.38 ID:ZaX2FDpd0
そういえばパパスのホイミはベホマ級の回復力だったよな


100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:41:51.65 ID:mf6QTRCJ0
俺「レヌールで手に入れた、この光る玉が関係してそうだなァ」

俺(青年)「さすがは俺、よくわかってるじゃねーの(ククッ) 詳しいことはいえねーが、その玉ちょっと貸せ」

俺「ほらよっ」ポイ

俺は ゴールドオーブを 手わたした。

俺(青年)「助かったぜ。ほらよ」ポイ

俺は ゴールドオーブを 返してもらった。

俺(青年)「さて、目的は達成したことだし 俺は帰るぜ。
      てめえに一つ、いいことを教えてやる。これから先、冒険を続けて損はねーぜ?少なくとも、退屈はしない」

俺「ほんとかよ? 今んとこ、あっちの現実世界よりはマシって程度だぜ」

俺(青年)「俺が言うんだから 間違いねえよ」ニマァ

俺「くくっ そりゃそうだ」ニマァ


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:46:44.21 ID:mf6QTRCJ0
俺(青年)「じゃ、そろそろ行くわ。
      ・・・・・パパスを 大切にしてやれよ」シュンッ

俺「あぁ?なんだそりゃ?
  いっちまった」


俺「だが、これから先の冒険・・・続けて損はない、か・・・・・
  ふっ 面白くなりそうだぜェ」

俺「未来の俺が来たことによって この村になにか変化はないか調べてみる必要があるな
  よし、聞き込み開始(すたーと)だ」




呪文の修行を すっかり忘れている かしこさ1の 俺であった・・・・



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:51:03.27 ID:mf6QTRCJ0
シスター「教会の前にいた ステキな人が 洞くつの方へ 行くのを 見かけたけど 大丈夫かしら?
     坊やは あぶない所へ 行っちゃ ダメよ」


武器屋「さいきん 村に おかしなことが おこるんだ。
    先日 村にやってきた あの変なヤローのせいじゃ ねえのかなあ……」

武器屋の奥さん「あらあら タンスのなかに入れたと思った おさいほう箱が イスの上に。
        おかしなことが あるものねえ」

婦人「ありゃ? おなべのなかが いつのまにか からっぽだわ。
   おじいちゃんも おなかが すいたなら そう いえばいいのに……」

老人「わしゃ 食べとらんぞ!わしのことを子供あつかいして こまったヤツじゃわい」


宿屋「ありゃりゃ 宿帳に おかしな いたずら書きが してあるぞ。
   坊やじゃないだろうね?」

老人「わしゃ 食べとらんぞ!わしのことを子供あつかいして こまったヤツじゃわい」

老人「わしゃ 食べとらんぞ!わしのことを子供あつかいして こまったヤツじゃわい」

老人「わしゃ 食べとらんぞ!わしのことを子供あつかいして こまったヤツじゃわい」


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:52:06.60 ID:mf6QTRCJ0
俺「ふむ・・・・・・ サンチョのヤロウやジジイの話だけ聞くと、ただのボケかと思ってしまいそうだが
  こうも不思議なことが起こっているとなると・・・これぁなにかあるな」

俺「物がいつの間にか移動していたり、なくなっていたりする・・・
  これは村人に見えない《何か》の仕業と見て間違いないだろう。これといって害はなさそうだが、その何か を突き止める必要があるな」


俺「Mission accepted.
  そういやまだ、酒場に行ってなかったな。行ってみるか」


カランカラン

俺「へいマスター 最近どぉ?」

マスター「おや? コップが ないぞ……。 うん? こんな所にあったか。
     どうも 最近 こういうことが多いなあ……」

俺「ここもか・・・ ったく、肝心の犯人はどこにもいねえってのに――
  !!!なんだてめぇ~~~~~~ッッ!?いつからそこにいやがった!!」ガタッ

エルフ「まあっ!あなたには 私が見えるの!?」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:53:44.85 ID:ES06QVAh0
何でサンチョに厳しいんだよwww


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:54:18.59 ID:V0m/RaxC0
>>105
サンチョだから仕方ない


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:56:04.67 ID:mf6QTRCJ0
スター「ど、どうした とつぜん 大声を出して!」


エルフ「よかった! やっと私に きがついてくれる 人を見つけたわ!
    私が 何者か――」

俺「破ぁ!!!!!!!!!!!!!!」

エルフ「!?ぎゃあああああ!!!!!!!!!!」

シュウウウ・・・・

エルフ「げふっ  こ この村に は 地下…室のあ…る家が あったわ……ね
    そ その地下室 に… いってて! 私も すぐに 逝く…か  ら……」……シュウウン

俺「悪霊退散・・・」ナムナム

マスター「いったい どうしたって いうんだ?」

俺「この村で起こっていた怪奇現象 ありゃ全て悪霊の仕業だ
  だが安心しろ、その悪霊は この俺がたった今消し去った。もうこの村でおかしなことは起きないだろうよ」

マスター「おお! あんた やっぱり パパスさんの息子だな!!」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:57:30.69 ID:mf6QTRCJ0
ゲレゲレ「クゥン・・・」

俺「ん?どうしたゲレゲレ。何か不満か?」 

ゲレゲレ「・・・・・クゥン」

俺「まいったな、俺ぁ動物の言葉なんざわからねえ
  しかしあの悪霊の件が関係しているように感じ取れた・・・

  地下室か・・・俺の家にあったはず。 行ってみるか」



俺「ただいま」ガチャ

サンチョ「なんと まな板が タンスのなかから 見つかったんですよ。
     どこかに イタズラ者が いるんですかねえ……」

俺「Fuck off.」

サンチョ「」


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 02:58:56.20 ID:mf6QTRCJ0
<地下室>

俺「来たはいいが、何もねえな。 ガセネタ掴まされたか?」ペッ

ヴゥー・・・・・・ン

俺「!! 上から光の階段・・・? なるほど、来いってか?
  おもしれえ 行ってやるよ」スタスタ



俺「ここは・・・異世界か とすると、酒場にいたあいつは 悪霊じゃなかったってことか?
  お前はそれを伝えたかったのか ゲレゲレ」

ゲレゲレ「ゥン・・・」

ベラ「よくもまぁ、来てくれやがったわねっ。 さあ ポワンさまに会って!」

俺「言葉に敵意が含まれてやがる・・・ やれやれ、根に持つタイプなんだな」

ベラ「殺されかけたのよ? 当然でしょ。 まっ 私は不死身で最強だけど
   さ、はやくきて!こっちよ」 



113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 03:01:57.73 ID:mf6QTRCJ0



ベラ「ポワンさま おおせのとおり 人間族の戦士を 連れてまいりました」

ポワン「まあ なんて かわいい 戦士さまですこと」

ベラ「め めっそうもありません。
   こう見えましても 彼は 下界での私を瞬殺したのです! 
   下界では本来の力を出せないとはいえ、私を倒した彼の実力は本物です」

ポワン「いいわけは いいのですよ ベラ。すべては 見ておりました。
    あなたの実力は その程度と いうことです」

ベラ「ぐぬぬ・・・・・・・」

ポワン「俺と いいましたね。 私たちの姿が見えるのは あなたに不思議な力が あるためかも知れません。
    俺 あなたに たのみが あるのですが 引き受けてもらえますか?」

俺「ふぅん? ま、聞くだけ聞いてやろうじゃねーの」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:06:12.49 ID:mf6QTRCJ0
ポワン「じつは 私たちの宝 はるかぜの フルートを ある者に うばわれて しまったのです。
    このフルートが なければ 世界に 春をつげることが できません。
    俺 はるかぜのフルートを とりもどしてくれませんか?」

俺「断る」クルッ スタスタ

ポワン「そうですか。 ざんねんですが しかたありませんわね……」


ベラ「どうして ことわったの? みそこなったわ!」

俺「てめえに見損なわれたところで どうってことねえよ。
  そもそも盗まれたのは てめえらの責任だ。俺は便利屋じゃねえ。盗まれるのが嫌なら 名前でも書いて肌身離さず持ってることだ


