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女勇者「人間が魔物に勝てるはずがない」戦士「は?」3/3



女勇者「人間が魔物に勝てるはずがない」戦士「は?」



173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:27:11.59 ID:kDzgU2Kh0
王様「お帰り!」

女勇者「いや、拉致に近かったのにお帰りってどうなんでしょう」

戦士「今日は皮肉もなしに普通にお帰りとは。」

王様「さすがに成果も出してて、この国も救ったとなると皮肉も言えんわ。私も助かったわけだし。」

女勇者「あ、それだ!王様、ここに落ちてた生ごみ・・・いや、魔物の死体はどうしました?」

王様「もちろん処分したさ。あいつと私が入れ替わってる間な。凄まじい暴君で危うく国傾いてたんだ。」

王様「それでぶっちゃけ好感度下がった・・・偽者って気づいた奴結構多かったけど、一部じゃまだ・・・」



元スレ
女勇者「人間が魔物に勝てるはずがない」戦士「は?」




174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:28:16.27 ID:kDzgU2Kh0
戦士「いや、そんなのクッソどうでもいいんで、処分した時なんかなかったっすか?」

王様「おい・・・。で、何か?さぁな。特に無かったと思うが。まとめて焼却したから正直わからんな」

女勇者「それはこの城の焼却炉?」

王様「あぁ。確認する気か?何もそこまでしなくても・・・姫ともあろうものが。」

女勇者「いえ、魔王に関わる事なので行ってきます。」

王様「あぁ、おい-!もう少しゆっくりしていけー!」

女勇者「魔物になってまで成そうとしてる目的がある今、のんびりなんて出来ないです!」

王様「そういや随分な姿になってしまったなぁ・・・。あぁ、結局行ってしもうた。」


175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:29:08.38 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「・・・えっと、執事さん?」

執事「はい。姫様」

女勇者「何でこうなったの」

執事「皆目見当も・・・魔物を焼いたら突如こんなことに・・・」

「グゥウウオオオオオオ!!!」

戦士「なにあの灰の魔物・・・おい、どうするんだこれ。」

女勇者「倒すしかないよ・・・ん?何か体の中心に・・・あ!あれ将軍の証!」

戦士「えぇ?どういうことだ?」

女勇者「あれの中に怨念でもこもってて、動き出したのかな。体は無いから焼却炉の灰を固めて体を構成した・・・」

戦士「どうするんだ?灰なんか攻撃しても無駄だろ」

女勇者「いやまぁ・・・」

シュルルルルル、シュパン!!!

女勇者「さっさと核になってるだろう将軍の証とれば終わりなんじゃない?」


176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:29:52.72 ID:kDzgU2Kh0
バサァッ

女勇者「うわぁっ目がー!目がー!」

戦士「灰が崩れ落ちて大変なことに!!あれこれデジャヴ?土の奴みたいな・・・」

女勇者「と、とりあえず・・・執事、あとは任せた!メイドと共に頑張って!」

執事「あ、ちょ、姫ー!!!」

女勇者「戦士くん飛ぶよ!さっさと北へ!!」

戦士「またあれか!!だが今回はよし!!面倒になる前に逃げろー!!」

ゴォオオオオオオオオ

戦士「ホギャァアアアアアアア!」


177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:31:05.25 ID:kDzgU2Kh0
戦士「北の国、到着ぅううう!!オボゲベェエエエエ」

女勇者「もう吐くのは当たり前の風景だよね。」

戦士「もう吐くものが無ぇ・・・。」

女勇者「よかったね。もうあと飛ぶか判らないけど。」

女勇者「さて、東の国の状況は・・・」

チャキッ・・・

女勇者「・・・これ今までで一番最悪かもね」

戦士「あん?げっ!魔物はともかく何で町の人まで武装してこっちみてんだ!」

町民「我々は強い方に付くだけだ!」

町民「無駄に戦うより配下に下った方が犠牲がでないのでな!」

魔物「まぁそういう事だ。おとなしく我々にやられてしまえ。」

女勇者「はぁ。こういう人も居るんだね。戦士くん。やっと君と共闘することになるよ」


178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:31:37.81 ID:kDzgU2Kh0
戦士「どっちとやるんだ?」

