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ストーカー「いつも見てます愛してます」男「嘘だね」


ストーカー「いつも見てます愛してます」男「嘘だね」


ストーカー「いつも見てます愛してます」男「嘘だね」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 01:17:45.65 ID:E6TiM4xMP
男「ていうかキミ誰?」

女「女と言います……えっと、今嘘って」

男「だってこんなに可愛い女の子が俺みたいな男が好きな訳ないじゃん」

女「かわっ……!そ、そんな事ありません!男さんはとっても素敵です!」

男「大体いつも見てるなら分かるじゃん、つまらない奴で毎日毎日――」

女「オナニーしてますよね!知ってます!」

男「家で独り過ごしてるって……えっ」

女「えっ」




 

元スレ
ストーカー「いつも見てます愛してます」男「嘘だね」




5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 01:24:14.49 ID:E6TiM4xMP
男「マジで?」

女「マジです、毎日二回はしてますよね」

男「べ、別に毎日はっ!」

女「ちなみに体育の授業がある日は大体三、四回してますよね。正直な男さんはとっても可愛いです!」

男「いや、あの、だから……えーと」

女「ん?なんですか?」

男「じょ、情報のソースは?」

女「男さんのゴミをですね」

男「本物だよこいつ……」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 01:30:01.78 ID:E6TiM4xMP
あるぇー需要あんまりないのか?

男「年頃の女の子にオナニーの残骸を俺はっうわぁうわああああ」

女「ど、どうしたんですか?別にあの、持ち帰ったりしてませんから安心してください」

男「いやいやその選択肢があったのかよ!」

女「流石にゴミを物色した挙げ句持ち去るのは怪しすぎますからね……衛生面の問題もありますし」

男「そこは気にするんだ……」

女「だって!男さんに汚いと思われて嫌われたりしたら私!ああ想像しただけでもう!死にますよ!」

男「わりとどうでもよくなってきたけど……ゴミを漁る事自体は?」

女「えっ」

男「えっ」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 01:32:48.59 ID:E6TiM4xMP
じゃあ書きためた分のこれでラストで

男「それで、今日はどう言ったご用件でこちらに?」

女「なんで敬語ですか?」

男「壁がないと心が持ちませんで……」

女「あの、いつも男さんの事見てます!あ、愛してます!」

男「いつもって?そもそもストーカーってそう宣言するものなのか?」

女「す、ストーカーじゃありません!男さんを見てるだけで満足なんです私は!」

男「見てるだけねぇ……それで、満足出来なくなったと」

女「いいえその、今度、男さんと同じ学校に入る事が決まりまして、だからあの、挨拶を」

男「挨拶ねぇ……それはまたええええええ?!同じ学校って!」

女「頑張りましたぁ私……これからよろしくお願いします!」




 
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 01:44:56.78 ID:E6TiM4xMP
意見を汲み取って新キャラ、でも書きためがないと遅い

幼馴染「高校でもクラスだね!男くん」

男「あ、はい、そうですね」

女「同じクラスになりました、女と言います!よろしくお願いします!」

男「あ、はい、そうですね」

幼馴染「女ちゃんよろしくーわたしは幼馴染でこいつは……ってどうしたの男くん?」

女「まさか男さんと同じクラスになれるなんて……!運命を感じますね!」

男「あ、はい、そうですね」

幼馴染「この壊れぶりは久し振りに見たね……わたしにオナニーの現場を発見された時からかな?」

女「そうこれはまさに運命の出会い!そしてそれは男さんにとってもきっと同じなはず!もしかしてもしかして今日のオナニーで私がキャーデモソンナ(ry」

男「うわぁあああああああああ」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 01:55:20.28 ID:E6TiM4xMP
×高校でもクラス
○高校でも同じクラス

自宅

男「終わった……新学期早々色々終わった……」

男「もういい……オナニーして休もう」

男「……」

男「(そう言えば今オナニーしたのもあとであいつにバレるのかな)……」(シコシコ)

男「(愛してますとか言ってたし……もしかしてあいつも俺を、俺のを想像して)っ!」(シコシコ)

男「(にしても女って可愛いよな)……っ!女っ…女っ!」(シコシコ!)