  第一、てめーは不死身で最強の妖精なんだろ?だったら自分で行って取り戻してこいよ」

ベラ「ぐぬぬ・・・」


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:12:15.33 ID:mf6QTRCJ0
俺「じゃあな。頑張れよ不死身の妖精さん」テクテク

ベラ「あ、ちょ、ちょっと待っ――」


ゲレゲレ「Wait.待ちなよ俺。力を貸してやってもいいんじゃないか?メリットとデメリットの比率を計算すれば、悪い話じゃないと思うが
     今回のデメリットってのは“めんどくさい”ってことだけだろう?でもここで妖精の親玉に借りを作っておけば・・・
     俺には必要のないことかもしれないが、万が一困ったときには助けてもらえるかもしれない。それにフルートを盗んだってやつ
     結構なやり手かもしれないぜ?強いやつならここで見逃しちゃもったいないと思わないか? まぁ最終的な判断は任せるがね」

ベラ「・・・・・・え?」

ベラ「しゃべったああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


俺「スライムとかいう無脊椎動物だって喋るんだ。こいつが喋ったところでなんら不思議じゃあない
  それより・・・お前の言うことはもっともだな 恩を売るつもりはないが、強いやつがいる可能性ってのは拭い去れねぇ
  可能性があるならそれに向かって突き進むまでだ」


123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:19:33.47 ID:mf6QTRCJ0
ゲレゲレ「さすが俺(ヒュウ) そうと決まればさっそく出発だ。Let`s go.」

俺「くくく 血の気の多いヤロウだ。 だが気に入った。俺に気に入られるなんて ついてるぜ?」ニマァ

ベラ「またしゃべったああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

ゲレゲレ「おい うるせーぞ」


俺「むんッ!!」ドスッ!!

ベラ「!??  オロロロロロロロロロロ」ビチャビチャ

俺「悪いが眠っててもらうぜ。安心しな、フルートは俺が取り返してやる
  だがてめえがついてきても 邪魔になるだけだ。そこでゆっくりしていてくれ。 いくぞゲレゲレ」スタスタ

ゲレゲレ「オーケー  じゃあなお嬢さん、悪く思わないでくれよ?あいつ、騒がしい女が嫌いなんだ。COOLだからよォ
     ま、あんたを気絶させて置いていくのは、あいつなりの優しさなのかもしれないな・・・ 女を危険な目に合わせたくないってことさ
     俺たちについてきたら、苦しみを味わうことになる・・・・・ そう考えての行動だと思うぜ?その想いに甘えて、のんびり待ってな」タッタッタッ


ベラ「ぐぅぁああ・・・・・!!!!!は、はらがぁああ!!!!!!ごふっ・・・・おげぇえええ!!!」ゴロゴロ



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:23:13.59 ID:RKaOkwnO0
明らか気絶してねぇwwwwww


127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:25:16.97 ID:mf6QTRCJ0
俺「さて、フィールドに出たはいいが・・・どこを探せばいいのやら」

ゲレゲレ「そんなことだろうと思って、妖精の村で情報収集をしておいたぜ」

俺「ほぅ?やるじゃねえか」

ゲレゲレ「俺はあんたの相棒だからよォ、あんたが常に滞りなく進めるように手はずを整える役なのさ
     西にある洞くつへ行き、ドワーフから《鍵の技法》ってやつを授かるそうだ
     ・・・・フルートを盗んだやつは北に住んでるらしいが、どうも家に鍵をかけてひきこもっているらしい」

俺「ケッ 親のすねかじりか・・・ すねをかじれる親がいるってのは幸せなことなんだ。親のすねじゃなく、親がいるという幸せを噛み締めやがれ!!!
  ・・・・・・俺にゃ親がいねえからな・・・・(目を細め遠くを見つめる)」

ゲレゲレ「俺もさ・・・。だが孤独じゃない 支えあえる仲間・・・・信じあえる友がいれば そんな悲しみも乗り越えられる
     そう教えてくれたのは あんただぜ?」

俺「くくっ ちげぇねえ。何かを失えば その代わりとなる大切なものが手に入る   だからどんなことがあっても、決して諦めるな
  どうしてもつらいときは 俺のことを思い出せ。俺はどんなにつらくても こうして強く生きている!!!



俺 は お 前 の 仲 間 だ ! ! ! !」  ド   ン  !  !


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:30:13.69 ID:mf6QTRCJ0
俺「っと、ガラにもねーこと言っちまったぜ(ヤレヤレ) 先、進もうか」

ゲレゲレ「ぐすっ 泣かせるじゃね゛ぇ゛か・・・ チーン
     西の洞くつに向かうんだな?」

俺「いや、北に向かう」

ゲレゲレ「!?しかし 鍵の技法は・・・」

俺「おいおい、俺を誰だと思ってんだァ?
  俺だぜ?」

ゲレゲレ「へへっ そうだった」ニマァ


ゲレゲレ「なら いこうぜ!!!!」

俺「ああ・・・!」



俺・ゲレゲレ「俺たちの冒険は これからだ!!!」



俺たちの ぼうけんは まだまだ つづく・・・・▼


131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:36:16.33 ID:mf6QTRCJ0
<雪の館>

ゲレゲレ「お、ここか」

俺「ふぅん・・・・? 氷を奏でし者が住まう魅惑の館 ってとこか」

ゲレゲレ「魅惑の館 ってのはすごくいい表現だ。ここの主(あるじ)は 雪の女王ってやつらしい
     きっと絶世の美女だぜ?」

俺「・・・・・興味ないね」スタスタ

ゲレゲレ「ふっ 相変わらずだな   しかしでかい門だな こりゃ一筋縄では・・・・・」


ドッゴオン!!

俺「開いたぜ」ギイィ・・・

ゲレゲレ「いくみてぇだな、俺にかかれば」ニヤリ


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:36:57.38 ID:IQHeNp/GO
俺くんただの中二病の学生じゃないのか


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:37:27.28 ID:MqdwDYLP0
ナッパのやつは面白かった
朝まで残しといてくれよ


134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:41:37.03 ID:mf6QTRCJ0
ゲレゲレ「中も一面氷だ――  うぉ!?なんだこの床」ツツー

俺「床も凍ってやがる・・・ うかつに進むと滑るわけだな」

ゲレゲレ「っとと 油断して滑っちまった  さて、俺は爪があるからどうにかなるが、あんたはどうする?」

俺「なぁに、簡単なことさ・・・    ぜぃ!!!」バキッ

ゲレゲレ「!!! 床を おもいっきり 踏みつけた?!」

俺「こうやって足を固定しながら進めば 滑らずに進めるってモンよ   ぜぃ!!」バキッ バキッ

ゲレゲレ「なるほど あったまいー!!(賢さは1だけどな)
     じゃ 行こうか」

俺「ああ  ぜぃ!!」バキッ

俺「ぜぃ!!」バキッ

俺「むんっ!」バキッ

俺「でぁ!!」バキッ


ゲレゲレ「(ちょっとうっとうしいな)」


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:47:16.95 ID:mf6QTRCJ0
俺「っぜぃあ!!」バキッ

俺「・・・ん?あそこにガキがいるぞ」

ゲレゲレ「あいつが雪の女王か? どうみてもただのジャリだぜ」

俺「まあ待て。迷子の子猫ちゃんかもしれねーぜ?
  おいガキ。ここで何をしている」

ザイル「なんだ お前は!? そうか! ポワンにたのまれて フルートを とりもどしに きたんだなっ!」

ゲレゲレ「That's right.」

ザイル「ポワンは じいちゃんを 村から追いだした憎いヤツだ!
    フルートが欲しければ 力づくで うばってみろっ!」

ゲレゲレ「おい 聞いたか?」ニヤニヤ

俺「ああ 力づくで だとよ?」ニヨニヨ


138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:52:27.13 ID:mf6QTRCJ0
俺「おもしれえ・・・かかってこいよ」クイックイッ

デンッテテテテテテテテテテテテ…デーデンッドドンドンドドーンドドドドンドドーン テレンテテレンテテーテンッ!

