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魔王「なに?次の勇者は齢13の少女だと?!ふははは!片腹痛いわ!」1/2

魔王「なに?次の勇者は齢13の少女だと?!ふははは!片腹痛いわ!」


魔王「なに?次の勇者は齢13の少女だと?!ふははは!片腹痛いわ!」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 09:50:39.91 ID:Z0brq4j60
魔王「そんな小娘に我を倒せる者か!!ふはははは!!」

側近「これが勇者の顔写真です」

魔王「ちょっと悪戯してくる」



元スレ
魔王「なに?次の勇者は齢13の少女だと?!ふははは!片腹痛いわ!」




3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 09:56:38.71 ID:Z0brq4j60
―城下町―

魔王「さてと……勇者はどこか」

魔王「……ん?」


勇者「それではお母さん、お父さん。行ってまいります」

父「気をつけるんだぞ」

母「危なくなったらいつでも帰っておいで」

勇者「泣かないで……これは私の使命です」

父「ああ……そうだな」

母「がんばるのよ……」

勇者「はい」


魔王「いたー!!」

魔王「かわいいなぁ……」

魔王「仲間にしてくれないかな?」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:01:14.78 ID:Z0brq4j60
―街道―

勇者「……」

魔王「……」

勇者「ん?」

勇者「気の所為か……?」

勇者「何か気配はすんだけど……」

魔王(ふふ……透明になっていても気配を感じるとは流石は勇者だ)

魔王(これは油断できないな)

勇者「……魔王……」

魔王「え?」

勇者「必ず、倒してみせる」

魔王(むぅ……)

魔王(こんな子に倒されるのは嫌な気分じゃないが……魔王としての威厳もあるしな)

魔王(とりあえず、ケツでも触っとくか)

勇者「―――きゃ?!え?なに?今、お尻を誰かに……撫でられたような」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:04:25.15 ID:eT3KctsK0
透明になったら耳とかうなじを舐め


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:06:11.33 ID:Z0brq4j60
―村―

村人「勇者さま……近頃魔物が凶暴で……村の畑を荒らしていくんです」

勇者「それはお困りでしょう」

村人「どうか助けてください」

勇者「分かりました。私にお任せください」

村人「おぉ……ありがとうございます」

勇者「では、さっそく……」

村人「魔物は東の森に居ます……お気をつけて」

勇者「はい!」

魔王(この地域はウルフたちの縄張りだったな)

魔王(おし)

勇者「……気配が消えた……?」

勇者「もしや魔王の偵察が既に……?」

勇者「……いや、気にしても仕方がない」

勇者「今は進まないと」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:09:57.89 ID:Z0brq4j60
―東の森―

勇者「ここに凶暴な魔物が……」

勇者「行かなきゃ」


魔王「しゅーごー!!!」

ウルフ「はーい」

魔王「えー、ここに可愛い女の子が来るんですけど、絶対に噛みつかないように」

ウルフ「じゃあ、どうしたらいいんですか?」

魔王「そうですな……舐めまわせ」

ウルフ「ひゃっほー!!!」

魔王「足の裏とか耳の後ろとか」

ウルフ「脇とか?」

魔王「でも、大事なところは駄目だ」

ウルフ「どこです?」

魔王「口とか……下のほうとか……」

ウルフ「了解!!」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:14:12.54 ID:Z0brq4j60
勇者「―――いた。数は……10匹か……」

ウルフ「がるるるるる!!!」

魔王(これはいい場面が見れそうだ……クックック)

勇者「よし!こい!!」

魔王(そうはいかん!!)

勇者「あ……!?」

勇者「体が……うご……か……ない……な、んで……?!」

魔王(ふははは!!!さあ、ウルフに凌辱されてしまえ!!)