女「はい?」

男「うわぁあ!気持ちいいよ……おん……な?」

女「……」

男「……」

男「えぇーなんでよー」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 02:03:43.11 ID:E6TiM4xMP
女「いえその、す、ストーカー、だから?」

男「もーやめてよオナニーしてるのにさー」

女「す、すいません」

男「あ、それと同い年だから敬語はいいよ」

女「そ、そうですか。えっと、じゃあ、その、えーと」

男「小柄で顔立ちも幼いから普通に年下だと思ったんだ……なに?」

女「つ、続かなくていいです…いいの?その、まだ、け、元気なようで」

男「やめて現実を思い出させないで」(ギンギン)



 
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 02:22:28.36 ID:E6TiM4xMP
男「これは別にオナニーという訳じゃいやオナニーだけど女でやってるわけでもないでしてその」

女「べ、別にいいですよ」

男「……つ、つまり?」

女「私は男さんのストーカーだから、私でオナニーしても、その」

男「その?」

女「う、嬉しいです」

男「」

女「ああああの!恥ずかしいなら私後ろ向いてましょうか!で、でも!そのですね」

男「むしろみtあ、あぁ、なに?」

女「ティッシュ…使ったティッシュがほしいなぁ、なんて」

男「……汚いじゃなかったのか?」

女「そんな事ありません!汚いのはゴミに混ざってただからだけで、男さんの、その、あれは、全然汚くないです!」

男「ふぅ……」




 
31 名前:寝る[sage]投稿日:2011/09/21(水) 02:42:01.06 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「へぇーあの可愛い子が男くんのストーカーとはね」
男「俺もびっくりしたよ」

幼馴染「それで?その後男くん女ちゃん目の前でオナニーして、要望通りのブツをあげたわけ?」

男「後ろを向いてもらったよ!あ、あれはまぁ、結果としては、あれはあれだけど」
男「(慌ててたからティッシュを用意してなくて、結局女のハンカチに貸してもらったなんて言えねぇ……)」

幼馴染「へぇーところでさ、男の子に朝一でその話題振られたわたしの正しい反応は何だと思うの?」

男「いやーこういう話が気楽に出来る仲っていいよね」

幼馴染「はいはい。あ、女ちゃん!おはよう!」

女「おおおおおはようございます」

男「お、おう。おはよう」

幼馴染「女ちゃんもここを通るんだーここはこの季節だと花が咲いてていい匂いがするのよねー」

女「匂い?!あ、はい!いい匂いでした!え、いや、いい匂いですねはいぃ!」

幼馴染「ええっと……男くん?ばくはつしろ?」

女「爆発?!そのつまり男さんのが」

幼馴染「はいはいオナニー猿はほっといて行こうねー」

男「」




 
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 03:15:25.16 ID:E6TiM4xMP
昼休み

幼馴染「あれどしたの二人とも」

男「今日から午後がある事を忘れてた」

女「うぅ…さいふを忘れました」

幼馴染「男くんはいつも通りとして……女ちゃんって意外とドジっ子なのね

男「お、この卵焼きうまいぜ」

女「ほ、本当ですね(男さんの食べかけ男さんの食べかけ男さんの食べかけ)」

幼馴染「あんた達さ、なんで平気で人の弁当食べてるわけ?しかも食べかけ」

男「幼馴染だし」

女「す、ストーカーなので」




 
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 03:31:08.68 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「それじゃあ、また明日ーあ、男くん?」

男「なんだよ、早く帰ってオナニーしたいんだが」

幼馴染「あんまり甘やかしちゃダメだよ?」

男「ん、女の事か?嫉妬か?」

幼馴染「……そかもね」

男「……」

幼馴染「つまりさ、一方的な好意だけじゃあ対等な関係はね」

男「わかってるって」

幼馴染「あ、でも男の場合は性欲もあるか」

男「それは否定できない」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 03:34:28.85 ID:E6TiM4xMP
男「やってきました今日のオナニータイム」

女「わ、わーい」

男「シングルプレイなのに二人が入室って」

女「えっと、新しいハンカチ、用意してきました」

男「お、おう」

女「それと、着替えも、えーと、その」

男「……」

女「……」

男「……ゲームやるか?」

女「げ、ゲームですか?」

男「うん。今は携帯ゲーム機しか持ってないからくっつけてやらないといけないんだけど」

女「や、やります!やりましょう!」

男「俺が言うのもあれなんだがちょろすぎる」


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 03:46:21.78 ID:E6TiM4xMP
男「体操服はいいね」

幼馴染「わたしにそうしみじみ言われても」

女「いいえ!体操服はいいですよ幼馴染ちゃん!」

幼馴染「明かに対象が違うのにシンクロしてるよこの人達」

男「このよさが分かるのか女!特に運動の後のこの時間!何となく漂うこの気怠い雰囲気!」

女「わ、わかります!いいにお、雰囲気ですね!(はぁあああ、男さんの汗の匂いが匂いが)」

幼馴染「もうやだこの二人、誰か助けて」

男「しかしこう見てるときつい物が……二人ともあんまり近付かないでくれると嬉しい」

女「ん?なんでですか?」

幼馴染「あれれ?男くんどうしたの?もしかしてオナ禁状態?」

女「す、すいません、私のせいで」

男「だからそういう誘ってるみたいな台詞いうな!」

幼馴染「男くん?もしかしてあたしで、興奮、してくれました?」

男「むかつくわこいつ……ムラムラしながらむかつくわ」




 
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 10:49:17.94 ID:E6TiM4xMP
男「やってきました今日のオナニー……」

