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男「親父が小学生の女の子を家に連れ込んできた」1/2



男「親父が小学生の女の子を家に連れ込んできた」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:16:00.44 ID:h+R144T/0
男「あーよくねた」

父「―――今日からここで住むんだ」

男(親父……?帰ってきてんのか)

少女「すてきっ!!」

男「……?!」

父「そうか。気に入ってくれてよかった」

男「おい!!親父!!」

父「おお!!な、なんだ起きてたのか……!!」

男「その子、なんだよ!!どこから攫ってきたんだ!!!」

父「この子は……その……」

少女「初めましてお兄ちゃん。今日から妹になる者です」

男「え……?」



元スレ
男「親父が小学生の女の子を家に連れ込んできた」





4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:19:35.93 ID:h+R144T/0
父「あ、ああ、そう。そういうこと」

男「妹って……」

少女「実は私、孤児で。ずっと施設で生活していたんです」

男「そ、そう」

父「な、なかよくしてやってくれ」

男「……」

少女「パパ、私の部屋は?」

父「二階にある。おい、案内してやってくれ。お前の部屋の隣にある空き部屋だ」

男「俺が?」

少女「よろしく、おにいちゃん」

男「……いいけど」

少女「やった」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:23:59.12 ID:h+R144T/0
空き部屋

少女「へー、ここが私の部屋になるんだー」

男「……ねえ」

少女「なぁに?」

男「俺、親父から君が来るなんて一切聞いてないんだけど」

少女「正式な手続きはまだみたいだから、話してなかっただけじゃない?」

男「それでも……」

少女「私がここに住むのは一ヵ月後だから。4月からはよろしくね?」

男「……」

少女「あれ?私じゃ不満?」

男「君こそ、ずっと施設にいたわりには社交的っていうか」

少女「お兄ちゃんは私に優しくしてくれるって一目でわかったから」

男「そ、そう……」

少女「いっぱい甘えさせてね、お兄ちゃん?」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:26:31.30 ID:h+R144T/0
夕方

少女「それじゃあ、またね」

男「う、うん」

父「じゃあ、この子を送ってくるよ」

男「親父、帰ってきたら話があるから」

父「わかってる」

男「……」

少女「お兄ちゃん」

男「なに?」

少女「だーいすきっ」

男「……」

少女「バイバーイ」

父「じゃあ、留守番頼むな」

男「なんだよ。一体……」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:31:15.96 ID:h+R144T/0
夜 居間

男「……」

父「……今日、話そうと思ってたんだ」

男「いきなりすぎるだろ!!」

父「その……すまん」

男「あの子、いつから引き取ろうと思ってたんだ?」

父「一年前ぐらいから」

男「なんでそのときに相談してくれなかったんだよ!!」

父「いや、言えなかったんだ。というか、どういえば納得してくれるかわかんなくて……」

男「あのなぁ!!そんなんだから母さんにも逃げられるんだよ!!」

父「こ、このことはちゃんと母さんにも報告してるし、大丈夫」

男「そういうことはいってない!!」

父「すまん。……でもあの子、結構可愛いだろ?」

男「……」

父「すまん……」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:35:26.60 ID:h+R144T/0
男「で、引き取るって、法律的に大丈夫なのか?」

父「その辺りはちゃんとできてる」

男「……」

父「本当だ!!」

男「もういい」

父「嫌なら、母さんのところに引き取ってもらうことになってる」

男「……なら、それでいいじゃん」

父「で、でも、私が引き取りたいんだ!!」

男「……ロリコン」

父「おぅ!?」

男「好きにしろよ。俺は面倒みないからな」

父「も、もちろんだ。全部、私が面倒を見るし、お前にこれ以上迷惑はかけない」

男「ふん」

父「……すまん」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:39:41.90 ID:h+R144T/0
一ヵ月後 4月上旬

