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許嫁「好きって十回言って」2/2
許嫁「好きって十回言って」
許嫁「好きって十回言って」
117
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:20:13.06 ID:Dtalmaeg0
男「ふぁぁ……」
許嫁「随分と眠そうね」
男「昨日はちょっと寝付きが悪くてね…」
許嫁「……ふーん」
男「…なんだよその目」
許嫁「別に」
男「また朝から機嫌悪いのか…」
許嫁「今、めんどくさい女だと思ったでしょう」
男「思ってないって」
許嫁「じゃあ私のこと好きなの?」
男「えっ!あ、あの……」
許嫁「何パニックになってるのよ。キモ」
男「めんどくせえ……」
121
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:25:01.22 ID:Dtalmaeg0
男「な、なあ、許嫁……」
許嫁「何か?」
男「ちょっと近づきすぎじゃないか?歩き辛いんだけど……」
許嫁「そんなことはないわ」
男「いやいや、明らかに体がくっついてる」
許嫁「これは暖を取っているのよ」
男「……周りの登校中の生徒からの視線が痛いんだけど……」
許嫁「嫌だわ、夫婦だと思われてるのかしら」
男「いくらなんでもそこまで考えが飛躍しないだろ」
許嫁「ならいいわ」
男「問題の解決にはなってないけどな…」
許嫁「いいのよ」
元スレ
許嫁「好きって十回言って」
124
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:29:20.29 ID:Dtalmaeg0
友「よっ、男」
男「おお」
友「今朝も見たぞ。朝から彼女とイチャイチャ登校しやがって」
男「か、彼女なんかじゃないって…」
友「またまたー。あんな美人な子、お前には勿体なすぎるぜ」
男「いや、本当に違うんだって」
友「それより、これから一緒に食堂で昼飯食べないか?」
男「いや、ごめん。俺他の人と食べる約束してて」
友「そっか。誰と?」
男「……許嫁と」
友「二人で?」
男「う、うん……」
友「……お前ら、本当に付き合ってないのか?」
127
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:33:18.88 ID:Dtalmaeg0
許嫁「遅いわよ。待ちくたびれたわ」
男「ごめん、ちょっと話してて」
許嫁「ここなら誰も来ないわよね」
男「こんな寒い所で食べる奴なんて俺らくらいだろ…」
許嫁「そうね。ならいいわ」
男「はぁ……暖房が利いてる教室で食べたい……」
許嫁「仕方ないじゃない。他の人がいるんだから」
男「せめて二人一緒の弁当箱じゃなければな……」
許嫁「メイドさんも気が利かないわね。いただきます」
男「…いただきます」
129
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:37:33.15 ID:Dtalmaeg0
許嫁「………」モグモグ
男「………」モグモグ
許嫁「……ねえ」
男「…ん?」
許嫁「あーん、とか…して欲しい……?」
男「ゲホッゲホッ…」
許嫁「むせることないじゃない」
男「変な冗談言うからだろ!」
許嫁「……今なら誰も見てないけど?」
男「……え?」
132
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:41:46.07 ID:Dtalmaeg0
許嫁「………」
男「いや、えっと……」
許嫁「………」
男「その……」
キーンコーンカーンコーン
男「………!」
許嫁「あら、もう昼休みが終わってしまうわ。まだお弁当残ってるのに」
男「あ、うん……」
許嫁「これはのんびり食べてる暇なんてないわね。急ぐわよ」
男「………」
134
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:45:04.94 ID:Dtalmaeg0
男「はぁ……」
友「どうしたんだ、溜息なんてついて」
男「いや、なんでも……」
男(あのとき、黙って頷いてたらどうなってたんだろ……)
男(……いや、そんな筈ないか。いつもみたく「キモ」って言われて……)
男「…………」
男「……あ、雨降ってきた」
136
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:47:03.83 ID:Dtalmaeg0
許嫁「来た来た」
男「待ってたんなら先に帰っててもいいのに」
許嫁「あなた、傘持っていないかと思って」
男「あ、そういえば」
許嫁「ほらね」
男「許嫁は持ってるの?」
許嫁「ええ、まあ」
男「……入れてってください」
許嫁「仕方ないわね」
144
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:50:36.20 ID:Dtalmaeg0
男「……許嫁」
許嫁「何?」
男「行きよりも近づきすぎのような…」
許嫁「仕方ないじゃない。この傘、折りたたみ式だから小さいのよ」