女勇者「魔物を戦士くんに任せていい?人は僕が何とかする」

戦士「何言ってんだ。勇者が攻撃したら人間なんて死ぬだろ・・・」

女勇者「戦士くんこそ手加減って出来る?」

戦士「・・・できねーな。必死になりすぎて殺しちまう。」

女勇者「そこまで必死じゃないと戦えないって位じゃないから僕がこっちやるの。頼んだよ」

戦士「仕方ねぇ!強いだろうけど頑張ってみるわ!」


179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:32:07.28 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「よーし、いくぞー。」

わさぁ・・・

町民「!?」

町民「ヒィイイイ!何アレ!!」

町民「無理!怖い!」

女勇者「・・・・おとなしく縛りあげられれば危害は加えないよ」

町民「わ!わかりましたぁ!!というかもう端に行ってます!戦いません!!」

女勇者「・・・戦士くーん。こっち終わったんだけど。」

戦士「早ェ!!まだこっち超最中なんだけど!!」

女勇者「おお、凄い。同時に何人も相手してらー。よーし、僕はボスを狙おうかな。」


180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:32:53.14 ID:kDzgU2Kh0
魔物ボス「チッ、予想以上に使えないな人間め・・・!」

女勇者「魔人って奴だよね?殆ど人型の魔物だし」

魔人「そうだ。魔術と剣術を得意とする種族だ」

女勇者「悪いエルフって感じの印象。」

魔人「そんな雑な分類をするなぁ!!」

戦士「くそ!!結局人型だから戦い辛い!!」

魔物「うぉおおお!」

戦士「ふんっ!!」ザシュッ

魔物「ぐああああ!!」

戦士「まぁ殺すなと言われたわけじゃないから問題ないがなー」

魔物「随分余裕だな貴様ぁああ!」

戦士「余裕ではねーよ・・・いかんせん数が多い!!」

ズバァッ!!

魔物「グギャアアア!!」

戦士「体力持つかねぇ・・・!さっさと頼むぜ勇者殿・・・!」



181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:34:15.93 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「うーん。」

キィン!

魔人「そんなものか勇者よ!!」

女勇者「いくら10刀流でもやっぱ技術は全部並だからなぁ。名人レベルには通用しない、か。」

女勇者「10本あるお陰で思いっきり攻めて来る事はなさそうだけどー」

魔人「舐めるなぁ!!」

ギィン!!

女勇者「うわっ!」

魔人「貰った!」

女勇者「あげません!」

キィン!

女勇者「目も増やしておいて良かったよほんと・・・」

魔人「この化け物がぁあ!!」

女勇者「魔物に言われちゃおしまいだね。せーの」

ガキィン!!



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:34:43.15 ID:kDzgU2Kh0
魔人「ぐっ!」

女勇者「10本同時にぶつけたらさすがに止めきれないでしょ!力はどの手も一緒だし!剣飛んでったよ?」

魔人「ならばここからは魔法で勝負してやろうじゃないか!!」

女勇者「断る!!」

ぽいっ

魔人「剣を・・・捨てた!?」

女勇者「僕の本当の剣はコレ一本だからね!」

魔人「!それは勇者の剣・・・!」

女勇者「重たいけども・・・」

シュルルルルル

女勇者「10本の手で持てば振れる!!」

魔人「何か気味悪ーッ!!」

女勇者「そいやぁっ!!」ズバァッ!

魔人「なっ・・・く・・・くそ!こんな化け物に・・・!!」

ドサッ


188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:35:49.04 ID:kDzgU2Kh0
あと将軍一人分程度と思って。

女勇者「ふぅ。何とか勝った・・・。さて、将軍の証は・・・これかな?」

女勇者「これで全部・・・そろったぁ・・・」

女勇者「疲れた!」

女勇者「あ、そうだ戦士くん?」

戦士「生きてる!がこれかなりやべーよ・・・!」

女勇者「うわー。よく4人の剣を止めてられるね。」

戦士「いや、もう無理だ!助けてくれ!!」

女勇者「はいよ!」

ズバァッ!!