少女「ただいまー!!」

父「はは」

少女「えへへ。パパ、部屋にいってきてもいい?」

父「ああ、いいよ。まだ荷物の整理ができてないけどな」

少女「それなら大丈夫」

男「……」スタスタ

少女「あ、お兄ちゃん。今日からよろしくね」

男「うん……」

少女「ねえねえ、お兄ちゃん。私の部屋の整理手伝ってくれない?」

男「え?なんで?」

少女「ほらほら、はやくぅ」ギュゥゥ

男「おい……」

父「……うんうん。仲良くなってくれるとうれしいなぁ」


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:43:46.42 ID:h+R144T/0
少女の部屋

男「……」

少女「これは下着だから見ちゃだめだよー?」

男「見ないよ」

少女「でも、ちょっとだけなら……うふっ」

男「……」ゴソゴソ

少女「むー」

男「……ん?これは?」

少女「あ、それ、大事な人形なの」

男「随分と汚れてるけど……」

少女「えへへ。昔からずっと持ってるの」

男「ふーん」

少女「みてみてー。お兄ちゃん、私のパンツー」

男「……」

少女「……あれ?」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:47:25.75 ID:h+R144T/0
男「こんなもんか」

少女「ありがと、お兄ちゃん。お礼にお風呂、一緒にはいってあげるね」

男「……じゃあ、部屋に戻る」

少女「お兄ちゃんのお部屋みせてー」

男「なんで?」

少女「いいでしょ?」

男「いや」

少女「おねがい」

男「……」

少女「妹には優しくするべきだと思うの」

男「……妹面すんな」

少女「えー?」

男「ふん」

少女「まあ、無理やり見に行くんだけどね」トコトコ

男「あ、おい!!」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:51:58.09 ID:h+R144T/0
自室

少女「ここがお兄ちゃんの部屋かー」

男「……」

少女「一人っ子って感じね」

男「なんだよ。なんか文句あるのか」

少女「ふーん……ん?この写真……」

男「もういいだろ。出て行ってくれ」

少女「やだー」

男「あのなぁ……」

少女「なに?」

男「この際、はっきり言っておくけど。俺は君の面倒なんてみない」

少女「ガビーン」

男「……」

少女「お姉ちゃん派?」

男「うるさい」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:55:37.91 ID:h+R144T/0
少女「なら、お姉ちゃんらしく振舞ってあげるのに」

男「おい」

少女「ほーら、女の体を教えてあげるよー」チラッ

男「でてけ!!」

少女「はーい」トコトコ

男「全く……何がお姉ちゃんらしくだよ」

少女「お兄ちゃんっ」

男「ん?」

少女「あいらびゅー」

男「……」

少女「私が必要になったらいつでも呼んでね」

男「早くでてけ」

少女「うん」

男「はぁ……」

男「なんなんだ……あの子……」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:57:10.80 ID:fhxnOP3i0
親父が怪しい


26 名前:忍法帖【Lv=7,xxxP】[]投稿日:2012/04/14(土) 20:57:50.54 ID:THfF1pbNi
>>25
スレタイ「連れ込んで」だしな


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 20:59:33.08 ID:h+R144T/0
夜 居間

男「……ん?」

少女「よっと……」ジュージュー

男「なにやってんだ?」

父「今日は娘が手料理を振舞ってくれるって」

男「料理できんのか……?」

父「ああ。施設で練習していたみたいだ」

男「……」

少女「もうちょっとでできるからねー」

父「おーぅ」

少女「パパー、ビールのおかわりいるー?」

父「いるいるー」

少女「今、もっていくねー」

男「……新しい母さんじゃないよな?」

父「ぶっ!!お、おまえ!!なんてことをいうだ!!ばかもん!!」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:02:59.60 ID:h+R144T/0
少女「はーい。召し上がれ」

男「……いただきます」

父「いただきます」

少女「……」ニコニコ

男「……」モグモグ

少女「どう、お兄ちゃん?美味しい?」

男「まぁまぁ」

少女「やったー!!」

父「うまいなー。すごいじゃないか」

少女「まぁ、施設ではあまりできることがなかったから、これぐらいはね」

父「そっかー」

男「……」

少女「ん?どうかした?」

男「いや……別に」

少女「……」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:06:46.18 ID:h+R144T/0
少女「らんらーん」ジャブジャブ