男「でも腕に抱きつく必要は……」
許嫁「こうでもしないとあなたは離れようとするでしょう」
許嫁「そんなことされたら私が風邪をひいてしまうじゃない」
男「そ、そうだけど……」
許嫁「また周りの視線が怖いの?」
男「……許嫁が怖い」
許嫁「傘没収」
男「あ、ちょっと!待てって!」
145
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:55:32.04 ID:Dtalmaeg0
友「おっす」
男「おう、おはよう」
友「お前、昨日相合傘してたよな」
男「げっ…見てたの?」
友「ああ、ばっちり」
男「はぁ……」
友「お前ら、本当はやっぱり付き合ってるだろ」
男「……そう見える?」
友「ああ、だってもう何かラブラブオーラ出てるし」
男「そうかな……」
友「そうだよ」
男「……………………」
149
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 01:58:42.61 ID:Dtalmaeg0
…………………………………
爺「…………」
許嫁「…ひっく…グスッ……」
男「…………っ」パンパン
許嫁「嫌……嫌っ……」
男(許嫁のこんな顔を見て、ラブラブなんて言えるわけないよ……)
男「ごめん…許嫁……」
許嫁「………っ」フルフル
男「…………あっ」
男「出るっ…許嫁、出るっ…!」パンパン
許嫁「………グスッ…」
男「気持ちっ……中に一杯出していいっ……!?」
許嫁「……嫌…」
男「あっ、あっ、ああああぁぁぁっ!!」ビュクッビュクッ
156
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:02:59.23 ID:Dtalmaeg0
許嫁「……………っ」
爺「またこれで終わりか」
男「は、はい……」
爺「お前、嘘をついていないだろうな?」
男「そ、そんなこと!」
爺「そこの娘は前戯もせずにすすり泣いてばかりではないか」
男「な、泣いてないですって!これは、その、変わった喘ぎ声で……」
許嫁「……グスッ…」
爺「……もうええわ。引き上げるぞ」
男「お、お休みなさい」
爺「……いつになればひ孫の顔が見れるのやら」ボソッ
男「………っ!」
161
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:07:04.78 ID:Dtalmaeg0
男「まさか、バレてないよな……」
許嫁「ごめんなさい、私のせいで……」
男「いや、まだ決まったわけじゃないけど……」
許嫁「我慢しないといけないのは分かってるのだけど、私、本当に嫌で……」
男「ごめん……」
許嫁「……謝らないで。申し訳ないのは私の方よ。あなたにまでリスクを背負ってもらって、しかも欲求不満のままで」
男「そんな…許嫁が嫌がってるのに自分だけ好き勝手なんてできないよ」
許嫁「でも……」
男「これは、俺たち二人の問題だし…」
許嫁「男……」
164
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:12:10.96 ID:Dtalmaeg0
許嫁「ねえ、今夜もここで寝てもいい?」
男「え…?許嫁がいいなら別にいいけど…」
許嫁「ありがと」
男「………」
許嫁「こうして男の側にいると落ち着く」
男「そう……?」
許嫁「ええ。あなたがいるから泣き叫びそうになるのも我慢できる」
男「でも、俺に痴態を見られてるんだよ…?」
許嫁「そうね」
男「そうねって……」
176
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:18:54.32 ID:Dtalmaeg0
男「俺に見られるのだって嫌なんじゃないの?」
許嫁「………」
男「……許嫁?」
許嫁「………」チュッ
男「……え?え?」
許嫁「おやすみなさい」
男「ちょっと、なんでいきなりこんな…」
許嫁「………すぅ…」
男「もう寝ちゃってるし……」
182
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:22:38.47 ID:Dtalmaeg0
許嫁「……すぅ…すぅ…」
男「……………」ムラムラ
男「なんで、許嫁は俺にキスを……?」
男「おやすみのチュー?でもそんなの今まで一回もされたことないし…」
男「……求めたら殴られそうだし」
男「………」
男「……いかんいかん、もう忘れて寝よう」
許嫁「……すぅ、すぅ…」ムニュ
男「………………」ムラムラムラムラ
188
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:28:50.90 ID:Dtalmaeg0
男「………ハァ、ハァ」シコシコ
男「…ハァ、ハァ、ハァ……」シコシコ
許嫁「……すぅ…すぅ…」
男「…ハァ、ハァ……あっ」
男「ハァ、ハァ……許嫁っ…!」シコシコ
許嫁「んぇっ……?」ピクッ
男「許嫁っ……許嫁っ……」シコシコシコ
許嫁「………………」
男「許嫁っ……あっ…あっ……!」シコシコシコシコ
許嫁「………………」ピトッ
男「……え?許嫁?」
男(許嫁が自分の手を俺がモノを握ってる手に重ねて……?)