ウルフ「わおーん♪」

勇者「や、やられる!?」

ウルフ「ペロペロペロ」

勇者「きゃ……あんっ……ちょ!そ、こ、だめ……あはははは、はは!!!!」

ウルフ「甘い味がする!!」

ウルフ「うめー!!!」

魔王「ペロペロ……ヘソのあたりとかなんかいいね」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:19:18.49 ID:Z0brq4j60
勇者「ぉ……ぁ……♪」

ウルフ「ふぅ……」

魔王「おいおい、涎垂らしながら昇天しちゃったぞ」

ウルフ「魔王さまが足の指の間も舐めろというから」

魔王「だって、勇者ちゃんがすごい気持ち良さそうな声を出すから、興奮しちゃって」

ウルフ「魔王さまはレディの扱いがへたなんですよ」

ウルフ「「そーだそーだ」」

魔王「ぬかしよったな!!」

ウルフ「本当のことでしょーが!!こんな少女を私たちと一緒に舐めまわして普通なら打ち首ですよ!!」

ウルフ「「そーだ!そーだ!!」」

魔王「貴様ら……ゆるさーん!!」

ウルフ「やっちまえー!!」

ウルフ「「わおーん!!」」

魔王「ぬおぉぉ!!!ウルフの分際で盾突くとはー!!」

勇者「ぁ……ひ……♪」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:23:15.77 ID:Z0brq4j60
魔王「はぁ……はぁ……勝った!!」

ウルフ「つえー……」

ウルフ「さすが……まおう、さま……」

魔王「ふははは!!」

勇者「ん……」

魔王「いかん。勇者が気がついたか」

魔王「透明にならなくては」

勇者「あ……れ……?」

勇者「ウルフが……全滅してる……?」

勇者「なんで……?」

魔王(我がたおしちゃったんだよん♪)

勇者「ひゃん!?―――ま、またお尻を撫でられた……?」

勇者「……まあいいや。村に戻ろう」

魔王(にしても柔軟剤を使ったような柔らかさだな、勇者のケツは。何度触っても飽きん!ふはははは!!)

 
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:24:31.92 ID:ZWOXPXTq0
13歳のケツはそんな柔らかくないだろ


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:25:22.56 ID:eT3KctsK0
>>23
なぜわかる


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:28:02.06 ID:H98gpzyW0
>>23
こいつは痴漢に見せかけた13歳の中学1年と見せかけているようだが時間帯的にやっぱり痴漢だった


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:28:26.44 ID:Z0brq4j60
―村―

村人「勇者様!!お怪我は!?」

勇者「この通り大丈夫です」

村人「ありがとうございます!!なんとお礼を言ったらいいか……!!」

勇者「いえ……今回は私が倒したのではなく……勝手に向こうが」

村人「またまた、そんなご謙遜を」

勇者「本当のことなんですが」

村人「これはほんの気持ちです」

勇者「こんな大量の食糧うけとれません!!」

村人「いえ……受け取ってください。でないと我々の気が治まりませんから」

勇者「ですが」

村人「お願いします」

勇者「では……ありがとうございます」

勇者(はぁ……なんか罪悪感……)

魔王(いい子だ……うむ……また舐めたくなってきたな)


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:32:42.54 ID:Z0brq4j60
―夜―

勇者「今日はここで野宿しないと……もうこの先には進めそうもないし」

魔王(それが良かろう)

魔物「グルルル」

魔王(ちれい!!)

魔物「きゅーん……」

勇者「そう言えば、まだ外で魔物に襲われてないなぁ。あのウルフに舐めまわされただけだし」

勇者「何があったんだろう……?」

勇者「あ……」

勇者「よいしょっと」

魔王(おぉぉ!?)

勇者「ん……」

魔王(うほっほほほほ!!!普通なら拝めない少女の排泄シーン!!)

勇者「……ふぅ。すっきりした」

魔王(いかんな。気が変になりそうだ……このままではいつか襲ってしまうかもしれん)

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:36:23.38 ID:Z0brq4j60
―深夜―

勇者「うーん……」

魔王「ペロペロ」

勇者「ん……ぁ……」

魔王「耳の後ろがたまりませんな……」

魔物「魔王様……一体なにを?」

魔王「ぬ!?」

魔物「魔王様……まさか……」

魔王「勘違いするな。勇者の弱点を調べていただけだ」

魔物「はぁ……みんなみてたんですよ?」

魔王「ぬ……」

魔物「魔王様、勇者を仕留めるなら今です。やりましょう」

魔王「だが……寝込みを襲うのは卑怯だろ」

魔物「じゃあ、勇者は野放しにするんですか?」

魔王「いや、しない。でも、夜這い……はいかん」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:40:14.92 ID:Z0brq4j60
魔物「じゃあ、私たちがします」

魔物「魔王様は見ていてください」

魔王「おい、こら」

勇者「……」

魔物「ガァァァァ!!!!」

魔王「危ないっ!!」

勇者「―――ふ!!!」

魔物「がふ!?」

勇者「……寝込みを襲うとはいい度胸だ」

魔物「が……!?」

魔王(な、なんと……気配に気がついていたのか……!?)