父「いやー、家事もできる娘はいいなぁー」

男「悪かったな。息子で」

父「別にそういう意味で言ったわけじゃないぞ」

男「ふん……」

父「いやぁ、こうしていられるのが嬉しくてなぁ」

男「……」

父「どうした?」

男「別に」

父「……お前が気にするのも分かるが」

男「何も気にしてない」

父「……」

少女「はい。洗い物終わり。お兄ちゃん、一緒にお風呂はいろっか?」

男「一人で入れ!!」

少女「ひ、ひどい……」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:10:04.50 ID:h+R144T/0
自室

男(明日の講義は……)

トントン

男「はい?」

少女「おにいちゃーん」ソーッ

男「なんだよ?」

少女「みてみてー。ランドセル」

男「……」

少女「どう?かわいい?」フリフリ

男「うんうん」

少女「見てないし」

男「もう子供は寝る時間だろ」

少女「そっかー。一緒に寝る?」

男「おやすみ」

少女「ちぇ……」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:13:58.14 ID:h+R144T/0
翌朝

男「ん……?」

少女「お兄ちゃん、あさですよー」

男「なんだよ……?」

少女「お兄ちゃんを起こす妹。健気でかわいくなーい?」

男「……」

少女「うっふん」

男「大学、午後からだから」

少女「早起きは三文のとくだよー」ユサユサ

男「……」

少女「朝ごはんはお兄ちゃんの大好きな納豆とキノコのお味噌汁だよー?」

男「なに……?」

少女「ほらほら、早くおきて」

男「ったく……仕方ないな……」

少女「えへへ。一緒にいこーね」ギュゥゥ


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:16:46.32 ID:h+R144T/0
父「じゃあ、行って来る」

少女「気をつけてね、パパ」

父「ああ」

男「いってらっしゃい」

父「お前も、頼むぞ」

男「は?」

少女「お兄ちゃん、学校まで一緒に行ってくれるんでしょ?」

男「はぁ?!」

父「すまん。言い忘れてた」

男「ふざけんな!!」

少女「いえーい。お兄ちゃんと登校だぁ」

男「な……!!」

父「案内してやってくれよ」

男「……くそ」

少女「やった」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:20:03.59 ID:h+R144T/0
通学路

少女「ふんふーん」

男「……」

少女「そっかー。この辺りに小学校が」

男「……そういえば、何歳になるの?」

少女「お兄ちゃんとは10歳違い」

男(てことは……6年生……か?)

少女「お兄ちゃん?」

男「なんだ?」

少女「私のこと……嫌い?」

男「嫌いっていうか……」

少女「やっぱり、妹よりお姉ちゃんのほうがよかったの……?」

男「そういう……わけじゃ……」

少女「姉側のシスコンだー」

男「だまれ!!」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:24:47.02 ID:h+R144T/0
少女「あの部屋にあった写真、お姉ちゃんでしょ?今でも好きだったり?」

男「……親父になにを聞いたかしらないけど、別になんでもない」

少女「私のこと、お姉ちゃんって呼んでもよくってよ?」

男「ただの変態じゃねーか」

少女「よくってよー」

男「じゃあな、ここでいいだろ?」

少女「あぁん。教室まできてよー」

男「なんでだよ!!」

少女「今日は私だけの父兄参観ってことで」

男「ふざけんな」ペシッ

少女「いたっ」

男「……じゃあな」

少女「うん。ありがとう、お兄ちゃん」

男「ふん……」

少女「……」


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:29:19.46 ID:h+R144T/0
大学構内 カフェテリア