191
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:32:45.91 ID:Dtalmaeg0
男「あの、許嫁さん……」
許嫁「………」
男「目瞑ってますけど、起きていらっしゃいますか……?」
許嫁「………」ナデナデ
男「…………っ」
男「ご、ごめん、許嫁…隣で寝てたのに一人で変なことしちゃって…」
許嫁「………」ナデナデ
男「俺、部屋出てくから……」
許嫁「……………」チュッ
男「………っ!?」
197
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:36:50.88 ID:Dtalmaeg0
男「い、許嫁!なんなんだよ、さっきから…」
許嫁「……」チュッ、チュッ
男「~~~~~~っ……」ドキドキ
男(ダメなのに、許嫁がどんどん愛おしく見えて……っ)
許嫁「………」チュッ、チュッ
男(あっ……あっ……)
許嫁「………男」ボソッ
男「」
男「…………っ」チュー
許嫁「んっ……」チュー
204
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:40:59.83 ID:Dtalmaeg0
許嫁「………んっ」
男「…ごめん、許嫁」
許嫁「ドキドキした」
男「お、俺も……」
許嫁「初めてあなたとキスしたときよりも…」
男「あの時もドキドキしてたんだ」
許嫁「…嘘。本当はしてない」
男「どっちなんだよ」
許嫁「ふふっ…」
209
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:44:19.72 ID:Dtalmaeg0
許嫁「んー…」チュー
男「んっ……」チュー
許嫁「…こういう普通のキスって初めてよね」
男「…そうだっけ」
許嫁「そうよ。初めてのときだっていきなりがっついちゃって」
男「…予行練習だったのにね」
許嫁「夢中になって1時間くらい離してくれなかった」
男「あとですごい怒られた…」
許嫁「そうだったわね」クスッ
213
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:48:05.14 ID:Dtalmaeg0
男「…んっ。何で急にこんなことを…?」
許嫁「さあ、何でかしら」
男「俺とこんなことするの嫌じゃないの?」
許嫁「……んっ」チュー
男「………っ」チュー
男(ダメだ、心臓のドキドキが止まらなくて……)
許嫁「……んっ、ふっ…」シコシコ
男「い、許嫁!?何してるんだよ!」
許嫁「いつも愛撫してあげられなかったから、今してあげてるの。嫌?」シコシコ
男「う、嬉しいけど……」
許嫁「んーっ……」チュー
男「…………っ」ビクビク
217
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:50:28.27 ID:Dtalmaeg0
許嫁「ねえ」
男「な、なに?」
許嫁「…今なら誰もいないし、遠慮なく音が出る激しいキスしてもいいけど」
男「ほ、ほんと!?」
許嫁「そんなに驚くほど好きなの?呆れた。……んむっ!?」
男「ちゅぱっ、ちゅうっ…れろっ…」
許嫁「んっ…ふぁっ……」
男「ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅうっ…」
許嫁「んっ…ちゅぱっ、れろっ…」
219
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:53:17.20 ID:Dtalmaeg0
男「ちゅぱっ…はぁ…はぁ……」
許嫁「…これで満足した?」
男「………」
許嫁「してないみたいね。いいわよ、今夜は何回でも」
男「い、許嫁!」
許嫁「何よ」
男「も、もう一回エッチしない!?」
許嫁「は、はぁ?急に何言って…」
男「だ、だめ……?」スリスリ
許嫁「………嫌」
男「……………っ」
223
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 02:57:35.47 ID:Dtalmaeg0
許嫁「…待ってて、今私の部屋からゴム持ってくるから」
男「え……?」
許嫁「生でなんてダメに決まってるでしょ。普段の努力が水の泡じゃない」
男「ご、ごめん…」
許嫁「…少しの間だけど待っていてね」チュッ