幼馴染「よう!待ってました!」

女「わ、わーい?」

男「女はいいとして……なぜ貴様まで俺の部屋に侵入しているんだ報告しろ軍曹」

女「あわあわわわ(女はいいって……!これは!入室許可!)」

幼馴染「はっ!今日は男くんが大好きな体育の授業の日だから欲望に負けないよう加勢に参った次第であります!」

男「俺の趣味モロバレかよ……三人いるからトランプでもやるか?」

幼馴染「負けた人は『なんでも聞く』罰ゲーム付きね」

女「ッ!やりましょうトランプ!今すぐ!」

幼馴染「ちなみに男が負けたら寸止めオナニーの刑な」

男「加勢ってそっちにかよ!」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 11:01:49.97 ID:E6TiM4xMP
男「……おはよ」

女「おはようございます」

男「それで、なんで隣で寝てるのかねキミ」

女「これは罰ゲームです。正当入国です。いい匂いします!」

男「久し振りに強引だね」

女「す、ストーカーなのに最近押しが弱い気がしまして」

男「ストーカーじゃありません!とか言ってゴミ漁ってる頃に比べたらね。そっちも嫌いじゃないけど」

女「嫌いじゃっ……!ストーカーじゃありません!ゴミも漁ってます!」

男「ところでなんで起こしてもらう罰ゲームなのにもう遅刻しそうな時間なんだい?」

女「いい匂いしました!」



 
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 11:09:58.29 ID:6+7ghEEM0
この>>1ツボを押さえてるよな
ラノベとか結構読むほう?


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 11:15:59.91 ID:E6TiM4xMP
>>70
わりと読む、好きなラノベはアクセルワールド

幼馴染「人に早起きさせといて遅刻とはどういう事なのさ」

男「いい匂いしだからつい」

女「いい匂いしまし……え?」

幼馴染「大体把握した、これ二人のお弁当ね」

男「ありがとう最下位」

女「弱かったですね」

幼馴染「べ、別にあんた達の為に作ったわけじゃないからね!」

男「強引すぎだろう……」

女「……」

幼馴染「あーん、してやろうか?箸ごと喰ってもらう事になるけど」

男「遠慮しとく」

女「……べ、別に男さんと一つのお弁当を食べる事に期待なんてしてなかったからね!」

男「ちゃんと二つあるからね」

幼馴染「勝ったからって何もかもうまくいくとは限らないという教えを込めた」




 
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 11:32:15.29 ID:E6TiM4xMP
男「はぁ……」

幼馴染「どうしたの?あ、今日は家にあるボードゲーム持ってくね」

男「幼馴染みとして溜め息の理由に気付いて欲しい男心」

幼馴染「起こしてもらったついでに息子も起きちゃった、なんつって」

男「ごめん嘘やっぱ気付かないふりして」

幼馴染「わたし達が帰った後やればいいじゃん」

男「それでも女に見られてる気がして……家のゴミチェックしてるっぽいし」

幼馴染「ストーカーかよ!」

女「す、ストーカーじゃありません!見守ってるだけなんです!」

男「ほらね」

幼馴染「お、おう」


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 11:40:43.32 ID:E6TiM4xMP
男「授業中ランダムにムラムラしてくるあれって本当困るよね」

幼馴染「そんな事言われたわたしのほうが困るよ」

女「幼馴染ちゃん!席変わって下さいお願いします!」

幼馴染「授業中わたしの目の前で二人並んでムラムラし出すの目に見えるからダメ」

女「し、しませんよそんな事でも授業中に触ったりしてキャーいやでも触られ(ry」

男「そうだやめてくれ、もし隣に女の子が座ってたら余計気になるわ」

幼馴染「それはそれでむかつく」

男「抱きつくな!」

女「嬉しい発言のはずなのになぜか殺意めいた物が私の中に」

男「ヤンデレもいいよね」

幼馴染「やめなさいそれわたしの死亡フラグだから」




 
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 11:49:22.83 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「女ちゃん最近はっちゃけてきたね」

女「はい、最近おどおどしすぎな気がして。前の態度に戻してみたんです」

幼馴染「女ちゃんはそれでいいの?ストーカー度が下げてきたと思ってたのに」

女「ストーカーじゃありません!……いえ、男さんがこんな私でも嫌いじゃないって言ってくれたから」

幼馴染「嫌いじゃない、ね」

女「それに、この方が私らしい気がします、欲望に正直で」

幼馴染「それは大事だね。まぁ男くん大丈夫かな、甘い所はあるけど」

女「そ、そう言えば幼馴染ちゃんと、あの、男さんって、どういったご関係で」

幼馴染「んーそうだね」

幼馴染「女ちゃんがわたしにキスしたら男くん間接キスになる関k」

幼馴染「」



男「トイレから帰ってきたら僕の部屋でレズプレイが始まっていた……どういう事なのワトソン君」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 12:09:28.39 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「貞操の危機を感じました」