「ぎゃぁ!!」

「ひぎぃ!」

「あふん!」

「らめぇ!」



189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:36:20.93 ID:kDzgU2Kh0
戦士「助かった・・・ぜ。」

女勇者「お疲れ。これで何とか魔王の軍は全滅かな?」

戦士「出てきてた奴らは、な・・・」

女勇者「あとは城の奴らだけか・・・一旦戻って体勢を立て直してから魔王城いこうか。」

戦士「その前に探さなきゃな。またリザードさんに聞くか。」

町民「あ、あの是非町の宿で・・・」

女勇者「え?簡単に魔物の手先になるような人達の宿になんか行きたくないよ。」

戦士「ここの人柄についてはしーっかり他の国にも教えとくからな。」

町民「そ、そんな!!」

女勇者「精々頑張って弁解しながら生きてね。じゃあねー!」

バサバサ!



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:37:02.81 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「う・・・」

戦士「どうした?ここは東の国だぞ?南まで行くんじゃ・・・・おいなんだその汗大丈夫か?」

女勇者「だめかも・・・」

ドサッ

戦士「うぉおおお!?勇者が倒れたーー!ど、どうしよう!?あ、そうかこここいつの国だ!城に行こう!」

戦士「すまん、抱きかかえるぞ?!行くぞ!?うぉおおお!」



192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:37:36.07 ID:kDzgU2Kh0
戦士「勇者はどうなったんです?」

執事「・・・あの人はいろいろあって人間の体とは違う体になってしまったのでハッキリとはわかりませんが・・・」

執事「恐らく、単なる過労と思われます。」

戦士「そうか・・・じゃぁ休めば治るか・・・」

執事「その休めば、ってのがどれほどになるかはわかりませんがね。」

戦士「ここ最近ずっと、飛び回ってたのが原因か・・・しかしアイツは何でああも魔王退治に拘るんだ?」

執事「・・・。」

戦士「どれだけ掛かろうと、倒せりゃいいと思うんだが。他に誰もやれないんだから。」

執事「・・・理由が御座います。」

戦士「ん?何だよ?」

執事「・・・本人から聞いたほうがいいと思いますが」

戦士「今聞けねぇ。」

執事「・・・では話します」



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:38:11.82 ID:kDzgU2Kh0
執事「姫は母親を亡くされております。魔物によって。」

戦士「それが原因?」

執事「いいえ。その後新たに来た王妃が問題でした。」

戦士「いじめられでもしたのか?」

執事「えぇ、それはもう酷く。それで何度も私が王に報告しようとしたのですが」

姫「おとうさんがせっかくすきになったひとだから・・・こんなのおしえちゃだめぇ・・・」

執事「・・・可愛がって頂いた王を悲しませたくないと一つも告げさせなかったのです」

戦士「・・・バカだな。そんな奴を知らずに好いてる方が苦しむだろうに・・・」

執事「・・・事実、姫は知らないですがその後金を持ち出そうとした王妃を発見し、結局・・・。」

執事「それが姫が旅立った後の話でしたので。」




196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:38:47.09 ID:kDzgU2Kh0
戦士「それで、どうして魔王を倒そうと必死に?」

執事「王妃の嫌がらせは基本、王に関する事で。『本当は好かれてない』だの『可愛がるフリをしている』だの」

執事「挙句、天のお告げで姫が勇者に選ばれた際には・・・『魔王を倒せない役立たずは必要ないだろう。倒すまで帰ってこない方がいいんじゃないか』などと。」

戦士「ふーん・・・けど意地悪されてるってわかってたんだろ?それがあそこまで切迫するのか?」

執事「・・・王が実は病気を患ってまして」

戦士「・・・」

執事「あまり長くはないのです。それで、魔王を倒し、王妃に邪魔されず、少しでも長く王と共に居ようと・・・」

戦士「必死なのか。」

執事「と思います。全て聞いた訳ではないので後半の真偽はわかりません。私の推測です。」

執事「幼少からの教育係の私の・・・。」

戦士「・・・勇者が休んでる間、ちょっと出かけてくる。勇者の事頼むわ」

執事「えぇ、もちろんです。・・・どちらへ?」

戦士「勇者の代わりに俺でも出来る事。」



197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:39:48.80 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「うー。うあー・・・。あ。」