勇者「よくも首筋から耳の裏まで丁寧に舐めてくれたな……絶対に許さん」

魔物「が……!?」

勇者「消えろ!!」

魔王(………南無)



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:46:24.82 ID:Z0brq4j60
―翌朝―

勇者「よし」

魔王「……」

勇者「……?」

魔王(おっと……そろそろ、勘づき始めているか?)

勇者「やはりだれかに見られているような気がする」

魔王(少し距離をとるか)

勇者「……行こう」

魔王(この先は確か……大きな街があったな)

魔王(腹も減ったし、そこで腹ごしらえでもするか)

勇者「………?」

勇者(ダメ……やっぱり視線を感じる)

勇者(一体、どんな使い魔を送り込んできたんだろう)



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:52:24.73 ID:Z0brq4j60
―街―

魔王(そうだ……勇者と逸れてもいいように……)

魔王(このブレスレットを勇者に渡しておこう)

魔王(これさえあれば……いつでも勇者の位置が把握できる)

魔王(よし)

勇者「気配が無くなった……はぁ……」

勇者「気が休まらない……」

勇者「これじゃあ用を足すのも抵抗が……」

魔王「―――ちょっとそこの娘さん」

勇者「え?」

魔王「このブレスレット、いらないかい?」

勇者「おばあさん……ここは露店?」

魔王「ええ、そうだよ。この魔法のブレスレットはいらんか?」

勇者「いえ。結構です」

魔王「いや!やる!!受け取れ!!」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 10:56:57.74 ID:Z0brq4j60
勇者「え……」

魔王「それじゃあ、もう店じまいだから」

勇者「えっと……お代は?」

魔王「閉店セールで100%オフだよ。得したね」

勇者「……」

魔王「それでは」

魔王(くくく、これで勇者がどこにいったのか完璧に把握できるぞ)

魔王「さてと、飯でも食いにいくか」

勇者「……怪しい」

勇者(これ……呪いの道具とかじゃ……?)

勇者(捨てとこう)

勇者「さてと、宿を探さないと」

野良犬「―――へっへっへっへ」

野良犬「………(パクッ」

野良犬「……」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:01:33.27 ID:Z0brq4j60
「まいどありー」

魔王「食った食った……さてと勇者はどこに……?」

魔王「スラム街のほうだな……何故そんなところへ……?」

魔王「何かあったのか……よし」


勇者「うーん……宿か」

勇者「どこだろう?」

ザワザワ……」

「聞いたか?例のお姫様の話」

「魔王の呪いで消えちまったんだろ?」

「怖いよな……」

勇者「……なんだろう?」

勇者「張り紙……魔王に誘拐されたと思しきお姫さま……?」

勇者「魔王の奴……卑劣な」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:05:23.10 ID:Z0brq4j60
―スラム街―

魔王「勇者はこの辺にいるはずだが……ん!?」

野良犬「へっへっへっへ」

魔王「貴様!!何故、ブレスレットを咥えている!?」

野良犬「ワンワン!!」

魔王「ぬぅ!?犬の癖に生意気な!!」

野良犬「ワン!ワン!!」

魔王「こいつー!!」


―中心街―

勇者「ここに泊ろう」

勇者(それにしてもお姫様か……)

勇者(どんな人だろう)

勇者(なんとかして助け出さないと)

勇者(……魔王め)


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:09:23.18 ID:Z0brq4j60
魔王「はぁ……はぁ……勝った!」