女「す、すいません、つい熱くなりました」

男「百合、そういうのもあるのか!」

幼馴染「ないない、お前のストーカーを人に押しつけるな」

女「よく考えたら幼馴染ちゃんって男さんとずっと一緒だったわけですし『男さんの幼馴染み』として見ればなかなか」

男「俺の使用済みとしてコレクションに加えて貰えそうだぞ、よかったな幼馴染」

幼馴染「いやいやわたしノンケだから!使用済みとか言うな!」

女「えー嘘だったのですか」

男「そこはがっかりする所なのか……?」

女「私は見守りたいだけなので独占とかそういうのは別に」

幼馴染「こ、子供の頃に巫山戯てやった事はあるから嘘は言ってないよ?」

男「ん?なに?一緒に風呂に入った話でもしてたのか?」

女「男さんお風呂借ります」


幼馴染「oh...」



 
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 12:58:59.21 ID:E6TiM4xMP
君は耐え難い誘惑に面して、重大な選択に迫られた事はないのかね?

俺はある、よくある。

例えばオナ禁の最中に独りで部屋に残されて、手元になぜかティッシュがある時。

例えばどこからともなく聞こえてくる、水音と裸でふさけあう少女達の声に想像の翼をはばたかせる時。

例えば知り合いの女の子が不用意で、荷物(体操服入り)を獣の巣と化した友人の部屋に残してしまった時。

――ここは幼馴染みだね、バレでも許されるオナニーに何の意味もない。

親しい人を汚してしまおうとリスクを求めて手を伸ばしてしまうが、それは身を滅ぼす程のリスクではない事は知っている。

「もう、男くんはしょうがないなぁ。ほらこっち来て、体操服が汚れたら困るから手でしてあげるね」

そう、彼女ならきっと笑って許してくれるに違いない。

――なら女でも同じではないか?

実際に彼女と同じ部屋に居ながら性器を扱いた事すらある、嫌われるところが嬉しいとさえ言っていたではないか。

「男さん?もう出そうですか?はい、沢山出して下さい!あ、でもちゃんと溢さずに私の体操服の中に出して下さいね、持ち帰りますから!」

やばい、妄想ばかりで荷物にはまだ手を付けてないのにもう高まりそうになっていた。
仕方ないからここは風呂場の音だけで――   (ガチャ)

女「あっ」
幼馴染「おっ」
男「えぇー」


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 13:01:20.36 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「ちょっと着替えとして体操服をと思ったけど……そうかぁ、男が使うなら制服で我慢するよ、うん」

女「あ、あのっ!私、体操服忘れて来ちゃったかも!だからその、鞄の中から体操服がなくなったとしても、その!」

男「」




 
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 13:17:24.19 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「いやーまさか男くんがわたしの荷物に手を出すとはねー」

女「そ、そうですね。でも男さんはオナニー大好きですし、ここ数日ずっとやってませんでしたから」

幼馴染「確かに限界かもね。あの時以来わたしに欲情しなくなった男くんがここまで見境なくなるなんて」

女「あの時ですか?」

幼馴染「そう!男くんがわたしの生徒手帳でやってる最中にわたしに見られたあの夏の夜……あれはもうトラウマだね、男くんの」

女「生徒手帳!毎日使ってる上に手書き文字に顔写真まで付いてるロマンに溢れるあの学生手帳ですか!」

幼馴染「なくしちゃって時間割が分からないとか可愛い嘘までついちゃってさー怪しいと思ったね」



男「あのー昔話に花を咲かせるのは結構な事ですけど黒歴史を目の前でバラされて下半身丸出しな私は一体」(ギンギン)




 
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 13:33:04.42 ID:E6TiM4xMP
男「もしかして……怒ってます?」

幼馴染「怒ってないよーもう男はしょうがないなぁそんなに溜まってるならわたしに言ってくれればよかったのに」

幼馴染「――とても言うと思った?」

男「」

女「私は全然怒ってませんよ!でも、その、幼馴染ちゃんも居るのにそういう事するのは、えーと、ひじょーしき的?」

男「スミマセンデシタ」

幼馴染「ほら、わたしと女ちゃんは着替えるからオナニー猿は出てて。それともここで見ていくか?」

男「失礼しまつ」

女「あの、お湯は流しちゃったけどその、残り香と想像力で頑張れば結構そのっ」

幼馴染「はいはい」(バタン)

男「……」

男「お風呂に行こうか」(ギンギン)


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 13:45:59.61 ID:E6TiM4xMP
風呂場

男「と言ってもシャワー浴びるだけなんだけどね!」(ジャー)

男「……」

男「昔話……ね」




 
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 13:56:55.92 ID:E6TiM4xMP
男「お前……苛められたのか?!」