女勇者「あー・・・丈夫な体になった筈なのになぁ・・・倒れるなんてなぁ。」

執事「姫様。お加減は?」

女勇者「あー、うん。多分大丈夫かな。ちょっと外出てから試す・・・うわっ」トスンッ

執事「大丈夫ですか姫」

女勇者「はいー。ごめんね。支えてくれてありがと。まだ動けそうにはないかなぁ。もうちょっと休む。」

執事「その間の世話はメイドにお任せください」

女勇者「うん。あれ、所で戦士くんは?」

執事「用事、と出かけていきました。」

女勇者「少しでも勇者の代わりに、って所?それじゃぁ安心して休むよ。」

執事「はい。」



198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:40:20.66 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「うーん。何日たったんだろ。とりあえず・・・」

女勇者「全快!やっとこれで戦士くんを追いかけられるねー。」

執事「無理はなさらずに。」

女勇者「うん、大丈夫もうさすがに。所で、戦士くんどこ言ったか聞いてる?」

執事「南の国へ行くと聞いてます」

女勇者「え、前にあそこまで行くの苦戦したのに行っちゃったのか。わかった、いく。」

執事「いってらっしゃいませ。」



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:40:46.53 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「よし、ついたー。とりあえずいくとしたら・・・リザードさんのとこかな」

女勇者「すいませーん、リザードさんいますー?」

町民「あ、勇者さんじゃないか。リザードさんなら、西の国にいったよ。何かアンタの仲間も一緒だったな」

女勇者「西の国か。ありがとう!」

エルフ町民「風の噂で、もうじき復興が終わるってきいたよ。さすが魔物は馬力が違うよな。」

女勇者「さすがだなぁ・・・。とりあえず行ってみるかなー。」



200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:41:29.10 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「ちわー・・・おぉ?」

戦士「おお、勇者殿!治ったんだな。ギリギリセーフだわ」

女勇者「セーフ・・・?戦士くん・・・何してんの?」

戦士「いや、魔王の城について情報提供頼んだらここの手伝いさせられた。結局あんま勇者の代わりに出来る事出来てねーわ」

女勇者「・・・十分だよ。所でこの町の状況は何?」

戦士「おう。復興も終わったしその記念の祭りをやるんだ。」

女勇者「祭り・・・の雰囲気じゃないような?何あの魔方陣」

戦士「あれか。リザードさんの部下の魔女が書いたもので、一時的に人の魂を呼び寄せる術だ」



201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:42:40.69 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「それはどういう・・・」

戦士「何も言わず魔物が住んだら乗っ取られたと思うだろ?だから謝罪とかいろいろしとくの。呪われた町になっちゃ意味ないからな。」

女勇者「そんな事出来るんだ・・・ちょっとそれ教わっておこう・・・」

戦士「・・・お母さんに何か報告でもするのか?」

女勇者「あ!執事だな!余計な事を言ったっぽい!」

戦士「別にー。まぁ、魔王早く倒そうな。」

女勇者「そうだね。よし、じゃぁ行ってくる。」

戦士「あ、いやでもまぁ待て。」

女勇者「ん?」



202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:43:17.17 ID:kDzgU2Kh0
リザード「おう、勇者ちゃん来てたか。」

女勇者「あ、リザードさん」

リザード「実はこの祭り、ついでで勇者ちゃん復活祭にもしようとしてたから丁度良かったわ!ハッハッハ!」

女勇者「戦士くんがギリギリセーフっていったのはそういうことか!」

リザード「つーか旦那借りちまってすまんな。もう十分だし返すわ。あと必要な情報もな!」

戦士「俺がいつ旦那になったんだ・・・」

女勇者「まだ旦那じゃないよまだ。」

戦士「えっ」

リザード「ハッハッハ、細かい事気にしてんな!で、情報の件だ。モノがモノだから結構働かした訳だが。」




203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:43:56.76 ID:kDzgU2Kh0
戦士「今更だけど本当に聞いちゃっていいのか?リザードさんの生死に関わるんだろ?」

リザード「もう今更よ!どうせだいぶ前からいつ殺されてもおかしくねー状況だ!」

戦士「じゃぁ働かすなよ!!」

リザード「細かい事気にしてんな!つー事で魔王城の場所だ。紙に書いといた。」

戦士「ありがとう。」

リザード「あ、今度勇者ちゃん借りるけどいいよな!復活祭だから一言ほしーんだわ!その後は好きにしな!」

戦士「もう見返りのないただ働きじゃねーか・・・」

女勇者「いいよ。行ってくる。」

戦士「ちゃちゃっとな。」

女勇者「もちろん。」


204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:44:23.35 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「えー皆さん。私はもう大丈夫!・・・かは正直わからないのでさっさとこれから魔王倒しにいって休む!ということでここでモタモタしてられないのでさようなら!」