野良犬「くぅーん……」

魔王「全く……どうやって勇者からブレスレットを奪ったのだ」

野良犬「……」

魔王「ん?お前……呪いがかかっているな」

野良犬「ワン!ワン!!」

魔王「まてまて。今、解いてやろう。それにしても無様な呪いだな」

魔王「―――ふん!」

姫「―――やった!」

魔王「!?」

姫「どうもありがとうございます!!」

魔王「だ、だれ?!」

姫「実は私……とある王国の姫なんです」

魔王「姫がなんで犬に?」

姫「それが……」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:15:53.27 ID:Z0brq4j60
魔王「ほぉ……つまりお前の父君が犬にしたと?」

姫「全てを魔王の所為にして、魔王との戦争をより自然に行うために。最近は無理に戦うことはないのではという民の声もありましたから」

魔王「なるほど……」

姫「あの、元の姿に戻していただき本当にありがとうございます!」

魔王「あ、いや……で、これからどうする?」

姫「国へ戻ります」

魔王「いや……今戻っても結果は一緒だろうな」

姫「え?」

魔王「また犬にされてしまうだろう」

姫「そ、そうでしょうか?」

魔王「そうだ!」

姫「なにか?」

魔王「お前は運がいい。この街にはいま勇者がいる!!」

姫「まあ!勇者様が!?」

魔王「勇者に救われたことにしたら流石に大丈夫だろう」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:19:31.83 ID:Z0brq4j60
魔王「よし。いくぞ!!」

姫「え……あの……何故抱き上げるのですか?」

魔王「こうした方が攫われた感じがするだろ?」

姫「は、はぁ……」

魔王「では行くぞ!!」

姫「どちらへ?」

魔王「……勇者はどこだ?」

姫「私に聞かれても」

魔王「仕方あるまい……このブレスレットを勇者に渡してくれると約束してくれるか?」

姫「このブレスレットは?」

魔王「お守りみたいなものだ」

姫「分かりました。必ずお渡しします」

魔王「では……いこうか、姫」

姫「よしなに」



67 名前:【Dnews4vip1320319961520108】[]投稿日:2011/11/04(金) 11:22:20.41 ID:wWuG4gDQ0

この魔王になら世界を預けられる


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:23:28.65 ID:Z0brq4j60
―中心街―

魔王「勇者ー!!勇者はどこだー!!!」

「な、なんだ!?」

「お、おい!!あの大男が抱き抱えてるの姫様じゃねーか!?」

「て、てことは……あれが……魔王!?」

魔王「ふはははは!!!その通り、我が魔王だー!!勇者よーでてこーい!!!」

姫「おじさま……魔王呼ばわりされていいのですか?!」

魔王「好きに言わせておけ。お前を国に送り届けるほうが今は大事だろう?」

姫「おじさま……」

魔王「勇者はどこだぁ!!!はやくでてこいやぁぁ!!!」

勇者「―――魔王か」

魔王「お……来たか」

姫「彼女が……!?私とそんなに歳が違わないのでは!?」

勇者「姫様を離せ」

魔王「やなこった!!」



70 名前:忍法帖【Lv=1,xxxP】[]投稿日:2011/11/04(金) 11:24:39.26 ID:wWuG4gDQ0
おれIDがDQwwww


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:27:49.11 ID:Z0brq4j60
勇者「なんだと……!?」

魔王「我は魔王。欲しい物は手に入れるのだ」

勇者「何故、堂々と姿を現した?」

魔王「ここでお前との力量の差を明確にしてやろうと思ってな!!」

勇者「面白い……」

魔王「ケツの青い小娘が!!我に敵うと思うなよ!!」

姫「おじさま……」

勇者「姫様を降ろせ……このままでは戦えない」

魔王「いいだろう」

姫「……」

魔王「(我が二歩後ろに下がったら勇者のほうへ駆けろ)」

姫「(おじさま……!?)」

魔王「さあ、こい!!」

勇者「はぁぁぁぁ!!」

魔王「ひぃ!!こわい!!思わず二歩さがっちゃったよ!!」


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:32:10.19 ID:Z0brq4j60
姫(うわぁ……演技下手……)