ザイルが あらわれた!

ザイルの こうげき!

ミス! 俺は ダメージを うけない!

ザイル「え?」

俺「ふぁあ・・・なんだそりゃ?攻撃なのか?ったく、あくびがでるぜ」

ザイル「く、くそう! 防御力だけは なかなかのようだな!」



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 04:57:04.07 ID:mf6QTRCJ0
俺「すげぇのは防御力だけじゃ ねえぜ?」シュンッ

ザイル「!!? きっ 消えた!」

俺「」シュババババババッ

ザイル「うわあ!!! ど、どうなってんだ!?消えたり 現れたり しながら 俺の周りを 回っているぞ!!?」

ゲレゲレ「(目にも見えない速度で移動し、その中の動きに緩急をつけ 見える状態と見えない状態を作っている・・・
      そしてそのまま敵の周りを回ることで、圧倒的な威圧感を与え戦意を喪失させる。 こいつ、やはり天才だな・・・・・)」


俺「ほらほら どうした?かかってきなさい」シュババババ グルグルグルグル

ザイル「ひぃいいいい!!!!やめて!!!!やめてください!!!!!
    消えたり 現れたりしながら 俺の周りを回って しかも徐々に間合いを詰めてこないでぇーー!!!」ガクガク

俺「ふん 雑魚が」シュバババ… ピタッ


ザイルを やっつけた!



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:01:57.30 ID:mf6QTRCJ0
俺「すげぇのは防御力だけじゃ ねえぜ?」シュンッ

ザイル「!!? きっ 消えた!」

俺「」シュババババババッ

ザイル「うわあ!!! ど、どうなってんだ!?消えたり 現れたり しながら 俺の周りを 回っているぞ!!?」

ゲレゲレ「(目にも見えない速度で移動し、その中の動きに緩急をつけ 見える状態と見えない状態を作っている・・・
      そしてそのまま敵の周りを回ることで、圧倒的な威圧感を与え戦意を喪失させる。 こいつ、やはり天才だな・・・・・)」


俺「ほらほら どうした?かかってきなさい」シュババババ グルグルグルグル

ザイル「ひぃいいいい!!!!やめて!!!!やめてください!!!!!
    消えたり 現れたりしながら 俺の周りを回って しかも徐々に間合いを詰めてこないでぇーー!!!」ガクガク

俺「ふん 雑魚が」シュバババ… ピタッ


ザイルを やっつけた!


143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:05:43.60 ID:mf6QTRCJ0
ザイル「くそー! お前は なかなか怖いな……。
    え? じいちゃんを 村から追いだしたのは ポワンさまじゃないって?
    けど 雪の女王さまが……」

俺「なんだこいつ・・・一人で話を進めてやがる・・・・・」

ゲレゲレ「恐怖で頭がイカレちまったんだろうよ」



ボワンッ
俺「!?誰だ!!」

女王「ククククク……。 やはり 子供をたぶらかせて という 私の考えは 甘いみたいでしたね」

ザイル「雪の女王さま・・・?」

ゲレゲレ「女王キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」

俺「!?」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:11:25.46 ID:mf6QTRCJ0
女王「こんどは 私が相手です。 さあ いらっしゃい!」

ゲレゲレ「うほほwwwwwwいきますともイキますとも!!!!!!その豊満な胸に飛びこんでもいいッスか!!?」

なんと 女王は 怪物に姿を変えた!



ゲレゲレ「・・・・・・・・・・・・・・・・」

俺「これがやつの 本当の姿ってわけか・・・」



ゲレゲレ「ぶっ殺す!!!!!!!」

ゆきのじょおうが あらわれた!

ゆきのじょおうの こうげき!
俺は 2の ダメージを うけた!


146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:16:54.06 ID:mf6QTRCJ0
ゆきのじょおう「ぐうぬ・・・堅いやつめ・・・・・
        ならばそっちの犬っころに 攻撃だ!!」

ゲレゲレ「ふん なめられたもんだな・・・ いいだろう、今回は俺が相手してやる。俺の出る幕じゃない
     俺、手出すんじゃないぞ?」

俺「いいだろう・・・。そういやお前の実力 まだ見たことがなかったな」(腕組み)

ゆきのじょおう「(くっ こいつもなかなかのやり手か・・・)だがそこのガキよりは弱いとみた!! 徐々にでも 弱らせてやる!」

ゲレゲレ「ふわぁ・・・ ごたくはいいからかかってこいYO」


ゆきのじょおうの こうげき!

ゲレゲレは 125の ダメージを うけた!

ゲレゲレは しんでしまった!



ゆきのじょおう「え? ちょ・・・あれ」



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:21:16.94 ID:mf6QTRCJ0
ゆきのじょおう「・・・・・」チラッ


俺「・・・・・」(腕組み)

ゆきのじょおう「(え?このガキなんで余裕こいてんの?仲間死んだんだよ?え?てか死んだよね?死んでないパターン?そういうことかぁ・・・!!)
        あっあやうく だまされるところだった! これは 演出か! だから きさまは 余裕があるのだな!!」


俺「・・・・・


  ・・・・・・よくも  ゲレゲレを・・・・・・」

ゆきのじょおう「(うわ まじで死んだん? 粋がってたわりによえぇ・・・わたし攻撃力50なのに120以上ダメージ食らってたやん)」

俺「ゆるさん・・・・・・・・・ゆるさんぞ 」ゴゴゴゴゴ

ゆきのじょおう「え?なんかわからんけどヤバイ!!!!防御せな防御!!」

ゆきのじょおうは みをまもっている。


149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:26:08.35 ID:mf6QTRCJ0
俺「この・・・女豹(豹と氷をかけている)が・・・・・一滴の水分も 残さんぞぉおおおおおあああああ!!!!!!」


俺「くらいやがれえええ!!

   ギ ラ ! ! ! ! ! ! 」

テレテレテレッ

俺は メラゾーマを となえた!


ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!

ゆきのじょおう「!!?  ばかなぁああああああああああああ――――……」

ジョアッ




俺「ふん・・・一瞬で 蒸発しやがった やはりギラも炎属性だったようだな」



ゆきのじょおうを やっつけた!


150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:33:51.74 ID:mf6QTRCJ0
俺「それより・・・ゲレゲレ・・・・・・」

ゲレゲレ「」(白目)

俺「・・・・・ほんとに死んでんのかァ・・・?」

⇒つよさみる
⇒ゲレゲレ †

ベビーパンサー
せいべつ:おとこ
レベル:2
HP: 44
MP: 0
ちから: 24
すばやさ: 18
みのまもり: 9
かしこさ: 1
うんのよさ: 1
さいだいHP: 44
さいだいMP: 0
こうげき力: 24
しゅび力: 9
Ex: 44


俺「こりゃあ    死んでるな
  ・・・・・・とりあえず たまたま携帯していた棺があるから これに入れよう」

ギイィー・・・ バタン


151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:38:00.15 ID:mf6QTRCJ0
俺「・・・ゲレゲレ・・・・・」

ザイル「なんだ 雪の女王さまって 悪い怪物だったんだっ!オレ だまされてた みたいだなあ。
    うわー まずい! じいちゃんに しかられるぞ! かえらなくっちゃっ!
    あ、そうだ お前には いいことおしえてやる。しんだ仲間は 教会につれてくと 生き返らせて もらえるぜ!
    それから そこの宝箱に フルートはいれておいたよ   じゃあな!!」タッタッタッ

俺「なんだと・・・?! 神は、命をも弄ぶというのか・・・・・」ワナワナ




俺「とりあえずフルートを回収するか」

俺は たからばこを あけた!
なんと!
はるかぜのフルートを 見つけた!