「「えぇええええええええええ!!」」

女勇者「さ、いくよ戦士くん!」

戦士「すげーひでぇ演説だったぞ・・・」

女勇者「気にしない。さぁ、紙見せて!ひとっとびでいくよ!」


205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:44:48.51 ID:kDzgU2Kh0
戦士「気合入れたけど・・・4つの国の中心にあるとはな」

女勇者「近いのはいいけどね。でも何もないように見えるけど・・・」

戦士「それについては俺が聞いてる。青い石を探せって」

女勇者「あれかな?」

戦士「あとはそれを踏めって。」

女勇者「ほい」

カチッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

女勇者「階段・・・」

戦士「地下に空間があって、そこに魔王城が建ってるんだと。」

女勇者「よし、行くぞー。」


206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:45:23.37 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「長いね、階段。」

戦士「どんだけ地下に作ってんだよ・・・」

女勇者「転がり落ちるかいっそ・・・」

戦士「やめろ。」

ボトッ

女勇者「ん?何かおちた?」

戦士「ろうそくだな・・・もしや・・・」

魔物「人間がここまで何をしにきたー・・・帰れー・・・」

戦士「やっぱり蝋燭の魔物か。」

女勇者「ここから戻る事は出来ないだろうし体力は温存して行きたいねぇ。戦士くん任せていい?」

戦士「あぁ、もう倒した。」

女勇者「腕めっちゃ上げたね・・・」

戦士「あれくらいならどれだけ来ても大丈夫さ。」ボトボトボトボト

戦士「逃げようぜ!!」

女勇者「やっぱあんまりカッコつかないね君」


207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:46:37.07 ID:kDzgU2Kh0
戦士「なんとかついたか・・・・」

女勇者「背後からまだろうそくの魔物来てるけどね。早く入っちゃおう」

戦士「よし、将軍の証を・・・」

女勇者「開いた!いざ突入ううう!」

魔物「おのれぇえええ・・・・」

女勇者「なんとか逃げ込めたかー。」

戦士「けどここからだな。この城の中の魔物にも気をつけなきゃ・・・」

女勇者「・・・あれ?なんか城の中静かじゃない?臭いもしないし」

戦士「え、そんな馬鹿な。」


208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:47:03.24 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「ほんとほんと。臭いしないって事は結構居なくなって経ってると思う。」

戦士「魔王の城がからっぽって・・・何かあったのか?」

女勇者「血の臭いしないから激しい戦いがあった事はないと思うけどなぁあ、宝箱」

宝箱「ゲゲゲゲゲ!!」

女勇者「偽者か。戦士くーん」

戦士「はいよ!」ズバァッ

宝箱「ゲゲー!」

女勇者「とりあえず探索しよう、探索。」

戦士「こういう魔物は居るんだな・・・。他はやっぱり居る気配ないけど。」


209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:47:46.14 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「たぶん大体回ったけど・・・結局魔物は最初の宝箱だけだったね。」

戦士「で、残るはこの部屋だけだ。よいしょっと」

「よくきたな・・・・」

「ここからは我々が相手をしよう」

「さぁ祈るがいい」

「それが貴様らの最後の言葉となろう」

女勇者「・・・・四天王さんですか?」

四天王A「いかにも」

四天王B「どうした、命乞いか?」

女勇者「いや、なんで勢ぞろいしてるのかなーと。」

戦士「だよなぁ。大抵一体ずつ居るもんじゃね?ゲーム的に。」

四天王C「知らんな。こっちは世界を支配しようとしているのだぞ」

四天王D「そんな甘い事やってるわけないだろう」


210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:48:19.53 ID:kDzgU2Kh0
戦士「・・・なぁ勇者。ちょっとお前だけ奥の部屋行ってみろ」