姫「―――勇者様!!」

勇者「姫様!!お怪我は!?」

姫「大丈夫です」

魔王「しまったー、姫ににげられたー、ここは退散だー」

勇者「魔王!!」

魔王「さらばだ。姫よ、達者でな」

姫「は、はい……ありがとう……おじさま……」

勇者「くそ……!!逃がしたか!!」

姫「勇者様……あの……」

勇者「ああ、すいません。えと……明日、国のほうへ私が責任をもってお送りいたします」

姫「はい……よろしくお願いします」

「すっげぇぇぇ!!!勇者さまが魔王の手から姫様を救ったぞ!!!」

「みんなに伝えろ!!!」

「勇者様はやっぱりすげー!!!」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:34:56.80 ID:RrKtMoj80
魔王語録

「閉店セールで100%オフだよ。得したね」

(くくく、これで勇者がどこにいったのか完璧に把握できるぞ)

「はぁ……はぁ……勝った!」

「だ、だれ?!」

「勇者はどこだぁ!!!はやくでてこいやぁぁ!!!」

「やなこった!!」

「ひぃ!!こわい!!思わず二歩さがっちゃったよ!!」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:36:43.23 ID:Z0brq4j60
―魔王城―

側近「魔王様、おかえりなさいませ」

魔王「ただいまーん!!」

魔王「疲れた」

側近「で、収穫は?」

魔王「全身ペロペロと排泄行為を覗かせて頂いた。余は満足じゃ」

側近「相変わらずのド変態ぶりに寒気がします」

魔王「褒めるな褒めるな!わはは!!」

側近「勇者は始末したのですか?」

魔王「なんで?するわけないだろ」

側近「え?」

魔王「いやぁ……可愛かったな。勇者。そうだ、粘土くれ」

側近「何をするんですか?」

魔王「勇者ちゃん1/8フィギュア作るわ」

側近「きめえ」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:42:32.07 ID:Z0brq4j60
魔王「キモイとはなんたる暴言だ!!」

側近「キモイものはキモイです!!おやめ下さい!!配下の者に示しがつきませぬ!!」

魔王「ばーか!!フィギュアに罪はない!!」

側近「人間を見本にした人形を魔王様が眺めるなど、言語道断です!!」

魔王「我は造詣が深いんだぁ!!」

側近「知りません!!」

魔王「側近の癖に口ごたえするとは……覚悟はいいか?」

側近「私とケンカするのですか?」

魔王「おぉ!!その通りだ!!」

側近「あーもう我慢できない。あんたのそのキモさには吐き気がするわ!!」

魔王「ふふん……ここでどちらが最強なのか……決めようか……」

側近「最強は魔王様でしょう」

魔王「そうか」

側近「いくぞ!!」

魔王「ぬえぇぇい!!!」



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:45:12.61 ID:Z0brq4j60
魔王「はぁ……はぁ……勝った」

側近「くそ……」

魔王「ほら、粘土を渡せ」

側近「……どーぞ」

魔王「よしよし」

側近「して、今勇者は?」

魔王「今頃は姫君を国へ送っているんじゃないかな?」

側近「そうですか」

魔王「体のラインは……こんなものかな?」

側近「……」

魔王「なんだ?」

側近「いえ……なにも」

魔王「やらんからな?」

側近「いりません」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:50:13.54 ID:Z0brq4j60
―王国―

勇者「ここが姫様の」

姫「はい」

「あ!!姫様だ!!!」

「本当だ!!姫様!!!」

姫「申し訳ありません!!皆様には大変なご心配をおかけしたと思います!!」

姫「ですがこうして私は無事に戻ってくることができました!!それも全てはこの隣にいる勇者様のおかげです!!」

「勇者様だって!?」

「あの!?」

「でも……まだ子どもじゃないか」

勇者「……」

姫「彼女は私と同じ歳にして、既に立派な騎士です!!偏見で物を言うのは控えてください!!」

勇者「姫様……」

姫「では、勇者様……城へ参りましょう?」

勇者「はい」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:54:16.91 ID:Z0brq4j60
―王城―

王「おぉぉ!!姫よ!!心配したぞ!!」

姫「……」

王「勇者殿……この度は我が娘を救って頂き感謝の言葉もない。この礼はたっぷりとしたい」

勇者「いえ……私はこれで」

王「な……もう行くのか?」

勇者「先を急ぐ旅ですので」

姫「あ……」

勇者「はい?」

姫「………いえ、御達者で」

勇者「はい」

姫(おじさまとの約束……破ってしまった……)

姫(ごめんなさい……でも……私は……)

姫(もう一度、おじさまに会いたい……)



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 11:58:42.21 ID:Z0brq4j60
―宿屋―

勇者(そういえば視線を感じなって久しい)

勇者(やはりあれは気の所為だった……?)