男「………」
男「許嫁、何でこんなに今日は…」
男「好きになっちゃダメって言われてるのに、こんなことされたら余計……」
226
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 03:01:59.69 ID:Dtalmaeg0
許嫁「ただいま」
男「おかえり…って、許嫁、それ……」
許嫁「何か?」
男「何も箱ごと持ってこなくても……」
許嫁「あらあら、少し余分だったかしら。私はてっきりこれでも足りないかと思ってたけど」
男「……っ」ドキドキ
許嫁「私が着けてあげましょうか?」
男「えっ、だ、大丈夫?」
許嫁「大丈夫よ。前にも着けてあげたことがあったじゃない」
男「そ、それは……」
228
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 03:04:56.68 ID:Dtalmaeg0
許嫁「ゴムの着け方が分からないって、二人でパソコンで調べて練習したわよね」
男「何も許嫁も一緒になってやることなかったのに…」
許嫁「思えば、あなたのを見たのはあのときが初めてだったわ」
男「許嫁が目の前にいるのに、いきなり『脱いで』って言ったのはびっくりしたよ…」
許嫁「あら、でも嬉しかったんでしょう?私に見られて、見せつけて」
男「そ、そんなわけ…」
許嫁「刺激もしていないのに大きくなってたものね」クスッ
男「………っ」カァァ
232
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 03:07:34.20 ID:Dtalmaeg0
許嫁「……これでいいかしら」
男「う、うん…」
許嫁「初めて着けてあげたときはこんなスムーズにはいかなかったっけ」
男「そうだったね」
許嫁「何個もダメにしちゃって、やっと上手に着けてあげられたと思ったら」
男「あ、その話は!」
許嫁「イっちゃったのよね、あなた」
男「…………っ」カァァ
許嫁「可愛かったわ、あのときのあなた」
男「嘘だ。何回も『キモ』って罵ってきたくせに」
許嫁「あら?そうだったかしら」
237
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 03:11:05.85 ID:Dtalmaeg0
許嫁「今夜はあなたがしたいようにしていいのよ」
男「で、でも…本当にいいの?」
許嫁「ああ、勿論私がしたいようにもさせてもらうけど」
男「そういうことじゃなくて…」
許嫁「どういうことよ」
男「こ、恋人同士でもないのにこんなこと…」
許嫁「何言ってるのよ。このままいけば夫婦じゃない」
男「それ。いつもいつも言ってるじゃない、嫌だって」
許嫁「……今夜は忘れて」
男「で、でも……んむっ」
許嫁「ちゅっ……いいから、早くしなさい」
249
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 03:17:47.04 ID:Dtalmaeg0
…………………………………
………………………
男「ハァ…ハァ……」
許嫁「もう…激しすぎ……」
男「だって…許嫁がいつも全然と違う表情や声で…嬉しくて……」
許嫁「……バカ」
男「あはは……」
許嫁「…私も、幸せだったわよ」ボソッ
男「え、許嫁?」
許嫁「なんでもないわ」
男「で、でも、今……」
許嫁「もう寝ましょう。疲れたわ。明日は二人揃って腰痛ね」
男「………っ」ドキドキ
254
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 03:24:33.27 ID:Dtalmaeg0
友「なあ」
男「ん、何?」
友「お前と許嫁さんってやっぱり付き合ってるんじゃないの?」
男「ち、違うよ…」
友「本当かー?」
男「ちょっと仲がいいだけだって」
友「それにしてもなぁ…」
クラスメイト「男くーん?」
男「あ、何ー?」
クラスメイト「許嫁ちゃんが来てて、男くんいますか、だって」
男「いけね…待たせちゃってたか」
友「また一緒に弁当か?」
男「う、うん…じゃ」
友「……………」
259
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 03:27:26.33 ID:Dtalmaeg0
許嫁「寒いわね」
男「うん…」
許嫁「もっとこっちに寄りなさいよ」