?「ううん、ちょっとね」

男「クソあいつ!あんな仲よかったのになんで!」

?「好きな人がいると言ったらね、ちょっと面白がっちゃって、でもイジメじゃあないよ」

男「は?そんな事で?」

?「……は、気持ち悪いと思わないの?」

男「なんでさ!人を好きになる事くらい自由じゃないかよ」

?「こんな男っぽいわたしでも?」

男「そんなの関係ないだろう。それに、おまえも結構、その、可愛いと思うよ」

?「えへへ……ありがとう」




 
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 14:03:15.08 ID:E6TiM4xMP
?「……え、なんで?」

男「俺も好きな奴がいるって、言ってやったぜ」

?「……」

男「その後なんやかんやあって喧嘩になったけど、あいつ喧嘩弱いからさーボッコボコにしてやった」

?「人の事を言えるような身なりじゃないけどね」

男「そしたらあいつさーお前の事が好きだって」

?「うん…知ってた」

男「もう女の子みたいに泣きわめいてさーでも仲直りは出来たかな、イジメもやめるって」

?「だからイジメじゃないって言ってたじゃん……あのさ、好きな人がいるって、本当?」

男「いや?嘘だけど、そういうのは正々堂々していいんだって、教えてやりたかっただけ」

?「だったらさ、その、話があるんだけどさ――」

?「――男くん」



 
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 14:15:03.79 ID:E6TiM4xMP
女「……それで、告白したんですか?」

幼馴染「まあね。最初は告白をしてきた友達に言った言い訳なんだけど、実際に好きな人が居たからこそ咄嗟にそんな事言ったのかもしれないね」

女「男さんはなんて?」

幼馴染「逃げたね。庇った手前断れなかったと思うんだけど、結局今までわたしに拒絶の言葉はなに言わずにズルズルとこんな関係に」

女「格好いいのに格好悪いですね」

幼馴染「わたしもわたしで負けず嫌いでさー拒絶されないのをいい事に色々誘惑したわけよ。キスしたり手繋いだり」

女「それで抑えきれない性欲に男さんは自慰に走ったわけですね!その気持ちはよくわかります」

幼馴染「……わたしに言えた事じゃないけど、一方的な好意は程々にね」

女「分かってますよ。でも人を好きになる事くらい自由じゃないですか」

幼馴染「はぁ……」

その頃風呂場

男「やっべあの頃のあいつを思い出したら治まる所が余計元気になっちゃっただけどやっべどうしよう」




 
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 15:14:07.41 ID:E6TiM4xMP
男「落ち着け男、落ち着くんだ……あの夏の夜を思い出せっ……!」

男「さっきもそうだったじゃねぇかっ……!風呂場もきっと幼馴染の名を呟いた瞬間ガラッとあげてくるっ……!」

男「ここで座り込んであいつとの対面座位でも想像したら今度こそっ……!致命傷っ……!再起不能っ……!」

男「座り込むな!立つんだっ!立ち上がるんだ男!」(ギンギン)

男「お前は立つなあああ」



その頃の男の部屋

女「……壁、薄いんですね、ここ」

幼馴染「やめてそんな目で見ないで!こんな奴に告白しちゃったわたしを!」

女「だ、大丈夫ですよ!ほら、変態を好きになっちゃった同士で頑張っていきましょう!」

幼馴染「うわぁああああん」




 
122 名前:なんでシリアスになっちゃうの[]投稿日:2011/09/21(水) 15:30:41.95 ID:E6TiM4xMP
<女でっ!女でやればいいんだ!
<ダメだイメージが拭いきれないねええええ!

幼馴染「……」

女「……」

幼馴染「はぁ……こんな奴でも女ちゃんは好きなわけ?」

女「大丈夫ですよ、男さんずっと見てきましたから、あの」

幼馴染「なになに?」

女「男さんはとっても格好いいですよね、『人を好きになるくらい自由だろう、正々堂々していいんだ』って、それで幼馴染ちゃんの為に喧嘩までして」

幼馴染「さっきの話?聞こえはいいけどあの時男くんも実は結構ボロボロだからねーそんなに格好良くはなかったかな」

女「そんな事ありません!私、ずっと見てましたから!男さんは格好いいんです!」

幼馴染「女ちゃん?」

女「……あの、私、○○出身なんです」

幼馴染「○○って……わたしと同じ学校?」




 
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 15:54:19.65 ID:E6TiM4xMP
女「クラスは違ったから詳しくは知りませんでしたけど……その、喧嘩の現場を、見ちゃいました」