勇者「はぁ……」

勇者「まだ勇者らしいことはなにもできていない……」

勇者「あの魔王とも結局一太刀も浴びることも浴びせることもなかった」

勇者「私は……勇者……」

勇者「はぁ……」

勇者「――寝れない」

勇者(少し街を散歩しよう)

勇者(悪い癖だな……夜に色々と考えるのは)

勇者(仲間の一人でもいればよかったのかもしれないけど)

勇者「……」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:03:43.34 ID:Z0brq4j60
―夜 王城―

姫「……はぁ」

王「―――で、どうだ?」

姫(お父様!?)

側近「は……姫様がお戻りになられたことにより、若干の士気の低下が見られます」

王「魔王に攫われたということにしても、娘が戻れば弱腰になるか」

王「何たる腑抜けどもだ」

姫(お父様……!)

側近「世論も大きく反戦争に傾いています」

王「……ならばもう一度、姫を魔王に攫わせるか」

側近「王……」

王「我が国が魔王を倒せば近隣国に大きな顔ができる……その後にまっているのは統一だ」

側近「……」

姫(そんな……私、また犬に……!?)

姫(に、逃げないと……!!)


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:07:35.69 ID:Z0brq4j60
―街―

姫「おじさま……!!」

姫「おじさまの考えは正しかった……でも……帰ってくるのが早すぎた……!!」

姫「はぁ……はぁ……!!」

勇者「姫様!?」

姫「あ……勇者、さま……」

勇者「どちらへ?」

姫「あの……見逃してください……でないとまた犬にされてしまいます!!」

勇者「ど、どういうことですか?!」

姫「実は……あの……」

兵士「いたぞ!!」

勇者「!?」

姫「勇者様!!私を連れて逃げてください!!」

勇者「しかし……!?」

姫「お願いします!!」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:11:10.88 ID:Z0brq4j60
―魔王城―

魔王「できたぁー!!!!」

魔王「みろ!!このフォルム……美しい!!」

魔王「いやぁ……舐めながら勇者ちゃんの体は全部みたからな。この割れ目のところも……うひっひっひ」

側近「はぁ……」

魔王「なんだ?文句あんのか?完璧だろう?ほれほれ」

側近「瞳の塗りが甘いです」

魔王「え?そう?」

側近「20000Gで買いましょう」

魔王「ノンノン。25000Gだ」

側近「ぐぬぬ……!!」

魔王「む!!動いた……!!」

側近「どうかしましたか?」

魔王「勇者ちゃんが動き出したようだ」

魔王「ちょっと悪戯してくる!」


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:17:06.40 ID:Z0brq4j60
―村―

魔王「ブレスレットの反応はここのはずだが……ん?」

兵士「……」

魔王(やけに兵士が多いな……何かあったのか?)

魔王「すいません」

兵士「なんでしょうか?」

魔王「なんか物々しいですけど、事件?」

兵士「大事件ですよ。勇者が我が王国の姫君を誘拐したのです。我々は目下勇者の行方を追っているところなのです」

魔王「ほお!勇者が!?――酷い話ですねえ」

兵士「全くです。我々の希望となる者が大罪を犯すとは……嘆かわしい」

魔王「なるほど。ありがとうございました」

魔王(で、この村を探っていると……まだ見つかってはいないようだが)

魔王(しかし勇者ちゃんに姫君を誘拐する理由などあるのか……?)

魔王(いや、無いな。大方、姫の家出に付き合わされたとかそんなんだろ)

魔王(全く、少し考えれそれぐらいわかるだろうに……よし、我が勇者ちゃんを見つけるぞい!)