四天王「!!!」

女勇者「奥の部屋?部屋なんてある?・・・あ、なんか石像の裏に扉あった。」

四天王A「おい全力で止めるぞ!!」

戦士「させるか!」

四天王A「貴様!この人間め!!」

戦士「いけ勇者!ここは俺が食い止める!心配するな、後で追いつく!!」

女勇者「それ死亡フラグだよね!?でもいく!!」

四天王B「うぉおおお!」

戦士「なんの!」

四天王C「いかせては、いかせてはならんのだあぁああ!」

戦士「だが俺が止める!」

四天王D「小癪なぁ!!」

戦士「うぬぬぬ!!」

四天王A「この人間・・・我ら4人を一人で止めるとは・・・!」


211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:49:03.76 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「隠し部屋が王座だなんてね・・・出てこい魔王!!勇者が来たぞ!!」

「フハハハハハ、威勢がいい勇者だな・・・」

女勇者「お前が・・・!」

「如何にも・・・魔物の頂点であり貴様ら人間の敵、魔王だ・・・」

女勇者「僕の全力で、叩き潰してやる!そして平和な世界を!暮らしを!」

「出来るかな・・・・貴様程度が・・・」




213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:49:36.91 ID:kDzgU2Kh0
少年「この私を倒す事が!!」

女勇者「・・・・はい?」

少年「どうした!怖気づいたか!」

女勇者「あ、え、いやあの坊や、一体なんなの?」

少年「我は魔王。最強の力を手にした、な!」

女勇者「えっと・・・どうみても人間だけど」

少年「あぁ、人間だ。秘術により魔物から転生したのだ。ついでに若返りもな!!」

女勇者「え、なんで?どういうこと?」

少年「私は長年考えて来たんだが、前のままだといずれやられるという結論に至った。それは何故か。」


214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:50:39.42 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「え、いや見当もつかないけど・・・?」

少年「見るからに悪そうな奴だったからだ。そんなのこぞって退治しにくるに違いない。」

少年「なら人間が倒しにくい者と言えば何かと。それは人間だ。そして、力の弱いもの程倒しづらい傾向にあるという!」

少年「これで私を倒す者は居ないという事だよ!どうだ勇者よ!」

女勇者「・・・それで、どう戦うの?」

少年「戦う必要はない。私を見ただけで戦う気もなくなるだろう!」

女勇者「じゃぁ、失わなかったらまずいんじゃない?」

少年「ハハハハ!ありえんな!勇者がそんな!人間で正義の心を持つものなら私を倒す事は・・・」


215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:51:31.81 ID:kDzgU2Kh0
わさわさわさ・・・

女勇者「僕人間に見える?」

少年「え、あれ・・・・・勇者・・・だよな?」

女勇者「うん。勇者。ちょっと色々あってこうなったけど勇者だよ。」

少年「・・・よ、弱いものいじめはよくないよぅ!!」

女勇者「殆ど魔物の僕に通用すると思う?」

少年「ひ、ひぃ・・・」

女勇者「安心しなよ、さすがに殺したりするほど僕も鬼じゃぁない・・・」

女勇者「けど・・・ショタに悪戯してみたかったんだよね、一回。」

少年「た、助け・・・」

女勇者「無理無理。四天王さんは僕の仲間が抑えてるから。さぁ大人しくしようねー」

<ウワアアアアアアアアー


216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:52:14.50 ID:kDzgU2Kh0
少年「あ・・・う・・・」

女勇者「あらゆる毒もうまく使えば結構使い道あるねー。」

戦士「ハァハァ・・・勇者!無事k・・・え、なにこれ。」

女勇者「まさかの魔王がね、この子。」

戦士「じゃぁ・・・え、これで平和は訪れたのか?」

女勇者「いや、たぶん微妙。ほらこの城魔物居なかったでしょ。四天王以外。」

戦士「居なかったな。・・・あ!」

女勇者「うん。たぶんこんなのになった魔王に愛想尽かして出てったんだよ。」

戦士「しかし外には出れないんじゃなかったのか?」

女勇者「この子、見ての通り魔力も無いよ。それで門もたぶん殆ど効力無かったんじゃない。」

戦士「でも魔物は入ってこなかったじゃないか」

女勇者「ろうそくだしあいつら。その手でどうやって門開けるのさ。」

戦士「え、えぇえ・・・・」


217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:52:38.66 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「四天王達はどうなった?」