152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 05:43:43.35 ID:mf6QTRCJ0
<妖精の村>


ポワン「まあ! これは まさしく はるかぜのフルート!
    俺や よくやってくれました。 これで やっと 世界に 春をつげることが できますわ」
    なんて お礼をいって いいのやら……」

俺「・・・だが大いなる犠牲を払ってしまった・・・・・」

ベラ「(あのイヌっころ、死んだのね  ざまぁないわ)」

ポワン「そうだわ 約束しましょう。あなたが 大人になり もし なにか困ったとき 再び この国を訪ねなさい。
    きっと ちからに なりましょう。 いいですか? よく 覚えておくのですよ。」

俺「・・・・ああ なんだっていいさ」

ベラ「(二度と 来て欲しくないわね)」

ポワン「さあ そろそろ お別れの時です」

ベラ「俺 あなたの(した)ことは 忘れないわ。元気でね」

ベラ「(腹を殴られてから三日三晩苦しみ続けたもの・・・この苦しみは 絶対に忘れない・・・ 忘れては ならない)」



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 06:25:09.88 ID:/R4VvtsR0
何故本編でベラを嫁候補にできなかったのか

(↑ほんとこれ)

 
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 06:36:07.30 ID:mf6QTRCJ0
ポワンは はるかぜのフルートを
くちびるに あてた……。

ショワアアアアアアア・・・・・・・


俺「・・・・・・戻ってきたのか。この地下室に」

サンチョ「や! 坊っちゃん! いままで どこにっ!?だんなさまに ラインハットの城から使いが 来て 出かけることに なったんです!
     ぼっちゃんも 連れて いくつもりで ずいぶん さがしたんですが……。
     見つからなくて だんなさまは たった今 お出かけに なりましたっ。
     すぐに追いかければ まだ間に合うかも知れません。 さあ 坊っちゃん!」



俺「俺は今 喪に服してんだよ・・・ほんっと空気読めねえなァ ゲレゲレの代わりにてめーを連れて行けばよかったぜ」カァー ペッ!!

サンチョ「」



171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:10:22.78 ID:mf6QTRCJ0
俺「なにぼさっと突っ立ってんだ?あ?目障りだからまな板探しの旅にでも出ろよ」

サンチョ「まな板は もう タンスの中から見つかったんですよ。どこかに イタズラ者が いるんですかねえ…」

俺「・・・・・・」

テレテレテレッ

俺は マヌーサを となえた!
サンチョは まぼろしに つつまれた!


サンチョ「それからね ぼっちゃん! まな板がなくなって タンスの中から出てきて――……」

俺「永遠に俺の幻影と戦い続けるが いい
  お前は 死にすら 値しない」



俺「なぁーんて かっこつけすぎたかな フッ」

俺「兎にも角にもまずは教会だ。 俺の相棒を蘇らせる
  ・・・・・たとえ悪魔と契約してでも な」


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:15:01.13 ID:mf6QTRCJ0
保守支援サンクス
気絶するように寝てたわ




俺「なにぼさっと突っ立ってんだ?あ?目障りだからまな板探しの旅にでも出ろよ」

サンチョ「まな板は もう タンスの中から見つかったんですよ。どこかに イタズラ者が いるんですかねえ…」

俺「・・・・・・」

テレテレテレッ

俺は マヌーサを となえた!
サンチョは まぼろしに つつまれた!


サンチョ「それからね ぼっちゃん! まな板がなくなって タンスの中から出てきて――……」

俺「永遠に俺の幻影と戦い続けるが いい
  お前は 死にすら 値しない」



俺「なぁーんて かっこつけすぎたかな フッ」

俺「兎にも角にもまずは教会だ。 俺の相棒を蘇らせる
  ・・・・・たとえ悪魔と契約してでも な」


173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:19:36.20 ID:mf6QTRCJ0
<教会>

バァン!!!

神父「生きとし生けるものは みな 神の子。
   わが教会に どんな ご用かな? 」

俺「急患だ。見てくれ」

神父「どなたを 生きからせて ほしいのかの?」

俺「ゲレゲレだ!!!早くしろ 間に合わなくなってもしらんぞ!」

⇒ゲレゲレ †

神父「さすれば わが教会に 20ゴールドの ご寄付を。
   よろしいですかな?」

俺「金ならいくらでもくれてやる!!!Hurry up さっさとしやがれ!」

神父「おお わが主よ! 全知全能の神よ!
   いま ひとたび ゲレゲレに 命の息吹を あたえたまえ!」

テーレーレーレーレーーーレーーーーーレーーーーーーー


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:19:55.40 ID:mQs+T7Te0
おはよう


175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:23:40.68 ID:mf6QTRCJ0
おはよう




ゲレゲレ「っぷはぁ!!!!! 死ぬかと おもったぜ!!!」


俺「・・・・・・・・・・」

ゲレゲレ「俺・・・ 世話  かけちまったな すまな――」

俺「心配させんじゃねーよ バカやろう」コツン

ゲレゲレ「ってぇ ・・・へへっ」

俺「・・・ふっ」


ゲレゲレは よみがえった!


178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:28:47.58 ID:mf6QTRCJ0
神父「他に ご用は おありかな?」

俺「いや、もう大丈夫だ。
  世話になったな」

神父「おお 神よ! この者に あなたさまの ご加護の あらんことを! 」

俺「・・・・あんたのその 神を操る技術(すきる)、いつか必ず習得(ますたー)してやる・・・・!!」

ゲレゲレ「(賢さ1だけどな)」

神父「おお 神よ・・・」


ゲレゲレ「して 俺よ。これからどうするんだ?」

俺「サンチョのヤロウが言うには、ラインハットという国に向かえばいいらしい」

ゲレゲレ「あいつの言うことを鵜呑みにすんのかァ?」

俺「冥土の土産に・・・な」クスクス

ゲレゲレ「?」

俺「いや、なんでもねえ 行くぞ」

ゲレゲレ「へんなやつぅ」


179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:32:57.71 ID:mf6QTRCJ0
門番「こらこら 待ちなさい 村の外は キケンだ。 坊や いい子だから おうちに もどりなさい」

俺「ラインハットに行く用事があるんだ。パパスが先に行ったんで後を追う。邪魔すんじゃねえ」

門番「 え? パパスさんが 出ていかなかったかって? いや 見ていないぞ
   さ、いい子だから おうちに――」

シュッ

門番「え?消え――」

俺「・・・」トンッ

門番「あ・・・・・が・・・」ガクッ

ゲレゲレ「首の後ろを手刀でトンッとする技か ちょっと見ないうちにずいぶん腕を上げたな」

俺「腹を殴って気絶させるのは性に合わないんでね」スタスタ


181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:38:42.38 ID:mf6QTRCJ0
<フィールド>

俺「ところで、ラインハットってのはどこにあるんだ」

ゲレゲレ「え?  まさか知らねえのに出てきたのかぁ?」

俺「ああ・・・だが情報通のお前がいれば問題ないだろう?」

ゲレゲレ「バカ言うな。俺はさっきまで死にかけてたんだぜ?情報収集する時間なんざ無かったよ」

俺「(確実に死んでいた が正しいんだがな) なに?じゃあ俺たちは右も左もわからねえで外に出たってのか!?はっ こいつぁ傑作だ」



おーーーい!!待て!待つんだ!!