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:21:53.49 ID:Z0brq4j60
―地下―

姫「本当にここなら大丈夫なんですか?」

勇者「虱潰しに探されたら……終わりでしょうね」

姫「勇者様……」

勇者「ですが、姫様の話を聞いた後では流石にあの国王に返すことは気がひけます」

姫「勇者様……」

勇者「姫様……必ず私が……」

魔王「―――ここかぁ!!」

勇者「きゃっぁぁぁぁ!?!?!」

姫「あ!!おじさま!!!」

魔王「おお、姫ちゃんじゃないか。久しぶり」

姫「はい!おじさまこそお元気そうでなによりです!!」

魔王「まあ、一週間ぶりってとこか」

姫「私にとっては一日千秋の思いでした……」

勇者「姫様、離れて!!危険です!!」



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:26:57.26 ID:Z0brq4j60
魔王「こえぇ!!我、先端恐怖症なもんで、剣の切っ先とか向けないでくれるか?」

勇者「そ、それはすまない」

姫「勇者様!!この方は魔王ではないんです!!」

勇者「え……?」

姫「おじさまは私を救ってくれた恩人なのです!!」

勇者「恩人……?」

姫「はい」

勇者「本当?」

魔王「姫ちゃんが言ってるんだから信じられるだろ?」

勇者「ですが……」

姫「おじさま……」

魔王「おーかわいいのぉ……げへへへ」

勇者「汚らわしい!!離れろ!!」

魔王「おっと、嫉妬か。勇者ちゃんもかわいいのぉ。べろべろ」

勇者「うわっ!!なに顔を舐めてるんだ!!やめて!!!」




 
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:31:56.43 ID:ufZRLd1j0
勇者「うわっ!!なに顔を舐めてるんだ!!やめて!!!」

↑やめて!で素に戻ってるかわいい


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:32:48.14 ID:Z0brq4j60
勇者「くさ……」

姫「それにしても……どうしてここが?」

魔王「姫君に渡したブレスレットがあるだろ?」

姫「あ、これ……」

魔王「む?何故持っている?勇者ちゃんに渡してくれと言ったではないか」

姫「あ……えと……」

魔王「ははーん……そういうことか」

姫「え!?い、いや……別におじさまに会いたいからとか……おじさまの思い出に持っておこうとか……そんなんじゃあ……」

魔王「うっかり渡し忘れたのか!ふはははは!!よくあるよくある!!」

姫「あ、そ、そうですね……」

勇者「どうでもいいが……何が目的で現れたんだ?」

魔王「困っているのだろう?」

勇者「え?」

魔王「助けてやるぞ。勇者殿、姫君」

勇者「助ける……何故?」



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:37:07.30 ID:Z0brq4j60
魔王「理由は考えてなかったな」

勇者「怪しすぎる」

姫「勇者様、おじさまは信頼に足る人物です」

魔王「……うんうん」

姫「きゃぁ!?おじさま!?な、なに私のお尻を……?」

魔王「いいケツだな。勇者ちゃんといい勝負だ」

姫「……はい?」

勇者「おい」

魔王「冗談だ。それよりも早く脱出するぞ」

勇者「お前の手は借りない」

姫「勇者さま……」

魔王「では、攫って行こう」

勇者「なんだと!!姫に手を―――」

魔王「攫うのは勇者ちゃんだ!!」

勇者「ちょ!!どこさわって!!はなして!!」


 
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:42:14.99 ID:Z0brq4j60
姫「えぇぇ!?おじさま!!私は?!」

魔王「今、指名手配されているのは勇者ちゃんだ。故に勇者ちゃんを攫う」

勇者「ど、どういうこと!?」

魔王「これで勇者は実は魔王に攫われそうになっていた姫を助けようとして、逆に捕まってしまったという美談に変わるだろ?」

勇者「はぁ!?」

魔王「そうしたら勇者ちゃんがあのむさい兵士たちに追われることはなくなる」

姫「おじさま!私も攫ってください!!でないとまた犬に!!」

魔王「勇者が攫われたとなれば全ての民が怒りの熱を上げる。姫ちゃんが政治利用されることはないよ。安心おし!」

姫「おじさま……」

勇者「おろして!!」

魔王「やだね!!」

勇者「どこに連れていく気だ!!」

魔王「いいところに決まってんだろ!!――いくぞ!!」

勇者「どこよ、それ!?」

姫「ああ……おじさまー!!!」


150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:46:35.43 ID:Z0brq4j60
―村―