男「―――てことが春休み中にあってさ」

友「いいなー!!義理の妹、最高じゃん!!」

男「いや……なんか戸惑うだけなんだけど」

友「でも、料理もできて可愛くて……それに血が繋がってない……」

男「……」

友「くぅー!!!その妹、くれ!!」

男「親父に言え」

友「しかし、お前のことをお兄さんと呼ばなくちゃならないのか……」

男「気持ち悪いこというな」

友「俺にはクソデブの姉しかいねーから、本当に羨ましいぜぇ」

男「そっちのほうがいいじゃねーか」

友「姉なんてダメダメ。ほんとに第二の母親って感じで、萌えない」

男「しるか」


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:33:18.88 ID:h+R144T/0
夜 自宅

男「ただいまー」

少女「おっかえり、お兄ちゃん」

男「また、飯つくってるのか?」

少女「イエース。トンカツだよー。カツどんにしてもよし、そのままご飯と食べてもよし」

男「ふーん」

少女「あと30分ぐらいで出来上がるからね」

男「わかった」

少女「ほらほら、手洗い、うがいはちゃんとしないと、春先に風邪を引く人って意外と多いし」

男「うるさいな」

少女「ダーメ。ちゃんとすること」

男「なんでそんな上からなんだ」

少女「だって、お兄ちゃんはこういう方が好きなんでしょ?」

男「年下にされたら腹が立つ」

少女「むずかしいなぁ」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:38:02.85 ID:h+R144T/0
父「うんうん……うまいなぁー!!」

少女「パパ、はい。ビール」

父「ありがとぅ!こんな娘がもてて、私はしあわせだぁー」ギュゥゥ

少女「調子にのらないで」バシッ

父「……すまん」

男「なあ」

少女「なぁに?」

男「親父と仲がいいけど、施設で出会ったときからそんな感じなのか?」

少女「まさか。初めは誰、このハゲたおっさんは?って感じだったよ」

父「なにぃ?!」

少女「いやだって……」

父「それもそうか……」

少女「でも、話をしているうちにだんだんと仲良くなったの」

父「三ヶ月はかかったな」

男「そんなに引き取りたかったのか?」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:43:36.61 ID:h+R144T/0
父「なんだ。その不審者を見るような眼差しは!!」

男「そりゃあ、まぁ、世間的にはアウトだし」

少女「まぁまぁ。私はここに来れて良かったと思ってるよ?」

男「え?」

少女「お兄ちゃんに会えたから」

男「……」

父「……おかわりくれ!!」

少女「はぁーい。ちょっとまってくださいねー」パタパタ

男「親父……」

父「な、なんだ……?」

男「あいつに俺のこともベラベラ喋ったみたいだな?」

父「いや、だって……現在の家庭の様子は伝えないと、ダメだろ?」

男「そうかもしれないけど。姉ちゃんがいたことまで喋ることはないだろ」

父「何か問題でも?」

男「なんか知らないけど、姉を気取ろうとしてんだよ!!」


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:47:46.29 ID:h+R144T/0
父「そうか」

男「俺は……」

父「分かってる。お姉ちゃんのことをずっと引き摺っているは」

男「……」

父「すまん」

男「……ごちそうさま」

父「おい」

少女「あれ。もういらないの?」

男「……美味しかった」

少女「そっか。ありがと。また、作るね」

男「……」スタスタ

少女「どうかしたの、パパ?」

父「昔のこと思い出したんだろう」

少女「昔のこと……」


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:50:57.87 ID:h+R144T/0
自室

男「……姉ちゃん」

男(もう10年か……)

男(親父と買い物にでかけて……そのとき、交通事故で……)

男「はぁ……」

男(確かにシスコンかもな……)

トントン

男「はい」

少女「おにーちゃーん?」

男「なんだよ」

少女「むふふ……」

男「……?」

少女「添い寝してあげようか?」

男「いらん」

少女「まぁまぁ」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:54:44.91 ID:h+R144T/0
男「まぁまぁじゃねえ」

少女「今日は私がお姉ちゃんになってあげるよー」

男「……」

少女「さ、たっぷり甘えなさい」

男「いい加減にしろ。君を姉とは思えないし、妹としても認めてない」

少女「なんと……」

男「もう出て行ってくれ」

少女「そんなぁ。おにいちゃぁん。いいことしよーよ」

男「……」

少女「女の秘密、おしえて、あ げ る」

男「でてけ」

少女「じゃあ、お風呂一緒にはいる?」

男「出てけ」

少女「もう……お兄ちゃんのわからずやー」

男「お前は妹がどういうのかちゃんと勉強したほうがいい」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 21:58:33.23 ID:h+R144T/0
少女「うそ?ここに来る前にいっぱいライトノベルで勉強したよ?」