ゲレゲレ「ん?あれは・・・・」

パパス「はぁ はぁ  門番の兵士が 倒れていたから まさかと思って来てみれば・・・・・
    まだ 一人歩きは 危険だと 言っただろう」

俺「No problem(もんだいない) 
  つーかまだ村にいたのか」

パパス「うむ、いろいろと旅支度を していたのだ」


183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:43:36.23 ID:mf6QTRCJ0



俺「そいつは変だな。サンチョのやつが あんたはもう出かけた って言ってたぜ?
  あのボケ・・・俺たちをハメようとしやがったのか?」

パパス「家から出た ということで 村から出たとは言ってないんじゃないのか?
    サンチョといえば、ここに来る途中 家のほうから サンチョの話し声がずっと聞こえていたが・・・」

俺「・・・疲れがたまってるんだろうよ」

パパス「むむ 少し 休ませてやらねばな・・・・・
    さて、そろそろいくか!今度の行き先は ラインハットのお城だ。
    まえの船旅とちがって そんなに長い旅には ならないだろう。
    この旅が終わったら 父さんは 少し落ち着く つもりだ。
    お前には いろいろ 淋しい思いをさせたが これからは遊んであげるぞ」

俺「別に遊んでいらね――」

『・・・・・パパスを 大切にしてやれよ』

俺「チッ・・・  まあ、そういうのも悪くねぇか・・・・・」

パパス「・・・・ああ!!いっぱい 遊んでやるとも!!!」ニコッ

俺「ふん」


俺「(家族・・・か)」


184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:48:37.33 ID:mf6QTRCJ0
ゲレゲレ「おぉっと? 俺選手、どういった心境の変化かぁ!?父親の愛情を 受け入れはじめました!!」

俺「やっ やかましい!!!!!」

ゲレゲレ「おーこわ   息子らしい一面が 現れて よかったな パパス」

パパス「う、うむ (ん? え?なんかベビーパンサーがさも当たり前かのように喋りかけてきたんだけど・・・・)」


俺「おい おしゃべりはいい加減にして さっさと行こうぜ」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 09:52:56.12 ID:mf6QTRCJ0
<ラインハットへの道>


パパス「私は サンタローズに住む パパスというものだ」

ゲレゲレ「私は サンタローズにすむ パパスの息子の 俺に仕える ベビーパンサーの ゲレゲレというものだ」

兵士「え?喋っ・・・え?」


パパス「ごほん・・・ラインハット国王に呼ばれ お城にいく途中である。 どうか 通されたい!」

兵士「お、おお! あなたが パパスどのですか!? 連絡は うけています。 どうぞ お通りください!」


ゲレゲレ「さすがはパパス。顔パスだな パパスだけに」

俺「・・・・ぶふっ」

パパス「・・・・・
    ん?あんなところに 老人が・・・」



 
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:00:44.18 ID:mf6QTRCJ0
パパス「もし……。 どうか されたか ご老人?」

老人「ほっといてくだされ。 わしは 川の流れを見ながら この国の ゆく末を 案じているだけじゃて……」


パパス「ふむ……。 あまり風にあたると 身体に 毒ですぞ。では ごめん!」クルッ

俺「この世界の風は少し障気を帯びている。気をつけるこった。じゃあな」クルッ

(振り返り、階段を降りてしまう名シーン)


パパス「!!」
俺「!!」

ゲレゲレ「やっぱ親子なんだな・・・」


191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:06:39.68 ID:mf6QTRCJ0
<ラインハット>

兵士「待てっ! わが城に なに用だっ!?」

パパス「私は サンタローズに住む パパスという者だ。 国王に呼ばれ 来たのだが」

ゲレゲレ「私は サンタローズに住む パパスという者の息子の 俺という者に仕える ゲレゲレというものだ。パパスに連れて 来られたのだが」

兵士「え?喋って・・・・・
   はっ  おお! あなたが パパスどのですか!? 国王が お待ちかねです。
   さあ こちらへっ!」


俺「このくだり、毎回やんのかァ・・・?」

ゲレゲレ「ったりめーよ」



兵士「王さま! パパスどのを お連れしました!」

王「ふむ ごくろうであった。 そのほうは さがってよいぞ」

兵士「はっ!」


193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:12:13.33 ID:mf6QTRCJ0
王「さて パパスとやら そなたの勇猛さは このわしも 聞きおよんでいるぞ!
  その腕をみこんで ちと たのみがあるのだが……。
  コホン……。
  パパス もう少し そばに! 皆の者は さがってよいぞ!」

ゲレゲレ「なにやら 濃厚な 予感が・・・」

パパス「俺、ゲレゲレ そんな所に 立っていても たいくつだろう。
    いい機会だから 城の中を 見せてもらいなさい。
    ひととおり見るうちには 父さんたちの話も終わるはずだ」

俺「そうさせてもらおう。ジジイどもの話を延々待たされるなんてゴメンだ」

ゲレゲレ「すまない ホモ以外は帰ってくれ ってことか
     俺ぇ!!次期国王に挨拶しに行こうぜ!!」タッタッタ

俺「やれやれ ま、付き合ってやるか
  さっさと終わらせろよ?」ギロッ


王「…そなたの息子も 勇敢じゃのう」

パパス「はは……」


194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:19:03.14 ID:mf6QTRCJ0
俺「ところで 次期国王ってのはいったいなんのことだ?」

ゲレゲレ「あのジジイ見たろ?ありゃいつ死んでも おかしくねえ
     あの王が死ねば あいつの息子が次の国王だ。そいつに顔売って損はねえぜ?

     なんたって俺たちは これから伝説になるんだからよォ?」ニマァ

俺「ふん 伝説なんざ興味はねえ
  が、お前がやりたいようにやりゃいいさ」ニマァ




衛兵「ここは 王妃さまと 第2王子デールさまの お部屋で あらせられるぞ」

俺「ああ。わかっている どいてろ」シッシッ


196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:24:02.09 ID:mf6QTRCJ0
ガチャッ

王妃「なんじゃ そなたは? わが子デールに あいさつに きたのですか?
   おほほほほ。そなたは 小さいくせに なかなか目先が きくとみえる。

俺「ま、そういうこった」

王妃「兄のヘンリーより このデールのほうが よほど 次の王に ふさわしいと そう 思ったのですね。おほほほほ」

俺「言ってる意味が よくわからんが とりあえず自己紹介だ。 俺の名前は俺。こいつはゲレゲレ
  いずれ世界に轟く名だ。よく覚えておけ」

デール「ボク 王さまなんかに なりたくないよお……」

ゲレゲレ「ボク 王さまなんかに なりたくないよお……
     だってよ。きもちわりい喋り方のガキだな・・・こんなのが次期国王とは・・・・・
     おい 行こうぜ」

俺「・・・・ああ」


ゲレゲレ「国王候補もたいしたことなかったなァ
     俺ぐらいしっかりした ガキじゃねーと 王様なんてつとまらねえっての」

俺「そんなガキいねえよ 俺以外はな」


198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:28:50.88 ID:mf6QTRCJ0
ゲレゲレ「城探索も飽きたな。案外たいしたことねーし」

俺「そうだな、レヌールの城のほうがよっぽど立派だぜ。そろそろパパスを連れて帰るか
  ・・・ん?適当にブラついてたどり着いた この部屋・・・・・
  なぜだか入らねばならない気がする・・・」

ゲレゲレ「あーん?なんだそりゃ??どうせなんもねぇって いこうぜ」

俺「いや・・・俺の第六感が語りかけている・・・・・・そして俺は 心の声には従うッッ!!!
  なぜなら この世でもっとも信頼できるものは 自分だからだッッッ!!!!!」

バァン!!!