男「………」ピトッ
許嫁「ふふっ、少し暖かくなった」
男「………」コクン
許嫁「…ねえ」
男「…ん?」
許嫁「あーん」
男「!?」
許嫁「大丈夫よ、誰も見てないわ」
男「……あーん」
許嫁「…ふふっ」
328
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 08:10:58.62 ID:Dtalmaeg0
男「………へへっ」
友「何ニヤニヤしてんだよ」
男「し、してた?」
友「ああ、もうさっきからずっと」
男「マジか…恥ずかしい……」
友「彼女とイチャイチャしまくってたのか?」
男「だから許嫁とはそんなんじゃないって」
友「本当か?」
男「え……」
友「本当なんだな?」
男「………?」
337
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 08:14:17.90 ID:Dtalmaeg0
男「あれ…」
男「いつもは大抵許嫁の方が先にHRが終わって待ってるのに…」
男「ん…メールだ」
『用事があるから少し待っていて。すぐ終わる』
男「用事?なんだろ……」
男「ま、いっか。すぐ来るみたいだし」
男「……………」
男「……さむっ」
345
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 08:21:45.30 ID:Dtalmaeg0
男「…………」
男「いくらなんでも遅すぎだろ…もう30分も経ったのに」
友「…………」
男「あ、友」
友「男か…なにしてるんだ?」
男「いや、許嫁を待ってるんだけど…すぐ用事を終わらせるって言ったのになかなか来なくて…」
友「すぐ、か……」
男「………?」
友「なんでもない。じゃあな」
男「う、うん……」
友「……お幸せにな」ボソッ
348
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 08:27:26.08 ID:Dtalmaeg0
男「どうしたんだ、アイツ……?」
許嫁「男」
男「許嫁、随分長かったな」
許嫁「待たせてごめんなさい。予想より長引いてしまって」
男「用事って、何の用事だったんだ?」
許嫁「なんでもないわ」
男「なんでもないって……」
許嫁「…手、赤くなってるわね」
男「え?うん、まあ…」
許嫁「………」キュッ
男「い、許嫁!?なんで手を……」
許嫁「帰りましょう?」
男「……うん」
350
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 08:34:21.83 ID:Dtalmaeg0
許嫁「ふふっ、それでね……」
男「へえ~…」
ガラッ
爺「おおう、久しぶりじゃな、二人とも」
許嫁「…………」
爺「おっと、邪魔だったかのう」
男「いえ、そんなことは…」
爺「最近、妙に仲がええらしいのう。結構結構」
男「は、はは…」
爺「じゃが」
男「……!」
爺「今夜も勿論行うからの。忘れるでないぞ」
男「…………」
許嫁「…………」
352
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 08:44:58.66 ID:Dtalmaeg0
男「い、許嫁……」
許嫁「大丈夫、我慢するから…」
男「…………」
許嫁「でも、あんまり激しいのはやめてね」
男「分かってるよ」
許嫁「ここのところ毎日……だし、その…力加減とか忘れてないわよね?」
男「大丈夫だよ……多分」
許嫁「心配ね」
男「はは……」
許嫁「……お爺様がいなくなったら、また……ね?」
男「う、うん……」ドキドキ
358
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 09:07:06.09 ID:Dtalmaeg0
爺「………」
男「ハァ…ハァ…」ギシッギシッ
許嫁「…………っ」
男「許嫁、大丈夫…?つらくない?」ギシッギシッ
許嫁「大丈夫…あなたがいるから、我慢…できる……っ」
男「許嫁……」
許嫁「…………っ」
爺「……ふむ」
365
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 09:20:17.44 ID:Dtalmaeg0
男「許嫁っ、許嫁っ……」ギシッギシッ
許嫁「………っ」
男「くぅっ……あ、あれ?」