幼馴染「ここに来て驚きの新事実……それで?」

女「怖くてあんまり近付けなかったけど、でも雰囲気と言葉の端で友達の女の子のために喧嘩してるって分かってて」

幼馴染「……」

女「二人ともボロボロだったけど、それで怪我が酷いほうが逆に相手を押してる雰囲気がおかしくて」

幼馴染「……男くんは喧嘩弱かったからなー運動も苦手だったし」

女「それで聞いたんです、『人を好きになるくらいいいじゃねーか、堂々としてればいい』、みたいな感じて、そしたら相手が泣き出して」

幼馴染「全然ボッコボコにしてないじゃん……」

女「昔の私はその、おどおどしてて大人しい子なんですけど」

幼馴染「わたしと最初にあった時もそんな感じだったね」

女「その、弱いのに一歩も引き下がらなくて、人を好きだって事を胸を張って言えるあの男の子がすごく、格好良く見えたんです」

幼馴染「それは惚れるわーわたしも惚れるていうか惚れたわー」

(ガチャ)

男「ふぅ……二人とも何を話して盛り上がってるんだい?」(スッキリ)
幼馴染「……」女「……」
男「あれなにこの空気こわい」




 
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 16:09:32.39 ID:E6TiM4xMP
女「……」

幼馴染「……」

男「いやあの、抜いたわけじ、ないんだよ?ただオカンの顔を思い出したら煩悩が全部消えただけでその」

女「ずっと見ていました!好きです愛してます!」

男「またそれ?大体ずっと見てるってそんなの嘘にきま――」

幼馴染「それは嘘じゃないよーわたしが保証するから、でもね」

男「そんな事言われても、ん?」

幼馴染「わたしもいつも見てたし、愛してるよ男くん」

女「ライバルですか……でも上等です!男さんを好きな気持ちだけは誰にも負けないと胸を張って言えますから!」

男「」

幼馴染「へぇ、でもさっきわたしの鞄ちょっと開いてたよね?男くんは」

女「そんな事ありません!きっと妄想の中では私が体操服で男さんの劣情を受け止めてたはずです!」

男「もうやめて!大声で俺のオナニー事情で争うわないで!俺が先に死んじゃう!」

終わり




 
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 16:28:35.09 ID:E6TiM4xMP
男「そう言えば幼馴染から聞いたんだけど、俺らと同じ学校だったって?」

女「あ、はい。クラスは違うんですけど、それで影から見守ってました」

男「じゃあこの前言ってた『同じ学校になったから挨拶に来た』というのは嘘だね?騙しだね?」

女「え、いや、それは、きっかけ的な意味でその」

男「嘘だね?騙したね?」

女「うぅ……すみません」

男「でもお父さん許しません!今履いてるパンツくれなきゃ許しません!」

女「わ、分かりました。ちょっとトイレで脱いできますね」

男「――なんて冗談……あれ女……さん?」




 
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 16:34:06.96 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「男くんは彼女のストーカー力を舐めすぎたね」

男「なにその超能力こわい」

幼馴染「つまりこういう思考なわけよ」

幼馴染「

男にパンツを渡す

オナニー猿である男がそれを使う

パンツを返す

自分を思ってオナった証拠をゲット



男「ねーよ、ていうか本気で脱ぐ訳ないだろう。このあと体育の授業があるんだぞ」

女「ただ今戻りました!こ、これでいいんですか?」

男「oh...pink」


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 16:43:11.94 ID:E6TiM4xMP
男「いやいや俺は信じないね!ノーパンで体育とか……萌える」

女「どっちなんですか。そもそも今日は水泳じゃなかったんですか」

幼馴染「ここはわたしの出番だね」(ワキワキ)

女「ななななんで手をわきわきさせながら近付いてくるんですか?ここはが、学校ですよ?!」

男「ノーパンで体操服……ノーパンでストレッチ……」

幼馴染「そこで素早く指を男くんの口の中に突っ込む!」

女「なっ?!」

男「んぷっノーパンで跳び箱……ノーパンで身体測定……」

幼馴染「さぁどうするよ女ちゃん?もし大人しくわたしのこの指に触られたらそれはつまり男と間接(ピー)!」

女「ど、どうぞ」

幼馴染「いただきます」




 
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 17:12:45.87 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「どうした男くん、元気ないね。女ちゃんはノーパンだったぞ」

男「ノーパンで水泳って……」

女「すみません……でも今はノーパンで制服だから!」

幼馴染「ちなみにわたしは変えのパンツを忘れたよ」

男「?!」

幼馴染「さて今日は何のゲームを持って行こうかなー」

女「つ、ツイスターとかでいいんじゃないんですか?」

男「っ!ジャンガやりたいなぁ!ジャンガ!」

幼馴染「男くんはチキンだなー」


149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 17:13:34.69 ID:NP5S9MvL0
ジェンガだろwww
なんで噛むんだよwww


150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 17:22:12.92 ID:ApW6j+jXO
ジャンガでワロタ


151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 17:23:58.89 ID:1jnSBnRZ0
大層乙であった


152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 17:26:02.01 ID:1jnSBnRZ0
と思ったら続きが始まっていたでござるさるよけ