ヘンリー「だれだ お前は? あっ! わかったぞ!
     親父に呼ばれて城に来た パパスとかいうヤツの 息子だろう!
     オレは この国の王子。 王さまの次に えらいんだ。 オレの子分に してやろうか?」

ゲレゲレ「な?」

俺「・・・・・」


200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:33:46.10 ID:mf6QTRCJ0
ヘンリー「はーん? よく聞こえないなあ……。  もう いちど聞くぞ。
     オレは この国の王子。 王さまの次に えらいんだ。 オレの子分に してやろうか?」

ゲレゲレ「行こうぜ じゃあなクソガキ ごっこ遊びは一人でやってな」

俺「・・・俺の勘が 外れた・・・・?ばかな・・・ありえん」ブツブツ


ヘンリー「わははははっ。 だれが お前みたいな 弱そうなヤツを子分にするか! 帰れ 帰れ!」


ゲレゲレ「そう落ち込むなよ ま、そういうこともあるって
     パパス連れてさっさと帰ろうぜぇ?」

俺「・・・・・ああ そうだな」


202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:43:46.47 ID:mf6QTRCJ0
ゲレゲレ「ん?パパスがいねぇ」

俺「おい パパスはどこだ?」

王「そなたは パパスの息子で あろう。 なかなか よい目をしておるな。
  パパスには わが長男 ヘンリーの おもりを してもらうことにした。
  そなたも ヘンリーの友だちに なってやってくれい。 たのむぞよ」

俺「勝手なことしてんじゃねえ!!!!!!!」クワッ

王「ビクゥ!!!」

俺「いいか、今の俺は気が立ってんだ・・・こんなシケた城からとっとと帰りてぇんだ。わかるか?
  わかったら失せろ!!!!!!」

王「す、すまぬ」ソソクサ

俺「ちっ    パパスを探しに行くぞ」

ゲレゲレ「うぃーす」

王「(失せろって ここ、ワシの城なんだけどなぁ・・・)」


204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:51:17.55 ID:mf6QTRCJ0
パパス「おお 俺か! 父さんは ヘンリー王子の おもりを たのまれたのだ。
    本当は 王子のそばに いたいのだが まいったことに キラわれてしまったらしい」

パパス「だが お前なら子供どうし 友だちに なれるかも知れん。
    父さんは ここで 王子が 出歩かないよう見張ってるから がんばってみてくれぬか?
    たのんだぞ!」

俺「どいつもこいつも・・・イラつかせてくれるぜ
  ヘンリーだかチュンリーだか知らんが、一人で遊ぶように説得してきてやる!  パパスー!帰る準備をしておけ!!」ズカズカ

パパス「・・・・・えー・・・なんなん、めっちゃ怒ってるやん・・・」


207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 10:56:09.70 ID:mf6QTRCJ0
バァン!!

ヘンリー「なんだ また お前か? やっぱり 子分になりたくて もどってきたのか?」

俺「やかましいわ!!!!俺たちは帰りてぇんだ!!!邪魔すんじゃねえ!!!!!邪魔するなら・・・・・



  殺すぞ」

ゲレゲレ「!!!!!」バッ

ゲレゲレ「(な、なんという殺気・・・・・本能から 思わず飛びのいてしまった・・・)」ガクガク


ヘンリー「あ・・・あ・・・・・・・」ガチガチ

ヘンリーは 生まれて初めて 心の底から震え上がった。真の恐怖と決定的な挫折に・・・
恐ろしさと絶望に涙すら流した これも初めてのことだった


210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:08:31.87 ID:mf6QTRCJ0
ヘンリー「う・・・うわああああああああああ!!!!!」ダッ

ゲレゲレ「目に見えぬプレッシャーに耐えかねて逃走か・・・ま、当然だな」

ヘンリー「うわあああああああああああああああ!!」

ヘンリーは いきおいよく イスをどけた
なんと 隠し階段が あった!
ヘンリーは 転げ落ちるように 階段をかけおりた!!

俺「ふん 他愛もない」


ゲレゲレ「見たかあいつの顔? ブフーッwwwこの世の終わりって表情してたぜ!!
     こんどは 俺が ビビらせてみよっとwwwww   待てコラー!!!!!!」

俺「ったく、大人げねえな・・・」


ヘンリー「!! ひぃい お、追いかけてきやがった!!!!!」

ゲレゲレ「グヒヒ・・・クッチマウゾ・・・・ジュルリ」

ヘンリー「あば・・・あばばばば」


211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:12:54.57 ID:AgGn/79BO
ゲレゲレ弱いくせにwww


212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:13:34.82 ID:mf6QTRCJ0
俺「おい ガキいたぶるのもいい加減にしとけ――
  ん?」


バタンッ

俺「!! なんだてめえら!」

ヘンリー「!! 誰だかしらないけど た、助けて!!!」

盗賊A「わるいが いっしょに 来てもらうぜっ!」バス ボゴッ ボキィ

ヘンリー「うぐっ!ごふっ!んげぇ!!」


俺「待てコラ!!!!おい!!!」ダッ

盗賊A「なっ 速っ!!!? おい! はやく王子を舟へ!」

盗賊B「へ へいっ!」

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:17:48.72 ID:mf6QTRCJ0
俺「逃すかあああああ!!!!」

盗賊C「うわあ! 船を走って追いかけてくる!!!こええええ!!!!!」

盗賊D「全速力(ふるすぴーど)だあああ!!」

ギューーーン


俺「くっ・・・ やはり6才のボディじゃ限界があるか」

ゲレゲレ「おっ おい これって やばくね??」

俺「ああ、王子が誘拐された・・・こいつぁなかなかマズいぜ
  気はすすまんが、パパスに報告だ・・・・・」



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:21:52.12 ID:mf6QTRCJ0
パパス「なに…っ!!王子が さらわれただと!?」

パパス「なっ なんということだ!
    いいか 俺、ゲレゲレ。 このことは 誰にもいうな。
    わたしのクビが とぶことになる(ガクガク)
    とにかく 王子を 助けださないとっ! ついて来い!」ダッ

俺「ちょ待てよ」

ゲレゲレ「おわ!パパスはやっ!!!! 自分のことになると 真価を発揮するタイプか
     ・・・最低の人種だな」

俺「言うな・・・
  俺たちも行くぞ」

ゲレゲレ「ああ!! まってろよクソジャリ・・・もっとビビらせてやるからよォ!」


俺と ゲレゲレのせいで ヘンリーおうじが つれさられてしまった!!
いまだかつてない ピンチに 俺は どうたちむかうのか・・・!?

そして さんにんと いっぴきに しのびよる じゃあくな かげ・・・・・・
はたして ぶじにおうじを とりもどすことが できるのか!▼



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:25:23.81 ID:Tjwhn85D0
パパス保身に走ったと思われてるwwww

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:31:36.69 ID:mf6QTRCJ0
ゲレゲレ「にしてもパパスのヤロー まじではえぇな・・・
     ぜんぜん追いつけねえ」

俺「だが辛うじて見失ってはいない このまま追跡を続けるぞ

  むっ あの遺跡に入ったようだ」


<古代の遺跡>

俺「この遺跡からは・・・古(いにしえ)のパワーを感じる・・・・・」

ゲレゲレ「今回は そういうどうでもいい話はナシだ!まだかなり序盤なのにスレが埋まっちまう!!」


俺「ん?こいつら・・・ヘンリーを拐ったやつだ
  おい!ヘンリーはどこだ!!!」

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:37:18.56 ID:mf6QTRCJ0
盗賊C「うん なんだ お前は?ああ キラーパンサーを 連れているところをみると お前も魔族だな。ひっく……」

盗賊B「かー! 仕事のあとの酒は たまんねえなあ。
    ともかく ここに子供を 連れてくると どれいとして 買ってくれる。いい話だよな」

盗賊A「ういー ひっく……。王妃に 王子を始末してくれと たのまれたけどよお
    殺せといわれたわけじゃないし 王子を どれいとして売れば また金が入る。こりゃあ一石二鳥ってもんだ。ひっく」

俺「ちっ 酔っ払いが 泥酔してて会話にならねえ
  ・・・にしてもまさか 黒幕があの王妃だったとはな
  とんだゲスヤローだぜ」ペッ


ゲレゲレ「のんだくれの話なんざどうでもいい!!!!さっさと来い!俺を怒らせたいか!!!」クワッ

俺「・・・・・」


225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:41:35.54 ID:mf6QTRCJ0
ゲレゲレ「お!パパス発見!!!!」

なんと パパスが
怪物たちと 戦っている!

スライムナイトが あらわれた!
ドラキーが あらわれた!
まほうつかいが あらわれた!

パパスの こうげき!
ドゥクシ!!ドゥクシ!!!


まもののむれを やっつけた!