許嫁「……どうしたの?」
男「や、やば…ゴムが外れちゃって中に……!」
許嫁「う、嘘!やだ…」
男「待って、今取るから…」
許嫁「で、でも、変な動きをしたらお爺様にバレてしまうわ」
男「そんなこと言っても……あ、取れた!」
爺「おい、お前たち、何をしておる」
男「…………!!」
370
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 09:30:10.25 ID:Dtalmaeg0
爺「おい、メイド、カーテンを開けろ」
メイド「かしこまりました」
許嫁「い、いやっ……!」
爺「男、お前が持っているそれは何だ」
男「………」
爺「何だと聞いておる!」バシッ
男「ぐっ……」
許嫁「男!」
爺「前々から様子がおかしいとは思ってたが」
爺「まさかこのわしを欺き騙していたとはな」
男「………」
376
名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[]投稿日:2011/12/31(土) 09:43:42.91 ID:Dtalmaeg0
許嫁「お言葉ですが」
爺「あぁ?」
許嫁「…私たちの仲を疑ってこんなことをさせていたのですよね?」
爺「それもあるが」
許嫁「だったら心配ありません。だって私たちは……」
爺「それを信じろと言うのか?馬鹿馬鹿しい。たった今嘘が露見したばかりだというのに」
許嫁「ですが、なにも信頼を築くためだけに子を作らせる必要なんてないじゃないですか」
爺「何を言うておる。両家の信頼を築くためには子を作るしかないのじゃ。もっと言えばお前たちはそのための道具にすぎん」
許嫁「…………」
爺「……と、ここまでは建前じゃ」
許嫁「……建前?」
389
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[]投稿日:2011/12/31(土) 09:56:15.14 ID:Dtalmaeg0
爺「ああそうじゃ」
爺「わしはな、見ての通りもう老いぼれ。女を侍らずにもそんな体力も残っとらんのじゃ」
男「まさか……」
爺「そうじゃ。わしはな、若い者同士が交わっているのを見るのが大の好物でな」
許嫁「…………っ」
爺「お前たちのも見てて飽きんかったぞ。ほっほっほっ」
男「この……!」ガバッ
爺「取り押さえろ!」
男「離せ、離せ!」
402
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:04:10.18 ID:Dtalmaeg0
爺「男。貴様このわしに何をしようとした?」バシッ
男「うぐっ…」
爺「この出来損ないが!この!」バシッ
許嫁「もうやめてください!でないと男が!」
爺「ああん?おお、そうじゃ」
爺「浅ましくもこの爺を欺こう画作したのはお前か?許嫁」
許嫁「……!」
爺「答えんか」
許嫁「……私が」
男「違います、俺が自分でやったことです」
爺「あぁ?」
411
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:08:22.90 ID:Dtalmaeg0
爺「これもお前の仕業だというのか」
許嫁「男!」
男「……そうです」
爺「…まあ、そういうことにしておいてやろう」
爺「はん、どこまでもこのわしを馬鹿にしおって」バシッ
男「ぐっ……」
爺「おい、こいつを仰向けにして押さえつけろ」
男「な、なにを…」ジタバタ
爺「おい、許嫁」
許嫁「」ビクッ
420
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:18:06.27 ID:Dtalmaeg0
爺「男の上に跨れ」
許嫁「!?」
爺「お前が企んだわけではないのいうことは、言いかえれば妊娠を望んでいたということじゃ」
許嫁「そ、そんな…本当は私が!」
爺「もうその話は終わりじゃ。ほら早くせい。でないと…」バキッ
男「ぐぁっ……!」
許嫁「男!」
爺「おっと、鼻に当てるつもりはなかったのじゃがな。ほっほっ」
男「許嫁、俺は大丈夫だから…こんなこと……」
爺「さあ、許嫁」
許嫁「………っ」
423
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:22:46.84 ID:Dtalmaeg0
男「やめろ…やめろ許嫁……」
許嫁「……ひっく…ぐすっ……」ニュル