男「俺はそういう妹は欲しくない」

少女「姉気取りの妹がほしいんじゃないの?」

男「気持ち悪い」

少女「うそー?」

男「ホント」

少女「難しいとしごろだねー」

男「……」

少女「わかりましたー。戻ります」

男「そうしてくれ」

少女「じゃ、お兄ちゃん。だーいすき」

男「はいはい」

少女「ほんとに大好きだからー」

男「おやすみ」

少女「おやすみー」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:01:59.83 ID:h+R144T/0
数日後 自宅

少女「今日は休日だぞー。どこかに連れて行って欲しいなぁ?」

父「うんうん」

男「……」

少女「パパー、家族でどこかにいこー?」

父「どこがいい?」

少女「富士急」

男「……」

父「そうか。じゃあ、デパートに行こう」

少女「おー!」

父「お前も行くか?」

男「今日は用事があるから」

少女「どうせ、エッチな妄想にふけるんでしょ?」

男「おまえ……!!」

父「よさないか」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:06:25.48 ID:h+R144T/0
少女「いいじゃない!!ここ数日、殆ど喋ってくれないんだもん!!」

男「俺はなぁ……!!」

少女「なによぉ!!」

父「こらこら」

男「とにかく、用事があるから」

少女「嘘つきー。お兄ちゃん、用事があるなんて嘘嘘ー」

男「ぐっ……」

父「なぁ、一度ぐらいいいじゃないか」

男「……」

少女「お兄ちゃんがいかないなら、私もいかないっ!」

男「なら、行かないでいいじゃん」

少女「そういうこじゃないでしょー?」

父「午前中だけでも。な?」

男「……はぁ」

少女「やった」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:10:50.37 ID:h+R144T/0
デパート

父「結構、込んでるなぁ」

少女「ほんとだねぇ」

男(なにやってんだか……)

少女「お兄ちゃん、手繋いでおこうね」ギュッ

男「なんで?」

少女「迷子になったら、困るじゃない?」

男「そうだな」

少女「えへへ」

父「どこから見る?」

少女「服をみたいなー」

父「服か。よし」

少女「いえーい」

男「はぁ……」


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:16:40.06 ID:h+R144T/0
少女「これかわいー」

父「そうだなぁ」

少女「最近の流行って良くわかんないけど……。似合えばいいよねー」

父「うんうん」

男「……」

男(時間かかりそうだし本屋にでもいっとくか)

男「……」スタスタ

少女「―――ねえ、お兄ちゃん、これどう思う?」

少女「って、あれ?おにーちゃん?おにーちゃーん?」

父「なんだ、どこいったんだ?」

少女「……本屋」

父「え?」

少女「ちょっと呼んでくる」

父「あ、おい」

少女「パパはそこで待ってて」


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:22:48.85 ID:h+R144T/0
本屋

男「新刊は……」

少女「まだ名探偵コナン集めてるの?」

男「おぉ?!―――なんだ、服選びは終わったのか?」

少女「お兄ちゃん!!」

男「静かにしろよ!!」

少女「妹の服選びに協力してくれてもいいんじゃないの?」

男「……」

少女「……」

男「別にいいだろ」

少女「ホント、落ち着きがないんだから」

男「なんで出会って数日の君にそんなことを言われなきゃならないんだ!!」

少女「もういいですー!!その代わりここにいて!!」

男「はいはい」

男(……そういえば、よくわかったな。俺がここにいること)


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:29:16.69 ID:h+R144T/0
男(俺が漫画好きとか親父から聞いたのか……?)