155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 17:30:05.66 ID:E6TiM4xMP
女「ジャンガがありましたから持ってきました、ジャンガ」

幼馴染「そう言えばジャンガで遊ぶなんて久し振りだね、男くんはジャンガは得意なの?ジャンガは」

男「ジェンガはそんな得意じゃないです……ごめんなさい許して……」

女「ふふ、焦って噛む男さんも可愛いですね。じゃあ私から」

幼馴染「おおっと、普通にやるじゃつまらないね、崩した人は罰ゲームな」

男「このパターンどこかで見たぞ……まぁいい、机狭いから床でやろうか」

女「最初は取れる所多くて気楽でいいんですけど、絶対崩したくないからつい慎重になるよね……んっ」

男「(あぁそんなよっつんばいでやったら……!スカートが!パンツが!…ん?)」

男「ってなんでパンツ履いてるんだお前は!」

女「そっと……そっと……えっ?!」(ガシャーン)

幼馴染「そりゃ一回家に帰ったからパンツくらい履くよね……二人とも罰ゲームな」



 
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 17:43:24.92 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「罰ゲームと言えば!秘密披露会!」

男「授業中いつもムラムラしてました」

女「授業中いつもムラムラしてる男さんを見てました」

幼馴染「他の人が知ってるやつはノーカンね」

男「ストーカー二人相手になにどうしろと」

女「じ、実は男さんの髪の毛を食べた事があります」

幼馴染「うわぁ……知りたくなかったけど予想の範囲内ちゃ範囲内かな」

男「実はそういうの嫌いじゃないです」

女「?!」
幼馴染「?!」




 
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 17:57:07.33 ID:E6TiM4xMP
男「学生といえば勉強会だろう」

女「そうですか?」

男「至近距離で続く作業!同級生の私服姿!女の子の部屋!」

女「そしてそのまま保健体育のお勉強ですね!」

男「ほら……見てご覧、ここが入り口だよ」

女「そんなっ!そんなに開いたら裂けちゃいますよ!」


幼馴染「それで?なんで日曜の朝人の部屋に押し掛けてわたしのペンギンのぬいぐるみを引き裂こうとしてるの?」
男「幼馴染みだし」
女「ストーカーなので」




 
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 18:06:16.04 ID:E6TiM4xMP
男「幼馴染だから興奮しないけど寝起き姿っていいよね」

女「男さんの私服もとっても素敵です!幼馴染ちゃんはちゃんと下も着て寝て下さい、お腹冷えちゃいますよ?」

幼馴染「布団から出てないのにパンイチと悟られて、そしてそれを同級生の男の子にバラされるわたしって」

男「いつまで寝てるつもりだね君は!さっさと起きなさい!」

幼馴染「やめろ変態布団を引っ張るな」

女「興奮しないじゃなかったんですか?」

男「興奮しました」




 
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 18:16:32.97 ID:ypj6wwia0
>>1は塩の街ってラノベ呼んだことあるのかな?


164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 18:20:29.88 ID:E6TiM4xMP
女「いつも男さんの部屋だからなんだか新鮮ですね」

男「そうか?子供の頃はよくここで遊んでたからむしろ懐かしいくらいだが」

女「子供の頃っていつくらいですか?」

男「正確に覚えてないなー家同士の付き合いだったから本当に子供の頃だと思うけど」

女「そういう長い付き合いは正直羨ましいです。何となく二人が似たような雰囲気なのも納得できます」

男「そりゃおねしょであいつの布団を汚した事があるくらいだからな」



幼馴染「朝の支度を終わらせて帰ってきたら女ちゃんがわたしの布団を股に挟んでた……一体何があったホームズよ」


165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 18:21:43.29 ID:E6TiM4xMP
>>163
なにそれおもろいの?


166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 18:24:20.07 ID:ypj6wwia0
>>165

なんか知り合いと似ていたからそいつかどうか確かめるために聞いてみただけ
ちなみにおれは読んでない


167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 18:31:21.35 ID:E6TiM4xMP
>>166
お前の知り合いラノベ書いてるのかよ

幼馴染「流石に同じ布団を十年以上使ってないわー」

女「それもそうですね」

男「分かっててなぜやった」

女「なんとなくこう、対抗心みたいな物が私の中に」

幼馴染「……男くんは?」

男「百合!そういうのもあるのか!」

幼馴染「はいはい……それで、なんでいきなり勉強会?」

男「毎日遊びすぎて……テストがマジやばそうです先生、なぁ女くんよ」

女「え?あ、は、はい、そですね」

幼馴染「あれ?この前調子がいいって言ってなかった?」

女「……実は毎日男さんと会えて絶好調です、尾行する時間も減りましたし勉強も、その」

男「なん……だと……」



 
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 18:44:48.28 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「ほら男くん……そこはちゃんと計算し直さないとダメよぉ。コラどこを見てるの?」