戦士「倒すのはやっぱ無理だった。から外で気絶してるよ」

女勇者「なら好都合だね。書置きして帰れば平和になるよ」

戦士「書置き?」

女勇者「さぁ、魔王を連れて帰ろうか。」

戦士「えっ」

女勇者「いいのいいの、これで大丈夫。」


218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:53:28.88 ID:kDzgU2Kh0
四天王A「おのれ勇者ぁあ!!!なんて卑怯な奴なんだぁあ!!!」

四天王B「落ち着けA!!取り乱すな!」

四天王C「くそ!くそ!!くそ!!!俺達の、俺達の守るべきものを守れなかった!!」

四天王D「全くショタコン共め。見苦しいぞ。」

四天王A「てめぇが一番だろうが!!さっきからどんだけ泣いてんだ!!無表情で!」

四天王D「違う!これは今日の魔王様の食事のたまねぎを刻んでいて出ているだけだ!」

四天王C「思った以上に深刻だったわコイツ。魔王様いねーんだよさらわれたんだよ!!」

四天王D「そんな馬鹿な!!!魔王さまぁああああああああああああ!!」

四天王B「お前らうるせぇええ!とにかく魔王様の無事が一番だ!要求通りやるぞ!!」


220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:54:05.59 ID:kDzgU2Kh0
王様「最初に少年連れてきた時はさすがに焦った。女性としてそういう趣味はどうなのかと」

女勇者「でも止めないあたりはさすがの親父というか。」

戦士「一番にもみ消そうとしたもんな・・・溺愛しすぎだろ・・・。で、ちゃんと平和になってます?魔王倒して」

王様「あぁ、報告によると『魔物に襲われかけたが、突如どこからともなく現れた何者かが蹴飛ばした』らしい」

戦士「すげーな。なんて書置きしたんだよ勇者。」

女勇者「ほら、殆どの魔物が去った中あいつらだけ城に居たじゃん。しかも必死に魔王を守ろうとしてた」

女勇者「その様子見て確実にショタコンだなーと思って。魔王に危害加えられたくなかったら平和にしろって書いた」

戦士「脅迫じゃねぇか!!!寧ろこっちが悪人になってる!!」

女勇者「大丈夫だよ!西の国の魔物の国の事教えたしもしもの時はそこで平和に暮らすよ!!」

戦士「どこら辺がどう大丈夫なんだよ!!」


221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:54:34.14 ID:kDzgU2Kh0
王様「所で、その後魔王はどこに行ったんだ?念の為に魔物を封じる首輪を作ってつけさせてから見てないが」

女勇者「引き取り手が居たから引き渡しちゃった。首輪は自分で外せないし、あれで居場所がわかる仕組みだから大丈夫だよ」

戦士「お前結局ばっちり魔王に危害加えてんじゃねーか!」

女勇者「僕は加えてないよ?それに魔王どうもドMっぽいから多少は寧ろ悦ぶと思う」

戦士「で結局どこに?」

女勇者「エルフく・・・ちゃんの所に。」


222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:54:53.59 ID:kDzgU2Kh0
エルフ「気持ち悪いんだよ!この無能なゴミ野郎!!」

魔王「あぁもっと!!」

エルフ「・・・そろそろ本当に気持ち悪いんだが。」

魔王「そ、そういわず・・・そしたら今日の家事は全て私がやる・・・」

エルフ「もう蹴るだけでいい?」

魔王「是非に!!」

エルフ母「ちょっとエルフ!何してんの!」

エルフ「あ、やばい!逃げるぞ魔王!!」

魔王「承知!!」

エルフ父「養子に魔王貰ってから家が賑やかだなぁ」

エルフ母「というか娘が危ない方向に向かってるんだけど・・・・」


223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:55:35.46 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「何だかんだで馴染んでるらしいから問題は無いと思う」

戦士「魔王が家族として馴染むエルフ一家ってどんなだよ・・・」

王様「まぁともあれ、これで問題は何もなくなった。今まで通りだ。」

女勇者「・・・」

王様「どうかしたか?」

戦士「あ、王様。勇者は多分王妃の事を気にしてるのと、自分の体の事気にしてると思うんですけど」

王様「ほう。王妃については金を持ち出して逃げようとしたから島流ししといた」

戦士「女相手に案外えぐいな王様!!」


224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:56:09.25 ID:kDzgU2Kh0
王様「お前についてはどうなろうと英雄であり、姫であり、私の大事な娘だ。」