男「まぁ、どうでもいいか」

男(お、これ面白そう)

男「……」

男(妹モノか……ちょっとなぁ……)

男「他には……」

少女「どーん」

男「おぉ?!」

少女「買ったよ。早く、いこ。パパも待ってるし」

男「あ、ああ」

少女「全く」

男「お前、なんでそんな姉気取りなんだよ」

少女「お兄ちゃんは姉萌え」

男「違う」

少女「うそだー」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:33:08.34 ID:h+R144T/0
レストラン

少女「どれにするー?」

父「そうだなぁー」

男「……」

少女「ねえねえ、お兄ちゃんはどれにするー?」

男「なんでもいいけど」

少女「またまたー。ブロッコリーが嫌いなくせに」

男「もう食える!!」

少女「あ、そうなの?」

父「マジか」

男「それぐらい伝えとけよ!!」

父「いやー。そんなの知らんし」

男「全く」

少女「へー。食べられるようになったんだ、すごいねー」

男「上から目線やめろ」


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:39:10.08 ID:h+R144T/0
少女「おなかいっぱい」

父「じゃあ、帰るか」

少女「お手洗いはいいの?」

男「別にいい」

少女「そっか。でも、途中で行きたいっていってもしらないよー?」

男「……やめろ」

少女「なに?」

男「いい加減にしろ」

少女「え?」

父「おい」

男「姉ちゃんは10年前に死んだ。俺はそのときに割り切ったんだ」

少女「……」

男「これ以上、姉を気取るなら本当に怒る」

少女「……ごめんなさい」

父「おい、やめないか」


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:42:51.41 ID:h+R144T/0
自室

男「……」

男(本当に姉ちゃんみたいなこといいやがって……)

男(親父も細かいことまで伝えすぎだろ……)

トントン

男「はい?」

少女「おにーちゃん?」

男「なんだよ」

少女「あの、今までごめんね」

男「……」

少女「よかれと思って……」

男「余計な気遣いだからいいよ」

少女「こ、これからちゃんと妹らしく振舞うから!!」

男「……うん」

少女「……それじゃあ、またね」


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:46:13.11 ID:h+R144T/0
夜 居間

少女「おにいちゃーん、たべさせてー」スリスリ

男「自分で食えるだろ」

少女「あーん」

男「……」

父「パパがたべさせてあげるよー。ほーら」

少女「……さがってろ」

父「……すまん」

少女「おにいちゃぁん……あーん」

男「……」

少女「じゃあ、私が食べさせてあげるね?はい、あーん」

男「それが君のいう妹らしさか」

少女「可愛いでしょ?うっふん」

男「鬱陶しい」

少女「えぇ……!?」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 22:53:09.00 ID:h+R144T/0
男「……」

少女「うぅ……」

父「……」

男「普通にしてろよ」

少女「それじゃあ……また、怒られそうで……」

男「え?」

少女「なんでもない」

父「ふむ……」

男「なんだよ?」

父「やっぱり、このまま黙っていてもギクシャクするだけだな」

少女「パパ!!」

男「は?」

父「やっぱり無理があったんだよ」

少女「でも……!!」

男「何の話だよ?」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 23:12:34.30 ID:h+R144T/0
父「実はな……」

男「なんだよ」

少女「パパ……」

父「信じられない話だと思うが……実は……この子……」

男「……」

父「お前の姉だ」

男「……は?」

父「お前はきっと混乱するだけだろうから、黙っていようって思っていたんだが」

男「何言ってんだ?」

少女「……」

男「親父、頭でも打ったのか?」

父「本当だ。この子は10年前に交通事故にあった、お前の姉だ」

男「いやいや」

父「……本当だからな」

男「どうしたんだよ?酔ったのか?」


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 23:30:21.75 ID:h+R144T/0
父「10年前のあの日、お前の姉は信号無視の車に轢かれ、死んだ」

男「おい」

父「と思われた」

男「え?」

父「実は生きていたんだ。意識が戻らないと診断されたがな」

男「……」

父「そのとき、医者は脳移植を薦めてきた」

男「脳移植……?」

少女「……」

男「それって……」

父「そして手術を行った……。しかし、失敗だった。そこでお前の姉は本当に死んだ」

男「まてよ!あの時、葬式だってしたし!!火葬もしたぞ?!」

少女「もう一度、脳移植をしたの」

男「は?」

父「医者は娘の脳だけを冷凍保存していた。10年後なら脳死者の脳を蘇らせることもできるかもしれないと思ったらしい」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 23:39:34.77 ID:h+R144T/0
男「そんなこと……!!」