男「先生、谷間がっ!そんな物見せられると、集中、くっ、できません!」

女「あぁ、男さん、とっても素敵です。雑念は全部私が抜いてあげますから、どうか、んっ、集中してください」



男「みたいな感じで一つお願いしたい」

女「ざ、雑念って」

幼馴染「……女のキャラはまぁいつも通りとして、なんでわたしは年上の教師風なの?」

男「やっぱりこの設定に無理があるか……そもそも谷間なんて、ねぇ?」

女「ええっと、その」

幼馴染「お前がその設定にしたんじゃ!殴るよ?」

女「が、頑張ります!」

幼馴染「やばいこの子やる気満々だ」




 
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 19:02:31.13 ID:E6TiM4xMP
幼馴染「じゃあわたしは予習でもやろうかな」

女「あ、すいません。先週の宿題もうやりましたか?」

男「頭使ってると勃起するあれってなんだろうね」

幼馴染「別にここでオナニーしてもいいけど部屋は汚さないでね。はい、女ちゃん、これ数学の宿題ね」

女「ありがとうございます、数学は苦手だからちょっと自信なかったんですよね。あ、男さん、ハンカチ要りますか?」

男「いや、はい、あの、その。数学の宿題ですか、僕にも見せて下さい、ちょっと授業中エロい事ばっか考えてたからその、はい」

幼馴染「あれあれーしないんですかー?じゃあ個人指導しましょうか?谷間は無理だけど」

女「ざ、雑念は抜かなくても大丈夫ですか?」

男「いや本当にごめんなさいもう本当集中しますんで許して下さいお願いします」


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 19:06:58.45 ID:E6TiM4xMP
流石に疲れたびょん
そもそも青春のイベントなんて俺が知ってるわけなかったんや




 
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/09/21(水) 19:08:40.11 ID:NP5S9MvL0
>>174
お前だけはやれば出来る子だと信じているよ



 
200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 20:31:24.60 ID:E6TiM4xMP
男「テストオワタ」

女「ふぅ……終わりましたね」

男「もし、もしこのテスト成績がよかったら僕、先生からご褒美もらうんだ」

女「そ、そんな約束してたんですか?!ずるいです!」

幼馴染「そんな話聞いてないけど……ちなみにご褒美って?」

男「え、あ、て、手作り料理とか?」

女「普通に偶に食べてるんじゃないですか」

男「じゃ、じゃあ膝枕?」

幼馴染「それもたまにやってるんだけど……それでテストはどうだった?」

女「普通かな……そう言えば前半はdが一個もありませんでしたね、なんだかパターンを感じました」

幼馴染「そうそう、それで後半はaがなかったね、なんか答え一個作り忘れて後で足したような……男くん、どうしたの?」

男「……頑張ったご褒美を下さい」


201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 20:32:38.20 ID:E6TiM4xMP
うごごごご……ほしゅ花甘さ火事本とは一体……

男「学生と言えば部活や委員会活動!テストとか成績など二の次!」

女「男さんって帰宅じゃなかったんですか?」

男「そうだ!しかし何を隠そう、俺は実は図書委員だったのだ!」

女「おぉ、そういえばそうでしたね。あんまりに活動してませんから忘れてました」

男「図書委員!なんて甘美な響き!図書館という密閉空間!ロングスカートなのに高い所からのパンチラ!文学少女の香り!」

女「そうして保健体育の自習勉強もしちゃう訳ですね!」

男「ほらぁ、そんなに声出していいんですか委員長?図書館なんだから静かにして!くださいオラぁ!」

女「あぁんそんなに激しくされたら私!図書館規則破っちゃう!処女膜も破っちゃう!」



幼馴染「仕事手伝えるか帰って下さい委員長、いつもサボってるのに仕事の邪魔もしてくるってどういう事」

男「す、すいません」

女「そう言えば幼馴染ちゃんは副委員長でしたね」




 
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/21(水) 20:48:25.46 ID:E6TiM4xMP
男「よーし、こうなったら私の仕事ぶりを見せてやろう」

女「はい!見せて下さい!」

幼馴染「どうでもいいけど静かにしてね」

男「まずは置いてある新聞紙をチェック!エロそうな記事は全部残らず抜き出してあとでよm学生達の純粋さを守る!」

女「連日雨でマンホールから水が溢れ出し……これはエロそうな記事ですか?」

男「そして図書館のPCでアダルトサイトを巡回!ここでエロサイトにアクセスした不埒な輩が居ないか確認するのだ!」

女「履歴を確認すればいいのでは……」

男「最後は辞書にこのリストにある卑猥なワードを赤ペンでハイライト!若人達にこれは不用意に使っちゃいけないぞという警告!」

女「分かりました、まずはあ行からですね!あいえき……あなる……」

幼馴染「落書きはやめてください!あとせめて女ちゃん使わずに自分でやって!」


 
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