パパス「おお! 俺か! はぐれてしまったと思ったが こんな所まで 来るとは……。
    お前も ずいぶん 成長したものだな。 父さんは うれしいぞ!
    さて ともかく 王子を助けださねば!
    お前が 先にいけ。ボスとかいたら 怖いからな!
    うしろの守りは 父さんが 引きうけたぞ!」

俺「・・・・・・・なんも言うことねぇよ」

ゲレゲレ「ここにきて ゲスっぷりが 炸裂してきたな」


226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:44:18.33 ID:Tjwhn85D0
パパスの株が下げ止まらないwww


227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:45:16.56 ID:mf6QTRCJ0
<牢屋>

パパス「へ ヘンリー王子!」

俺「牢屋に 閉じ込められている・・・」

パパス「く! カギが かかっている!
    ぬっ! ぬおおおおおおーーーっっ!! 」






パパス「はぁ・・・はぁ・・・・・だめだこりゃ びくともしねえや」



俺「ぬんッ」バキッ

パパス「・・・・・」

俺「ニマァ」


230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:49:49.02 ID:mf6QTRCJ0
ハパス「ヘンリー王子!」

ヘンリー「! ひっ こ、こんなとこまで きたのか・・・!!
     ごめんなさい ゆるしてぇえええ」

俺「心配すんな さっきの殺気は冗談だ。 今度は助けにきたのさ」

ゲレゲレ「さっきの殺気wwwwwwwうめえwwwwwwwwwwwww」

俺「・・・」ギロッ

ゲレゲレ「サーセンした」


233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 11:54:00.53 ID:mf6QTRCJ0



ヘンリー「ふ、ふん! ずいぶん 助けにくるのが おそかったじゃないか。
     まあ いいや。どうせ オレは お城に もどるつもりは ないからな。
     王位は 弟がつぐ。 オレは いないほうがいいんだ」


パパス「王子!」

バス ボゴッ ボキィ

ヘンリー「ごぶっ  あ・・・が・・・
     なっ なぐったな オレをっ!!」

パパス「王子! あなたは 父上の お気持ちを 考えたことが あるのか!?
    父上は 父上は……」

ヘンリー「……………」

パパス「さあ ともかく
 追手のこないうちに ここを!」


俺「結局何が言いたいのか まったく伝わらかったな」

ゲレゲレ「単純に ヘンリーを殴りたかっただけだろ」

俺「なるほどな・・・」



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:05:57.84 ID:mf6QTRCJ0
スゥ・・・
マーリン「けけけ そう簡単に 逃がさないよ」

メルビー「われら まほうつかい三姉妹が お相手してしんぜよう」

ジュモン「かかってきなさい」


パパス「く! さっそく あらわれたかっ!?」

ゲレゲレ「三姉妹って・・・そのナリで女だと・・・?!」ガクガク

パパス「俺! ここは 父さんが引きうけた!
    お前は 王子を連れて はやく外へ!」


俺「わかった そんなザコ三匹相手に時間かけるなよ

  ・・・親父」

パパス「!!   うむ!!!!」


236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:14:14.24 ID:1D34agZ5O
このパパスはぬわーしなさそう


237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:14:40.12 ID:mf6QTRCJ0
俺「ゲレゲレ!ヘンリー!いくぞ!もたもたするな!!」ダッ

ヘンリー「ぞんなこと いったって・・・殴られたせいで うまく走れないんだ・・・」ヨロヨロ

ゲレゲレ「走れオラァ!!!食っちまうぞ!!!」ガルルルル

ヘンリー「ひぃ!!!」ダッ


ヘンリー「はぁはぁ あと少しで 出口だ!!
     ひゃっほう!たすかったぜ!!!」

俺「待て!!
  ・・・・・・気配を感じる」

ヘンリー「? なにいってるんだ? 誰もいないじゃ――――」


ゲマ「ほっほっほっ ここから逃げだそうとは いけない子供たちですね」

ゲレゲレ「!!!い、いつの間に あらわれたんだ・・・・」


俺「・・・・・」


238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:18:26.56 ID:yV08rNKP0
ゲマにぬわーされないと親父を大事にしろよの伏線が


240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:20:05.10 ID:mf6QTRCJ0
ゲマ「この私が おしおきを してあげましょう。 さあ いらっしゃい!」


ゲマが あらわれた!

ゲマ「大サービスしてあげましょう。両手は使わないでいて あげますよ 」

ゲマは わらっている。


俺「ほーう?そいつぁ・・・・・・どうも!!!!!!!」ギュンッ

ゲマ「!!?はや―――」


241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:20:11.14 ID:7RNxbvOoi
何かを感付いてる
さすが俺


242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:21:48.28 ID:0NBed26l0
ここで無駄に鍛えまくってバギクロスとか撃ちまくっても笑っぱなしなんだよな

負け戦嫌だわ



 


245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:26:30.89 ID:mf6QTRCJ0



俺「おっらぁ!!!!!!オラオラオラ!!!!んでぇぇぇぇい!!!!!」ボゴッドスッ

俺の こうげき!
ゲマに 82の ダメージ!!
俺の こうげき!
ゲマに 79の ダメージ!!
俺の こうげき!
ゲマに 85の ダメージ!!
俺の こうげき!
ゲマに 91の ダメージ!!
俺の こうげき!
かいしんの いちげき!
ゲマに 130の ダメージ!!

ゲマ「ぶぐくくぅ・・・・・かはっ・・・!!!」


ゲマ「ごほっ・・・す、少しはやるようですね・・・・・・」ガクガク

ゲマのひざは わらっている。

ゲマ「(! このわたしに これほどまでダメージを・・・!!)」


250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:32:03.85 ID:mf6QTRCJ0
俺「どうした?まだまだこんなもんじゃないぜ?
  おら、かかってこい。もっと俺を楽しませてくれェ・・・」シュッシュッ

ゲマ「(ぐぬぬ・・・どうしたものか・・・)」


タッタッタッタッ

パパス「こっ これは いったい! 俺!!」

俺「よう。遅かったじゃねーか。こっちはもう片付いちまうぜ?」



ゲマ「!!(弱そうな おっさん!!!)ごほ・・・ごっほっほっほっほっ。 あなたですね。私のかわいい 部下たちを やっつけて くれたのは……」

パパス「え?ワシ?」


251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:32:42.88 ID:1D34agZ5O
>>245
>ゲマのひざは わらっている。

誰がうまいことを(ry


252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:38:12.83 ID:mf6QTRCJ0
ゲマ「出でよ ジャミ! ゴンズ!」

ジャミ「ぶるるるる・・・」

ゴンズ「ぶひぃ!!!ぶひひぃ!!」

ゲマ「さあ その なまいきな男を やっつけて おしまいなさい」


俺「その雑魚二匹の相手は 任せたぜ
  俺はこいつと決着をつける」ニヤリ

ゲマ「!!! おっお前も そのおっさんと 戦いなさい!!!」

俺「あぁ?なんでだよ この中じゃおめえが一番マシそうだから、選んでやってんだ
  いいからかかってこいやゴラ」ギロッ

ゲマ「ぐ・・・!そ、そうだ!!我が忠実な部下 ジャミとゴンズを 見事倒すことができれば 私の真の力を みせてあげましょう」


253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:44:44.45 ID:mf6QTRCJ0
俺「くっくっく そいつぁ楽しみだ
  よし 親父!!一瞬で片付けるぞ!!!!!」

パパス「うむ!親子の共同作業だ!!」


ゲマ「(まずい・・・・・どうしようか・・・・・・・・このままじゃ・・・・死ぬ!!)」


ジャミが あらわれた!
ゴンズが あらわれた!

パパス「よし 俺! 一気に たたみかけるぞ!!!」

俺「無論 そのつもりだ。反撃の余地など・・・・・
  ない!!!」グオッ




256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:50:18.55 ID:mf6QTRCJ0
俺の こうげき!
かいしんの いちげき!
ジャミに 161の ダメージ!!
俺の こうげき!
かいしんの いちげき!
ジャミに 153の ダメージ!!
俺の こうげき!
かいしんの いちげき!
ジャミに 170の ダメージ!!
俺は メラゾーマを となえた!
ジャミに 315の ダメージ!!