兵士「お、おい!!空を見ろ!!」

兵士「な、なんだ!?」

魔王「ふははは!!我は魔王!!姫君は手に入れそこなったが、勇者はこの手の内にある」

勇者「おろせー!!」

兵士「た、たいへんだ!!勇者様が捕まった!!」

兵士「魔王!!勇者様をどうする気だ!!」

魔王「飾る!!」

勇者「飾るって……」

魔王「まあ、悪い様にはせん。返して欲しかったら魔王の城までこい!!」

兵士「ま、まて!!」

魔王「さらばぁ!!」

兵士「消えた……?!」

兵士「お、おい……姫様を探すぞ!!」



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:52:39.42 ID:Z0brq4j60
―魔王城―

勇者「……」

魔王「あ、うごかないで」

側近「もっと……こう、ラインがでるよなポーズを」

勇者「お前ら……」

魔王「なに?」

勇者「何をしているんだ?」

魔王「我は造詣が深くてな」

勇者「知らん」

側近「折角、こんな美少女がここへきてくれたので形にして残そうかと」

勇者「だからそんな粘土遊びを?」

魔王「粘土遊びではないフィギュア作りだ」

側近「1/2にスケールの勇者フィギュアを作って儲けようかと」

魔王「売るのがダメなら我の観賞用として置いておくけど」

勇者「……勝手にしろ」



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 12:59:20.69 ID:Z0brq4j60
勇者「はぁ……」

魔王「溜息すると幸せが逃げるらしいぞ?」

勇者「殺すなら殺せ……それぐらいの覚悟はある」

魔王「殺すって……別に我にお前を殺す理由などないぞ?」

勇者「何をいっている……お前はこれまでに何人の勇者をその手にかけてきたと思っているんだ!!」

魔王「そんなの一々数えてないが?」

勇者「おのれ……!!」

魔王「そもそも我は人間に恨みを買うようなことはしておらんし」

勇者「ふざけるな!!貴様はこの世に生を受けて500年ときく」

魔王「え?もうそんなになるかえ?」

側近「まあ、そんなもんじゃないですか?」

勇者「それまでに我々人間の同胞を多く殺してきたのだろう?!」

魔王「確かに……殺した!!」

勇者「なら!!」

魔王「でも、謝らない!!悪いのは人間だからな!!」



167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 13:05:39.18 ID:Z0brq4j60
勇者「なんだと!!」

魔王「人間が悪いね!!」

勇者「おのれ!!」

魔王「だっていきなり領地をあけわたせーって言ってきたの人間だからな!!」

勇者「そんな話、信じられるか!!」

魔王「お前は何を教えられてきたかしらんが、我は生まれてこのかた侵略行為など一切、したことないぞ?」

勇者「なに……?」

魔王「我は自分の領地で満足しておる。そりゃ、中には我の手を離れてなんか好き勝手にやってる魔物もいるけどね」

勇者「なら……それはお前の侵略行為と受け取ってもいいんじゃないか?」

魔王「ウルフとかは自分の生き方を手に入れている。我に協力はしてくれても命令にはしたがってくれん」

魔王「顔を合わせればケンカばっかりだ。利害が一致せん限りは協力もしてくれんし」

勇者「うそだ」

魔王「魔王嘘つかないし!!」

勇者「嘘だ!!」

魔王「じゃあ、嘘だ!!」



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/11/04(金) 13:10:18.28 ID:Z0brq4j60
勇者「どっちなの?!」

魔王「どうせお前は魔王の言葉なぞ信じてはくれんだろう?」

勇者「それは……」

魔王「だから、今の話は全部嘘だ!!」

勇者「……」

魔王「っていったらさっきの話が勇者の中で本当のことになるから……」

側近「流石は魔王。聡明です」

魔王「でしょ?」

勇者「もういい……戦う意志はないってことだろう?」

魔王「微塵も」

勇者「ならいい……疲れた……はぁ……」

魔王「寝るか?寝室も用意しているぞ?」

勇者「……お風呂は?」

魔王「一緒に入る?」

勇者「入らないわよ……ふざけんな」


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[ 2012/02/11 17:43 ] 勇者「」or魔王「」 | TB(0) | CM(0)
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