男「あっ、あぁっ……」
許嫁「……ぐすっ…うぅっ……」
爺「ほほほ、そうじゃそうじゃ、その調子でこの爺を喜ばせるのじゃ」
許嫁「うぅっ……ひっく……」ギシッ
男「許嫁!こ、この…離せ!」
爺「ほらほら、許嫁、もっと腰を動かさんかね」
許嫁「…………っ」パンパン
爺「そうそう!そうじゃそうじゃ!なかなか上手いではないか!」
許嫁「……嫌っ…」パンパン
爺「随分慣れた腰つきじゃのう。この雌犬めが」
431
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:27:40.24 ID:Dtalmaeg0
男「あっ、あっ……」
爺「どうじゃ男、さっきのような抵抗はもうせんのか」
男「う…うるさい……っ」
爺「ほっほっほっ、本能とは悲しいものじゃのう」
男「許嫁、もうやめて……」
爺「許嫁、やめたら男がどうなってしまうか分かっておるな?」
許嫁「……………っ」パンパンパン
爺「そうじゃそうじゃ。偉いぞ許嫁」
許嫁「うぅっ……ぐすっ……」
432
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:30:39.71 ID:QqOGt58HO
男「っんとに、かわいくねーな!このずん胴女!!」
許嫁「ア、アンタこそ男らしくないのよ!この女男!!」バシャ
爺「そうじゃぞ、お前には男らしさが足りん!」モミモミ
男?「ジジイ…。男らしさがと言いながら…」
男?「人の乳揉んでんじゃねえ!!」ドゴン!!
爺「おうふ」プギュル
435
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:32:01.29 ID:Dtalmaeg0
男「うっ、あっ……!」
許嫁「…………」パンパン
男「許嫁、やめて!これ以上は…」
爺「おう、男。もう限界なのか」
許嫁「………っ!」
爺「おい、腰の動きをもっと早くしろ」
許嫁「……嫌」
爺「ああ?」
許嫁「……もう嫌です、こんなの」
爺「話が分からん奴じゃな」バシッ
男「いだっ……!」
許嫁「………!」
爺「これでもまだ分からんか、許嫁」
許嫁「……もう、嫌…いやああぁぁぁ!!」
男「あっ、あっ……許嫁っ……!」
442
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:37:12.65 ID:Dtalmaeg0
男「…………………」
許嫁「……ひっく…ぐすっ……嫌…嫌……」
爺「ほっほっほっ、上出来上出来」
許嫁「……ぐすっ…」
男「……もういいでしょう、離してください」
爺「何を言うておる。さんざ騙しておいて、これで終わりはないだろう」
男「……何を」
爺「もう一回じゃ」
男「……!!」
爺「もっとこの爺を楽しませておくれよ」
爺「ガハハハハハハハ!」
許嫁「…………」
447
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:42:07.57 ID:Dtalmaeg0
男「………………」
許嫁「………………」
爺「ふう。今夜はこの辺にしておいてやるかの」
爺「それにしても男、かなり絶倫じゃったのう?羨ましい限りじゃわい」
男「……………」
爺「来週からも変わらずに行わせてもらうぞ」
爺「ただし、今までのようにカーテン越しではなく……な」
爺「今日のように真近で見せてもらうわい」
許嫁「……………」
男「………………」
455
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:50:33.33 ID:Dtalmaeg0
3ヶ月後
男「……どうだった?」
許嫁「…できてた」
男「………そっか…」
許嫁「…やっぱり逃げられなかったわね」
男「お、俺、責任取ってちゃんとその子を育てるよ…」
許嫁「ふふっ…私たちはそうするしかないものね」
男「……………」
458
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[]投稿日:2011/12/31(土) 10:54:05.20 ID:Dtalmaeg0
許嫁「ねえ、男?」
男「何……?」
許嫁「わ、私ね…」
許嫁「私ね、あなたのことが…」
男「……!」
許嫁「あなたのことが………」
男「………………」
許嫁「……いえ、なんでもない」
許嫁「……忘れて頂戴」
終