女勇者「・・・!」ブワァッ

女勇者「パパァアア!!」

戦士「勇者の涙腺と共にキャラが崩壊した!!」

王様「辛かったなぁ。よく頑張った。」

女勇者「うあぁああああ・・・・」

戦士「あー・・・俺はやる事も終わったしどうすっかなぁ」

王様「報奨金はたんまり出したから遊んで暮らせばいいんじゃないか?」

戦士「そう言われても家族もいねーし、家もねーんだよな。酒場で寝泊りしてたし。住み込みで働いて」


225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:56:40.87 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「結婚しよ!」

戦士「あ?相手なんていn・・・え?」

王様「何と言ったかね我が娘。ちょっとパパ耳遠くなったらしく聞こえなかったし聞く気がないわ」

女勇者「戦士くん僕と結婚しよ!!」

戦士「わ、わーお・・・」

王様「ほほう・・・どうやら彼はここで死にたいようだなぁ・・・」

戦士「え、責任俺に来るの!?いやそりゃ確かにあるだろうけど!!」


226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:57:09.93 ID:kDzgU2Kh0
女勇者「初めてを捧げた人だしやっぱり・・・」

戦士「待て!それは今言っちゃならん!!」

王様「わしが先代勇者と知っての狼藉か貴様ぁあああああ!!」

戦士「マジで!?うっわすげぇ筋肉!!!こりゃ逃げるしかねーよ!!」

女勇者「魔物の姫なんて誰が貰うんだよー。もう戦士くんとこに嫁行ってもいいじゃん」

王様「いいだろう!!奴がわしを倒す事が出来たならなぁああ!!」

戦士「無理つってんじゃん!!勇者ぁああ!!」

女勇者「姫って呼んでよ☆」

戦士「んな余裕あるか!!」


おしまい。


227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:57:39.18 ID:kDzgU2Kh0
何とか終わった。質問とかあればある程度受けます。



219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:53:49.93 ID:jeBKuPgv0
勇者の装備一式とかどうなったんだ?

 



229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 00:58:10.36 ID:jeBKuPgv0
お疲れ様ー
面白かったよ!

んでエピローグは?




 
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/30(月) 00:59:06.78 ID:/ea/nejL0
おつ

姫と戦士はいちゃいちゃかな



 
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/30(月) 00:59:56.36 ID:seFU1in50
勇者はスライムになったけどドラクエのあれみたいになったん?

 
239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 01:01:41.51 ID:xwrZ5cNnO
成る程、倒してないし魔力も無いから勇者装備は要らんかった訳だ。

お疲れ、魔物勇者面白かったよ。
方々に受け入れられずナーバスエンドになるかと思ったが、ドタバタエンドもこれはこれで。



240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 01:06:22.79 ID:kDzgU2Kh0
>>229エピローグというか、続編がまだいずれでてくる。

>>233姫が一方的に好き。戦士は性欲がすごい。

>>219勝手に魔王が弱体化したから不必要。

>>235人型のあんな感じのぷるぷるになった。顔はアレじゃない。

>>239彼女に読ませたら受けたから書き溜めだし絶対投下するつもりだった。どんな結果になろうとも



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 01:10:39.03 ID:9os7BeZR0
>彼女に読ませたら
誠に申し訳ありませんが、爆発していただけませんか?



 
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 01:13:26.18 ID:kDzgU2Kh0
完成次第。書き溜めてから行く予定。

そのうちまた建ってたらよろしく。まとめにでも乗るといいなぁ。


魔王「勇者が相手で生き残れる筈が無い」側近「ハァ?」

戦士「そろそろ人間に戻れよ」姫「えっ?」

戦士「お前は全くあの時から」女勇者「ハハハ」


等と既にタイトルは決定済みですので。



248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/30(月) 01:15:19.84 ID:seFU1in50
乙。楽しみにしてる


252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 01:21:08.18 ID:TNhTvr5h0



255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 01:40:20.08 ID:jDD3DA1T0
追いついたら終わってた。乙カレー


256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 01:45:25.39 ID:TZ2x2V7hO

素晴らしい


257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/30(月) 01:56:46.67 ID:A0vRU5350




 

 
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