父「私も最初は医者を問いただした。向こうは医学進歩のために協力してほしいといってきたんだ」

男「じゃあ、姉ちゃんの脳だけが別の場所にあったのか?」

父「そういうことだ」

男「……で、最近になって移植したのか」

父「一年前、実験のために娘の脳を使ったらしい。脳死した少女にな」

少女「で、見事に蘇ったの」

男「……」

父「そして少女が目を覚ますと、生前の記憶を持っていた。私の娘のだが」

男「よくわかんないけど」

父「私も良く分からない」

少女「つまり、えっと……別の子の体だけど、私はあなたのお姉ちゃんなの」

男「10年前のままか?」

少女「そのつもり。自分の状況を把握するのにすごく時間がかかったけど」

男「いやいや。なんの冗談だよ」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 23:48:23.22 ID:h+R144T/0
父「とにかくそういうことだ」

少女「信じられないと思うけど」

男「……」

父「というわけで、これから仲良く……」

男「そんなこと信じられるわけないだろ」

父「だが、現実にこうして」

男「だけど……」

父「本当のことだ……」

男「な……」

少女「……」

男「部屋に戻る……」

父「だが、これでどうして私がこの子を引き取りたかった分かってくれたはずだ」

男「……」

少女「あの……」

男「一人してくれ」


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/14(土) 23:52:58.45 ID:h+R144T/0
自室

男「脳死……移植……」カタカタ

男(人格が変わることがある……?記憶が引き継がれる……?)

男(全部、オカルトじゃないか)

男(脳移植してそんなことありえないだろ)

男「……」

男(でも、確かに俺の好きな物を知っていたり、嫌いな物まで……)

男(じゃあ……そうなのか……?)

男(あれが姉ちゃん……?)

男「……そんなバカな、こと」

男「……」

男「……よし」

男(確かめよう)


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:00:09.09 ID:h+R144T/0
少女の部屋

男「……」トントン

少女「はーい?」ガチャ

男「ちょっと、いいか?」

少女「いいよ」

男「……」

少女「なに?」

男「君は本当に姉なのか?」

少女「うん」

男「俺が小学1年のとき、姉ちゃんといった夏祭りで買ったものは?」

少女「えーと、たこやき……たこやき……たこやき。なんかたこやきばっかり買ってたね」

男「……じゃあ、初めて姉ちゃんと遊んだテレビゲームは?」

少女「ドカポン。それでケンカして一週間ぐらい口きかなかったね」

男「最後に二人でお風呂に入ったのはいつ?」

少女「私が死ぬ前日まで」


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:01:29.34 ID:LhNRO71H0
死体洗いかよ


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:05:09.56 ID:/25tZuJI0
男「……」

少女「信じられた?」

男「……本当、なんだな?」

少女「うん」

男「ごめん。全然信じられない」

少女「だろうね。私も全然信じられなかったよ」

男「姉ちゃん……」

少女「大きくなったね……」

男「……」

少女「さぁ、胸に飛び込んできていいよ?」

男「それは……遠慮しとく」

少女「そっか」

男「なぁ……辛くないの?」

少女「でも、体が変わっただけで。年齢はほぼ一緒だし。まぁ、若干若返ったけど」

男「……」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:11:46.19 ID:/25tZuJI0
少女「今まで寂しかったでしょ?」

男「まぁ」

少女「でも、これからはこの姉であり妹でもある私がいるから寂しくないよ」

男「そうだな」

少女「ふふ……お兄ちゃんって呼んだほうがいい?それとも……」

男「呼びやすいほうでいい」

少女「じゃあ、お兄ちゃんにしとくね」

男「……」

少女「あ、気持ち悪いって思ったでしょー?」

男「いや、まぁ……別に」

少女「お姉ちゃんにお兄ちゃんって呼んでもらえるなんて、あんたぐらいじゃないかなー?このこのー」

男「うぜえ……」

男(でも……なんだ……?)