ジャミ「ぎゃああああ!!!!!あぢいいいいい!!!あぢいよおおおお!!!!!!!!!」

ゴンズ「ジャミぃぃいいいい!!!!!」


257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:55:00.75 ID:mf6QTRCJ0
パパス「ぬおおお!!!」

パパスの こうげき!
ジャミに 45の ダメージ!!
パパスは ベホイミを となえた!
ジャミの きずが かいふくした!

俺「Good job.(ニマッ)」

ジャミ「あ・・・あが・・・・・・・」

パパス「わっはっは!!そう簡単に 楽にはさせんぞ!!!」


俺の こうげき!
俺の こうげき!
俺は メラゾーマを となえた!
   ・
   ・
   ・
パパスは ベホイミを となえた!
パパスは ベホイミを となえた!
   ・
   ・
   ・

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 12:58:50.36 ID:mf6QTRCJ0
ジャミ「ごろじでぐでぇえええ゛え゛!!!!!!!!!」


ゲマ「あ、悪魔だ・・・・・・」ガタガタ

ゲレゲレ「(一瞬でケリをつけると言いながらじわじわとなぶり殺しにする か
     この男・・・やはり心理戦に長けている・・・ッ!!!)」

ゲマ「(に、人間は こんなにも恐ろしい生き物だったのですか・・・
   ゴンズは かんぜんに 戦意を 失っているし・・・・・ど、どうましょう・・・・・ はっ!そうだ!)」





ドサッ・・・・・・

ジャミ「」

俺「ふぅ、飽きたしこんなもんにしてやるか」

パパス「うむ。しかし メラゾーマのし過ぎで 馬肉の燻製に なってしまったな!わっはっは」

俺「次のメニューは豚の丸焼きだぜ?」

ゲレゲレ「馬肉うめえ」ガツガツ


263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:03:53.88 ID:mf6QTRCJ0
オラァ!!ヌワ!!ヌオォ!!メラゾーマ!!!ドララァ!!WANABEEEE!!!
バキボコドスッ

   ・
   ・
   ・


ゴンズ「」

ゲレゲレ「ガッシ!ボカ! 相手は死んだ。ゴンーズ(豚)」

パパス「やはり 私と俺の名コンビには かなわぬようだな!!!」

俺「さぁて 次はアンタの番だぜ ゲマさんよぉ」コキッコキッ



 
265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:09:49.89 ID:mf6QTRCJ0
ゲマ「ほっほっほっほっ。 みごとな戦いぶりですね。
   でも こうすると どうでしょう……」

なんと! ゲマは
ヘンリーの のどもとに
死神のカマを あてがった!

ヘンリー「あわ・・・・あわわ・・・」ガクガク

パパス「ヘンリー王子!!」


ゲマ「この子供の命が おしくなければ ぞんぶんに 私に攻撃なさい。
   でも この子供のたましいは 永遠に じごくを さまよう ことに なるでしょう。
   ほっほっほっほっ」


俺「ちぃ・・・クソガキめ 邪魔しやがって」

ゲレゲレ「一気にピンチだな」


266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:13:03.13 ID:mf6QTRCJ0
ゲマ「(ほっ さっきの 外道っぷりからして 容赦なく攻撃してくるかと思いましたが・・・所詮は人間、甘いですね)」


パパス「俺、お前の超スピードで ヘンリー王子を救出できないか?」ボソボソ

俺「あいつをなめちゃいけねーぜ? 俺の全力の攻撃を受けても生きてやがるんだからな
  多分、俺が消えた瞬間にヘンリーの首をかっきるだろう」

パパス「むぅ・・・万事休すか(ヘンリー王子を救えなかったとなれば 私の人生が・・・終わってしまう!それだけは・・・!!)」


ゲマの こうげき!
俺は 3の ダメージを うけた!
ゲマの こうげき!
パパスは 64の ダメージを うけた!

パパスたちは ただ ジッとたえている!
     ・
     ・
     ・


269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:18:12.80 ID:mf6QTRCJ0
ゲマ「ほっほっほっほっ。 ずいぶん 楽しませて くれました」

パパス「ううう……」

俺「ぐ・・・さすがに ダメージを 受けすぎた・・・・・」

ゲレゲレ「」(白目)


ゲマ「おや まだ 息が あるみたいですね」

俺「(だめだ・・・意識が・・・・・・・)」ガクッ



パパス「ううう……」


パパス「うううおおおおおお!!!!!!」

ゲマ「!!!まだ立ち上がって―――」


271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:25:09.62 ID:mf6QTRCJ0
パパス「ゲマさん!!部下を殺しちまって すいやせん!
    代わりに 私が ゲマさんの 手となり 足となりますぜ!!」ドゲザッ

ゲマ「・・・!?」

なんと パパスが おきあがり
なかまに なりたそうに ゲマをみている!

パパス「悪い話じゃないでしょう!?なんたって私は あなたの元部下よりも 強いんですから!」

ゲマ「(こいつ・・・何を考えているのでしょう・・・?作戦・・・?
    いやしかし、今のこいつらには なにもできない・・・となると、単純に 戦況を読んで 命乞いか・・・)」


ゲマ「ほっほっほ いいでしょう。あなたの その いとも容易く仲間を裏切る精神 気に入りました
   あなたのような者は むしろ 魔族にふさわしい ですよ」

パパス「わっはっは、世の中強いものについて行かねば 早死にするんですよ!」

パパスは うれしそうに ゲマのとなりに ならんだ!


274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:31:49.67 ID:mf6QTRCJ0
パパス「さて、このガキどもはどうしましょうか」

ゲマ「ほっほっほっほっ。 子を思う親の気持ちは いつみても いいものですね。
   しかし 心配はいりません。お前の息子は わが教祖さまのどれいとして 一生幸せに くらすことでしょう
   まあ 私の右腕の息子ということで 幹部くらいにしてやっても いいですよ ほっほっほっほっ」

パパス「ぬわー!!なんという慈悲深きお言葉!!」


ゲマ「パパス!この子供たちを 運びだしなさい」

パパス「へいっ!!
    ゲマさま このキラーパンサーの子は?」


ゲマ「捨てておきなさい。野にかえれば やがて その魔性を とりもどすはず
   うん? 待ちなさい。この子供は ふしぎな宝石を 持っていますね」

ゲマは 俺から ゴールドオーブを 手にとった!



276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:36:21.58 ID:mf6QTRCJ0
パパス「なんと いつのまに こんな代物を・・・」


ゲマ「この 宝石は もしや…?
   どちらにしろ こうしておくと しましょう」

ゲマは ゴールドオーブをにぎりしめ 強く念じた!

バリィィーン


なんと!ゴールドオーブは こなごなにくだけちった!

ゲマ「ほっほっほっほっ さあ いきましょう」

ゲマは ルーラを となえた!


277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:41:01.77 ID:mf6QTRCJ0
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かくして 俺は ヘンリー王子とともに
何処とも わからぬ所に運ばれた。

王子が死ねば 人生が終わる! そんなパパスの考えのせいで
さらわれた ヘンリーを 待ちうけていたのは

苛酷な どれいの日々であった。

そして 10余年の月日が流れた…。


278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:42:06.45 ID:S6d1z3KP0
パパス生存ルートきた!

 
281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:47:34.20 ID:mf6QTRCJ0
とりあえずこれで少年編は終わりです
原作通りに進めると思いのほか長くなってしまった

青年編は途中までしか書き溜めていないので、原作通りの流れは変えていくつもり
毎度のことながら支援保守に加えてたくさんのレス本当にありがとう
おかげでさるさん回避できてスムーズに投下できる

少し休憩して再投下します



284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 13:51:25.92 ID:Xb4EsAWw0
俺が10年も大人しく奴隷をやっているとは思えないな


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