男(どうしても信じられない……)

男(姉ちゃんは……)


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:19:51.44 ID:/25tZuJI0
少女「どうしたの?難しい顔して」

男「いや、なんでもない。じゃあ、俺はそろそろ戻る」

少女「まってよー。もっと昔のことを話そうよー」

男「昔のことって」

少女「ほらほら、あんたが小学校三年生のとき怖い映画みてオネショしちゃったときとかー」

男「おい!!それやめろよ!!」

少女「ぷふふ。恥ずかしいよねー」

男「姉ちゃんだって、小学校にあがるまでオネショしてたんだろ!!」

少女「ぶふっ!?」

男「それぐらいは知ってるからな」

少女「わすれろー!!」

男「……あと、俺の漫画全部捨てたときもあったよな」

少女「まー、あれはあんたが全部悪いんだけどね」

男「そうだっけ?」

少女「そうだよー」


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:24:08.54 ID:/25tZuJI0
自室

男「……」

男「……」トゥルルル

『はい、もしもし?』

男「母さん?」

『あら、どうしたの?』

男「親父から、孤児を引き取った話知ってるよな?」

『勿論。それがどうかしたの?』

男「その孤児が姉ちゃんの人格だって話は聞いてる?」

『ええ。それも聞いたわ』

男「それ、本当の話なのか?」

『どういうこと?』

男「俺、その話が全然信じられないんだけど……」

『私もその子と話して色々なことを聞いたけど、全部知ってたわよ?』

男「……」


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:28:09.03 ID:/25tZuJI0
翌朝 居間

父「それじゃあ、行ってくるよ」

少女「行ってらっしゃい、パパー」

父「行ってきます」ニヨニヨ

少女「うふふ」

男「……」

少女「どうしたの?おかわりいる?」

男「姉ちゃん」

少女「なぁに?」

男「……ごめん。なんでもない」

少女「なにー?気持ち悪いなぁー」

男「……それじゃあ、大学に行ってくる」

少女「一緒に出ようよ」

男「今日は朝一であるから」

少女「そっか。うん、行ってらっしゃい」


127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:32:30.51 ID:/25tZuJI0
大学構内 カフェテリア

友「義妹ちゃんとはよろしくやってるのかぁ!?」

男「……なぁ」

友「なんだ?」

男「人間って他人に成りすますことができるもんか?」

友「はぁ?」

男「どうおもう?」

友「なんだよ、突然?」

男「例えば。俺がお前に成りすまして、お前の姉にバレないように生活ができると思うか?」

友「顔でわかるだろ」

男「顔とか関係ない。記憶をそっくりもらっていたら、できるとおもうか?」

友「そりゃ、俺と姉しか知らないことまで知ってるならできるんじゃないか?」

男「親も騙せると思うか?」

友「お前……どうしたんだ?」

男「はっきりいって、気持ち悪い」


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:38:41.04 ID:/25tZuJI0
友「何が?」

男「妹が」

友「ブサイクなの?」

男「いや。可愛い」

友「じゃあ、なんで」

男「俺の知らないことまで知ってる」

友「はい?」

男「漫画を捨てられた記憶にないのに、妹は知っていた」

友「なにいってんの?」

男「わかんねえ」

友「なんだよー?怖いぞ、お前」

男「俺だって怖い」

友「ちょっと、落ち着けよ。詳しい話聞かせてくれ」

男「実は―――」



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/15(日) 00:47:27.33 ID:/25tZuJI0
友「脳移植で記憶が他の子に……?」

男「そう」

友「……いやー。それは信じられないな」

男「だろ?」

友「そもそも、その医者もおかしい。百歩譲って脳を冷凍保存しようとしたにしろ、そんなもん親父さんに一報入れるだろ」

男「……」

友「それにそんな女の子が目を覚ましたら、ニュースになるはずだ。医学会が公に発表しない理由がないし」

男「そうだな」

友「マスコミだってそんな話きいたら取材するだろうし」

男「じゃあ……あいつ、誰だ?」

友「姉の記憶があるけど、別人なんじゃないの?」

男「それって赤の他人ってことか?」

友「少なくともお前の亡くなった姉ではないんじゃないと思うけど、俺は」

男「なんだよ……それ……」

友「親父さんに詳しい話を聞いたほうがよくないか?」




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[ 2012/04/28 23:15 ] 少女「」 | TB(0) | CM(1)
なにこの駄文
[ 2012/04/29 03:08 ] [ 編集 ]
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